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JFAアカデミー熊本宇城 アスレティックトレーナーによるレクチャーを実施
2018年10月02日
9月25日(火)、アスレティックトレーナーの前田弘さんに訪問していただき、「アスレティックトレーナーとして伝えたいこと」というテーマでレクチャーを開催しました。前田さんは日本代表チームのアスレティックトレーナーを務めており、選手たちはロシアで行われたワールドカップの話などを聞くことができる貴重な機会となりました。
JFAアカデミーでは、選手たちが世界で活躍する人間になるべく、サッカーはもちろんのこと、教育も重視し、社会をリードしていける真の世界基準の人材育成を目指しています。
指導現場でのトレーニングや選手育成に役立てることを目的に、JFAアカデミーのトレーニングや試合を見学し、技術的指導のスキルアップを図る「JFA公認指導者研修会 JFAアカデミー福島(10月26日(金)~10月27日(土)開催)」、「JFA公認指導者研修会 JFAアカデミー熊本宇城(11月29日(木)開催)」を開催します。受講希望の方はJFAWeb申請登録サイト『KICKOFF』よりお申し込みください。
JFA公認指導者研修会 JFAアカデミー福島(10月26日(金)~10月27日(土)開催)
詳細はこちら
JFA公認指導者研修会 JFAアカデミー熊本宇城(11月29日(木)開催)
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JFAアカデミー熊本宇城では現在2019年度入校生を募集しています。
詳細はこちらをご確認いただき、各締め切り日までにお手続きください。
【 応募締め切り日 】 | ||
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JFAアカデミー熊本宇城 | [2次免除対象者] | 10月31日(水) 15:00 |
講師コメント
前田弘 SAMURAI BLUE(日本代表)アスレティックトレーナー
宇城を訪れるのは2年ぶりです。その当時、入学間もない8期生の選手たちが最上級生になり、頼もしさを感じました。今回、日本代表はロシアワールドカップでベスト16に進みましたが、日本代表の選手たちはサッカーだけではなく人間性も一流の選手たちばかりであることを今回伝えに来ました。近い将来、JFAアカデミー熊本宇城から日本代表選手が出ることがあると思います。レクチャーを聞く姿勢、その真剣な眼は可能性を強く感じます。
アカデミー選手コメント
原口宗大 選手(8期生:中3/FCKマリーゴールド熊本)
僕は全治6ヶ月の怪我をしてしまい、現在リハビリをしているのでサッカーをできないことがとても辛いです。しかし、前田さんの話の中で、最高のパフォーマンスを出すには、セルフコンディショニングやパフォーマンストレーニングがとても大事だと分かりました。なので、復帰した時に最高のパフォーマンスを出すための土台となる部分をしっかり鍛えたいです。リハビリ中は、自分に足りないフィジカルを強化できるチャンスだと思うので、復帰に向けて努力を続けたいです。
鬼塚隼大 選手(9期生:中2/ブレイズ熊本)
僕は前田さんの話を聞いて自分の中でうまくいくプレーをするためには、自分の体を考えるセルフケアが大切だと思いました。どんなに上手い選手でも怪我をしていては決して上手いプレーはできません。なので、いつも自分の体をケアして練習や試合で100%の力を発揮したいです。そして良いサッカー選手のベースは人間性にあると聞いたので、自分がリハビリ中に助けてもらった仲間への感謝の気持ちを忘れず、責任ある行動ができるように普段の生活行動から見直したいです。
小園隼磨 選手(10期生:中1/鹿児島ユナイテッドFC U-15)
僕は前田さんの話を聞いて、夢を持つことはとても大事だと思いました。夢を持つことで、その夢に向かって努力することができるからです。ですが、夢を叶えるためには、日々の日常を変えなくてはなりません。人は90%無意識で生活していると聞き、日常がサッカーでのプレーにも出てしまうのだと考えました。僕は食事中にぼーっとしていたり、仲間との話に夢中になってしまい食べるのが遅くなるときがあります。このことがサッカーでの攻守の切り替えが遅い原因になっているかもしれません。まずは自分のできることから始め、食事に集中したり、仲間を大事にしたり、礼儀や挨拶もしっかりできるようにして、日常から行動を変えることで日本代表選手のようにサッカーのプレーだけでなく人間性も良くなるように努力したいです。