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JFAアカデミー熊本宇城 早川フィジカルフィットネスプロジェクトリーダーによる研修会を実施
2018年11月20日
11月13日(火)、JFAフィジカルフィットネスプロジェクトリーダーの早川直樹さんを講師に招き、「コアエクササイズ、ムーブメントプレパレーション」をテーマにしたトレーニングと「今できること」「セルフコンディショニング」と題したレクチャーを開催しました。
アカデミーの選手たちは、世界で戦う選手になるために今やるべきことは何かを実践し、セルフコンディショニングについても深く考える貴重な機会となりました。
また、当日は同会場にて早川さんを講師とした熊本県サッカー協会主催のリフレッシュ研修会も行われました。
JFAアカデミーでは、選手たちが世界基準で活躍する人間になるべく、サッカーはもちろんのこと、教育も重視し、社会をリードしていける真の世界基準の人材育成を目指しています。
また、JFAアカデミーでは、指導現場でのトレーニングや選手育成に役立てることを目的に、JFAアカデミーのトレーニングや試合を見学し、技術的指導のスキルアップを図る「JFA公認指導者研修会 JFAアカデミー熊本宇城【11月29日(木)開催】」を開催します。受講ご希望の方はJFAWeb申請登録サイト『KICKOFF』よりお申し込みください。
JFA公認指導者研修会 JFAアカデミー熊本宇城【開催日程:11月29日(木)】
「開催要項」詳細はこちら
講師コメント
早川直樹 JFAフィジカルフィットネスプロジェクトリーダー
今回の宇城への訪問は「JFAアカデミー熊本宇城への指導」、「熊本県サッカー協会のリフレッシュ研修会」と、とても充実したものとなりました。JFAアカデミー熊本宇城の選手には「今できること」と題し、サッカー選手のために必要な体力要素を、また日常のウォームアップエクササイズとして行っている「ムーブメントプレパレーション」への理解を深めてもらい、その後ピッチにて指導を行いました。加えて夕食後には「セルフコンディショニング」と題し、映像による代表選手からのメッセージを交えて、セルフコンディショニングの柱となる「食事」「水分補給」「睡眠」のそれぞれについて、なぜそれらが重要であるのかを学んでもらいました。リフレッシュ研修会では、育成年代での体力について、また日本選手の課題、強化ポイントを示し、実技ではムーブメントプレパレーションを体験していただきました。今回の訪問では、JFAアカデミー熊本宇城の選手、スタッフ、地域の指導者の皆さまとふれあい、とても有意義な時間となりました。また宇城を訪れたいと思います。本当にありがとうございました。
アカデミー選手コメント
杉野嵐 選手(8期生:中3/太陽スポーツクラブ熊本玉名U-15)
コアエクササイズ、ムーブメントプレパレーションのトレーニングでは、どの筋肉を意識するのか、そしてどの筋肉に力を入れて行うのか、どの動きにおいても正しい姿勢で行うことが重要であることを学ぶことができました。レクチャーは、セルフコンディショニングについての内容でした。セルフコンディショニングの基本である、食事、水分補給、睡眠、バランスの良い食事を摂ることで、さらに体を大きく成長させたいです。今回学んだことを、残りのアカデミー生活の中でも取り組もうと思います。
小鉄雄太郎 選手(9期生:中2/ロンドサッカークラブU-15)
先日、19年間日本代表に携わっていた早川さんから話を聞くことができました。体の軸のことやパワーを発揮するための意識の仕方など、自分が知らなかったことを知ることができたので、とてもためになりました。現在も日本代表として活躍している吉田選手の中学生時代の話では、スナックやジュースはいっさい摂取してないと言っていました。このことから僕は、他人がしていても自分の夢や成長のために必要なことを継続し続けることが大事だと思いました。だから僕も、食事を人よりたくさんとって、夢に少しでも近づけるように努力していきたいです。
大園治慈 選手(10期生:中1/福岡 BUDDY FC U-15)
世界で成功するためには何が必要なのかをレクチャーで聞くことができました。僕は、その中でも特に人間性を高めたいと思いました。そのために僕ができることは、誰にでも同じ態度で接することや、人が不快になるような言動、行動をしないことです。他には、人が面倒だと考えることに対して積極的に取り組むこと、例えば、練習で使ったコーンやマーカー、ボールの後片付けを積極的に片付けることだと思います。早川さんによると人間性を高める事ができれば、周りの人から信頼され、運が自分の周りにたくさん来るようになるということです。なので、人間性を高められるよう努力していきたいです。
リフレッシュ研修会参加者コメント
濵田 勇太 さん(熊本県から参加)
世界の舞台を長年経験されてきた方が、育成年代を指導している私たちにどのようなことを伝えてくださるのか、純粋に興味を持ち、今回のリフレッシュ講習会に応募させていただきました。日本がどのような要素では世界を上回り、どのような要素では世界に比べ下回っていたのか、ロシアでのワールドカップのデータを紹介していただき、実際に代表選手の方々が感じた生の声を伝えてくださったことは、非常に説得力のあるものでした。次の年代で必要になってくる要素の準備をしておくことは、今私たちが置かれている環境でもできることであり、日常でチャレンジしていきたいと思います。
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