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JFAアカデミー熊本宇城 「9期生に卒校証書を授与」
2020年03月17日
3月13日(金)、JFAアカデミー熊本宇城9期生(中3)が卒校しました。
アカデミーの選手が通う中学校も休校となり、それに伴いアカデミー生も帰省となり、アカデミー活動も休止しています。卒校式も中止となり、在校生や来賓の出席もありませんでしたが、保護者、スタッフに見守られ、規模を縮小して卒校証書の授与を行い、9期生15名が次のステージへと巣立っていきました。
井薫スクールマスターから、今後の活躍に期待を込め「アカデミーで教わった基本的なこと、基本が一番大事なこと、繰り返し身につけたこと、それらを次のステージで発揮することを楽しみにしています。」とエールを送りました。
選手コメント
安逹秀都 選手(9期生:中3/ソレッソ熊本)
アカデミーに入校して考えてプレーできるようになりました。
僕は、サッカーノートを3年間書いてきました。1、2年生の頃に書いたノートを見返すと、パス、コントロールなど、自分の1つ1つのテクニックに関することが多かったです。
しかし、3年生になってからはテクニックに関することに加えてボールを持っていない時の動きや、スペースを見つける、作り出す、ボールを持っている時にゴールを奪うために有効なプレーは何かなどを「考えてプレーする」ということに関する内容が多くなりました。このように考えてプレーできるようになったことでサッカーが更に楽しく、面白くなりました。でも考えを実行するためには、1、2年生の頃、サッカーノートに書いていた1つ1つのテクニックが大切だということに気づきました。
ヴィッセル神戸ユースでも考えてプレーし、それを実行するためのテクニックをさらに磨きます。
吉村怜雄 選手(9期生:中3/FCアラーラ鹿児島)
僕は小学生の頃から足が遅いです。他の人と同じタイミングで動き出してもほとんど勝てません。ですが、サッカーは同じタイミングで動き出す必要はありません。相手より先に動くことができます。先に動くといってもむやみに動くのではありません。そのためには予測が大事です。僕はこの3年間、常に周りの状況を観て、情報量を増やし予測することを意識してきました。予測するための情報量を増やせば増やすほどインターセプトする回数が増えたり、多く選択肢を持ったりできるようになり、足が遅くても余裕をもってプレーできるようになりました。これからは、さらに情報量を増やし予測の質を上げるとともに、走るスピードを速くする努力をし、プレースピードの速い選手になります。
迫大智 選手(9期生:中3/ルーヴェン福岡フットボールFC)
僕が夢を持つきっかけになったネイマール選手は、観客の想像を超えるプレーで見ている人達を楽しませ、僕に夢を与えてくれました。僕は夢を叶えるためアカデミーに入校しました。
3年間で、オフザボールの時、常に首を振り、周りの状況を把握し、選択肢を持って、判断しながら、チームの中で自分の武器であるドリブルをいつ、どこで、どのように生かしていくかを学びトライしてきました。次のステージでは、学んだことを伸ばしつつ、自分の武器であるドリブルを極めていきます。
そして、観客、選手の想像を超える発想と、絶対的な技術を身に付け、僕が夢を与えてもらったように、夢を与えられる選手になります。
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