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U15GK取り組み・GKミーティングについて 〜JFAアカデミー福島男子 スタッフ通信Vol.33

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2020年09月16日

U15GK取り組み・GKミーティングについて 〜JFAアカデミー福島男子 スタッフ通信Vol.33

JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。
JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。今回JFAアカデミー福島男子のレポートを担当するのは高原寿康GKコーチです。

最近の中学生の活動について

JFAアカデミー福島U15GKコーチの高原寿康です。JFAアカデミー福島に来て2年目を迎え、昨年に引き続きU15のGKを担当しています。今回は私が担当するU15GKの取り組みについて紹介します。
本来ならば夏休みに13期生(中3)はヨーロッパ、14期生(中2)は東南アジアに海外遠征という貴重な経験を積めるのですが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響により中止になりました。
U15・U13が参戦する東海リーグも1回戦制になり、U14が参戦する静岡県TOPリーグは2月に開幕していましたが中断して、8月から再開してこちらも1回戦制になり公式戦の試合環境が少なくなってしまいました。選手たちにはこういう状況でもサッカーができること、試合ができることに感謝してプレーしてほしいと伝えています。
15期生(中1)は入学して間も無く非常事態宣言が発令されて、4月中旬から5月下旬までの期間、活動停止し、全選手帰省となりました。
アカデミーの寮での生活のリズム、中学校での生活ができないまま帰省となり、帰寮してからも感染防止対策などで大変ですが、徐々にアカデミーや中学校の生活にも慣れてきて、夏以降の更なる成長に期待したいと思います。

GKミーティングについて

JFAアカデミー福島では、ユース・ジュニアユースそれぞれのカテゴリーでのGKミーティング・選手個人との試合映像の振り返りミーティングや、加藤好男GK統括コーチのもとユースGKとジュニアユースGKの合同ミーティングを実施しています。
合同ミーティングでは『GKとは』から始まり、U15/U18で達成しておきたいGK像を加藤好男コーチに話をしてもらいました。技術面・戦術面はもちろん、フィジカル面(身体組成)・心理面・社会性などのGKにとって重要な話をしてもらい、選手同士でのディスカッションでは、ユース選手のGKとしての立ち居振る舞いや自分の意見を発表する姿など積極的な姿勢に刺激を受けています。

8月より公式戦開始

8月から公式戦がスタートしました。その中で選手に伝えていることは『失点しても下を向かない』ということです。GKはメンタル(心理状況)がプレーに影響することが大きいポジションだと思います。アカデミーのフィロソフィーでもある常にポジティブな態度で何事にも臨み、自身に満ち溢れた立ち居振る舞いをしてほしいです。
たとえ自分がミスをして失点しても、堂々と次のプレーをしてほしい。弱気にならずに反省するのは試合後で試合中は次のプレーの事を考えようと選手には伝えています。そして試合後にGOOD(良かった点)/BAD(改善点)/NEXT(次に同じような場面ではどうする)を選手自身が考えて、コーチと試合映像での振り返り(ディスカッション)をして次の試合への準備をしていきます。
日々トレーニングを積み重ね、ゲームで選手の力が発揮できるようにサポートしていきたいと思います。

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