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JFAアカデミー熊本宇城 10期生の卒校式を開催

2021年03月22日

JFAアカデミー熊本宇城 10期生の卒校式を開催

3月12日(金)、JFAアカデミー熊本宇城10期生(中3)の卒校式を実施しました。
今年度の卒校式は新型コロナウイルスの影響により規模を縮小しての開催となりましたが、卒校証書の授与を行い、保護者、スタッフに見送られて10期生16名が次のステージへと巣立っていきました。井薫スクールマスターは卒校生たちの今後の活躍に期待を込め、「アカデミーで仲間と力を合わせて過ごした日々は必ずこれからの力になる。それらを次のステージでも発揮することを楽しみにしています」とエールを送りました。

JFAアカデミー熊本宇城 10期生 進路先一覧

選手名出身地進路先
岩永 創太 熊本県 アビスパ福岡U-18
大園 治慈 福岡県 飯塚高等学校
大平 爽哉 長崎県 宮崎日本大学高等学校
小園 隼磨 鹿児島県 鹿児島実業高等学校
鈴木 佑理 宮崎県 宮崎日本大学高等学校
武生 響 大分県 高川学園高等学校
竹下 悠 福岡県 東福岡高等学校
田鍋 宏弥 福岡県 高稜高等学校
田丸 太陽 鹿児島県 JFAアカデミー福島
長野 神武 宮崎県 中央学院高等学校
林 晃希 鹿児島県 JFAアカデミー福島
廣重 温人 熊本県 熊本国府高等学校
松尾 健太 福岡県 アビスパ福岡U-18
宮原 光輝 熊本県 ロアッソ熊本ユース
吉田 嵩之介 佐賀県 佐賀県立佐賀東高等学校
余田 碧 熊本県 JFAアカデミー福島

卒校生コメント

岩永創太 選手(10期生/中3/UKI-C.FC)
この3年間で、自分の力を最大限に発揮するために大切な2つのことがわかりました。
一つ目は、仲間と競い合うことです。僕がナショナルトレセンに参加した時、自分より上手な選手とサッカーをすることはとても楽しく、ワクワクしました。そんな選手たちと勝ちたい思いをぶつけ合ってプレーすることで互いにいいプレーを引き出すことができました。二つ目は、考え、判断してプレーすることです。僕は状況を見ずに慌ててプレーすることがあります。それでは良いプレーができなかったので、頭の中を整理するためにサッカーノートを書きました。すると判断するための材料が整理され、プレーがしやすくなりました。
これからはアビスパ福岡U-18で自分より上手な選手と競い合いながらサッカーをします。その中で考えてプレーをし、自分の力を最大限に発揮します。そして、高いレベルでも戦っていける選手になります。

大園治慈 選手(10期生/中3/BUDDY FC)
僕にはプロサッカー選手になるという夢があり、その夢に近づくためにこのJFAアカデミー熊本宇城に入校しました。ここでの生活は、毎日朝起きて学校へ行き、学校から帰ってきて練習をして、練習後にお風呂、ご飯、勉強を終え就寝するという日常が当たり前でした。しかし、そんな日常が当たり前ではない出来事が起こりました。新型コロナウイルスの影響で昨年3月から学校やアカデミーが休校となり、サッカーができなくなりました。
休校明けのアカデミーでは、感染予防対策として生活する場所が変わり、新しい生活様式に変わって元の日常に戻られなくなりました。そんな1年を過ごした僕たちは先日、知覧特攻平和会館に行きました。ここでも日常が当たり前じゃないことに気付かされました。それは、僕たちと同じくらいの年で特攻を志願し、亡くなった人たちがいたことです。生きたいと思っても生きることができず、夢を持つことさえもできなかったのです。
新型コロナウイルスで大変な1年だったけど、夢を持つことができることに感謝し、夢を叶えることができるよう頑張ります。

松尾健太 選手(10期生/中3/アビスパ福岡U-15)
3年間で学んだことは継続することの大切さです。中学2年生の時、同年代の全国トップレベルの選手が参加するナショナルGKキャンプに参加しました。キャンプでは、GKのテクニックの基礎基本の練習を中心に行われました。その中のキャッチの練習ではほぼミスがありませんでした。それは、1回でキャッチすることの大切さをアカデミーで学び、何回も練習することを継続してきたからです。だから自信を持ってプレーできるようになりました。
また同時に課題も見つかりました。それは相手の状況を見てポジションをとることです。相手の状況に合わせて準備をし、基礎基本を生かすための練習に取り組み、より良いプレーができるようにしたいです。これからも自分の苦手なことに取り組むことを継続し、課題を一つ一つクリアして、チームを勝たせるGKになります。

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