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JFAアカデミー福島男子12期生 富士岡中学校を卒業
2020年04月06日
JFAアカデミー福島男子ジュニアユースの選手が通う御殿場市立富士岡中学校では、3月19日に在校生は出席せず規模を縮小した形で卒業式が挙行され、12期生(中3)の16名に卒業証書が授与されました。
この日をもって12期生のジュニアユース年代としての活動が全て終了し、4月からはユース年代という新しいステージに進みます。12期生は16名のうち14名がユースチームに内部昇格し、2名が自らの意志で外部進学することとなりました。
それぞれ進む道は違いますが、ジュニアユース年代に富士岡中学校で学んだことを忘れずに、次のステージに向けて準備をしていきます。
アカデミー生コメント
大間々和輝 選手(12期生:中3/JFAアカデミー福島)
今日、僕たち12期生は富士岡中学校を卒業しました。入学したときのことをまだ鮮明に覚えていて、3年間があっという間だったと感じています。
中学校生活で印象に残る出来事が多かったのは3年生の1年間でした。修学旅行では、消灯時間後にみんなでトランプをしたり、色々と話したりするなかで、仲間の普段とは違う一面を知ることができ、絆が深まったと思います。富陽祭(体育祭・文化祭)では中学校生活最後ということもあり、クラスの仲間と一緒に全力で楽しむことができました。体育の部で披露するカラーパフォーマンスという応援演技では、先生にアドバイスをもらったり、助けてもらったりしながら、仲間たちと素晴らしいものを作り上げることができました。時には仲間と意見がぶつかることもありましたが、そういった過程があったからこそ、最高のパフォーマンスができたのだと思いました。
3年間の中学校生活で僕自身が学んだことは、何か大きなことをやり遂げるために、仲間と協力する「大変さ」と「大切さ」でした。そして難しいことを成し遂げたときの感動は、心に残るものでした。自分はアカデミーでユースに上がりますが、その心に残ったものを大切にし、高校生活も頑張っていきたいです。
芦田悠真 選手(12期生:中3/JFAアカデミー福島)
僕が過ごしたこのアカデミーでの3年間の生活は、とてもとても濃い日々でした。
不安な気持ちが大きかった入校時。最高の仲間とスタッフのおかげですぐに慣れることができ、楽しい日々が始まりました。1年生の時はサッカーの基礎を身体に染み込ませるために、藤代隆介コーチとともに厳しい練習に励みました。2年生になり、後輩ができ、中堅学年としての行動も求められるようになりました。毎日しっかりと時間を守り、規則正しい生活を送れるように努力しました。3年生の時は、心に残ることがたくさんありました。新しく担当となった吉武博文コーチとの質の高いトレーニングやドイツ遠征など、普通の中学生では経験できないことを多く経験しました。
中学校での生活では、アカデミー以外の友達と一緒に勉強をしたり、休み時間に遊んだり、何気ない日常ですが、本当に楽しく過ごすことができました。先生には悩みを相談したり、楽しい時には一緒に笑いあったり、盛り上がったりと良い思い出で溢れています。
そしてこの3年間で、学んだことは数え切れないほどあり、経験したものは一生の宝物になると感じています。この3年間積み上げたものを活かして、次のステージで活躍したいと思います。JFAアカデミー福島に入れたこと、過ごした日々を誇りに思います。
有馬昇永 選手(12期生:中3/JFAアカデミー福島)
このような素晴らしい環境の中で生活、そしてサッカーができたことは自分にとって良い経験となりました。
アカデミーに入った時、自分のサッカーの「できなさ」を痛感し、1年生から本気で「世界」を目標に頑張ってきました。日常の練習以外でも、空き時間やオフの日は自主練で自分の足りないところを改善できるように、良いところをより伸ばすように努力しました。
日々のリーグ戦や全国大会、海外遠征など多くの活動のなかで、チームとしても個人としても、オンオフ両面で成長することができました。最後の3年生の時には、自分たちが目標としていた結果にはたどり着くことができませんでしたが、悔いなく自分たちのサッカーをやり抜くことができました。
中学校での3年間は、たくさん行事を通して、クラスのみんなと団結し合えたこと、感動し合えたことが心に残っています。特に最後の富陽祭は、カラーリーダーを務めて、後輩をまとめるのが大変でしたが、自分たちの本気の姿を見せたらみんながそれに応えてくれたのが一番嬉しかったです。
このアカデミーで過ごした3年間で積み上げてきたものを忘れずに、新たな舞台で飛躍していけるように変わらず努力していきます。