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JFAアカデミー熊本宇城 10期生が鹿児島に遠征

2021年03月04日

JFAアカデミー熊本宇城 10期生が鹿児島に遠征

JFAアカデミー熊本宇城10期生(中3)は2月23日(火・祝)、鹿児島に遠征しました。
午前中は知覧特攻平和会館を訪れ、あらためて世界平和の大切さ、日々の生活の中での感謝の気持ちを持つことの大切さを感じました。午後から鹿児島実業高校、FC KAJITSU U-15とのトレーニングマッチを行いました。

アカデミー生コメント

大園治慈 選手(10期生/中3/福岡 BUDDY FC U-15)
知覧特攻平和会館に行って感じたことは、特攻するということの怖さ、特攻で亡くなった人たちが残した遺書の美しさ、今の日本の平和のありがたさです。僕は死ぬのが怖いです。自ら特攻を志願する人や、明日死ぬと分かっていても笑顔でいられる特攻隊の人たちが凄いと思いました。僕には絶対にできないと思います。遺書が美しいと思ったのは字が綺麗だったということもありますが、自分のことより相手を思う気持ちが強く、思い残すことや書きたいことはたくさんある中で難しい言葉は使わず、短い言葉でシンプルに書かれていたからです。中には俳句にして遺書を残した人たちもいました。
このように展示してあるものを見て、今僕たちは日本で平和で幸せに暮らしているのだと改めて思いました。しかし、世界の様々な国では、紛争が起きていて僕たちより年下の子どもたちが銃を持って戦っていると社会の授業で学びました。今の平和な日常が続くとともに世界中が平和になってほしいと思いました。

宮原光輝 選手(10期生/中3/UKI-C.FC)
知覧特攻平和会館に展示してあった写真に写っている特攻隊員の表情がとても心に残っています。それは、明日出撃することがわかっているのに笑顔だったからです。僕が同じ立場に置かれたら笑顔なんて絶対できないし、誰とも話ができなくなると思います。そんな特攻隊員も夜になると声をころし泣いていたと聞き、やっぱり出撃することは辛いし、悔しいし、死にたくないと思うのが普通だと思いました。そんな中、笑顔で振る舞い、親に感謝の手紙を出して飛び立った特攻隊の人たちはとても心が強く、堂々としている人たちだったのだと思いました。
講話の中で明日を生きようと思っても生きることができず大勢の若者が亡くなっていった時代があったことを聞き、僕はそのことを心に留め、今の日本がどれだけ幸せで安全かを改めて実感し、日々感謝して生活していこうと思いました。

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