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JFAアカデミー福島 入校式を実施
2023年04月13日
4月6日(木)にJヴィレッジにて、JFAアカデミー福島男子18期生の入校式が行われました。来賓の方々や保護者、在校生に祝福され、18期生男子の18名が入校しました。
宮本恒靖専務理事、福島県副知事 鈴木正晃様、広野町町長 遠藤智様、福島県サッカー協会会長兼JFAアカデミー福島スクールマスター 菅野貴夫様からのお祝いの言葉に加え、SAMURAI BLUE(日本代表)森保一 監督からビデオメッセージをいただきました。多くの激励に対し、18期生18名が一人ひとり決意を述べました。新入生はこれからの3年間の寮生活で、自分の夢に向かって日々努力をしていきます。
決意表明
泉谷虎太郎 選手(男子18期生/中1)
「創造」
僕が考える創造とは、0から何かを創り上げることだと思います。僕は世界でいちばんのFWになり、ワールドカップで得点王、優勝を成し遂げることが夢です。その夢を叶えるために、今の自分にはない、どんな場面でもポジティブな態度で何事にも臨めるメンタル、どんな状況でもゴールを決めることができる技術、そして怪我をしない身体や身体づかいをこの3年間で創り上げていきます。また、サッカー以外の場面でも優先順位を考えて行動することや整理整頓など、今の自分ができていないことを創り上げていきます。
塩澤脩 選手(男子18期生/中1)
「責任」
私は、このJFAアカデミー福島で「成長」、「自立」することを約束します。そのために次のことを実行していきます。
サッカーをできることに感謝して何事にもポジティブに取り組みます。行動一つひとつに責任を持ち、諦めないで最後までやり遂げます。アカデミー生として責任を持って振る舞い、仲間を信頼し、夢に向かって挑戦し続けます。
ダボ アブドゥライ パピー 選手(男子18期生/中1)
「自由」
僕の夢はプロサッカー選手になることです。フィールドでは自由にプレーを判断することができます。創造力を豊かに、みんなを驚かせる選手になりたいです。そのために、足元のテクニックを磨き、判断したことが不自由なくプレーできるように毎日努力を重ねます。
在校生歓迎の言葉
菅原拓斗 選手(男子17期生/中2)
18期生の皆さん、ご入校おめでとうございます。僕たちJFAアカデミー福島は広野町の皆様をはじめとし、たくさんの人々に支えられて御殿場から福島に戻り、3年目を迎えられました。僕も1年前、みなさんと同じところに期待と不安を抱えて、ワクワクした気持ちで座っていました。今日からみなさんはアカデミー生として、五訓やフィロソフィーを胸に日々の生活に取り組みます。そんな皆さんが毎日ここで充実した日々を送れるよう、僕が去年アカデミー生として寮生活をしてみて大切だと感じたことを2つ伝えます。
1つ目は目標をぶらさず常に向上心を持つことです。僕にも、欧州のトップレベルのクラブでプレーし、チャンピオンズリーグで活躍し、支えてもらった人や小さな子どもたちに夢や元気、そして希望を与えるという夢があります。夢を追いかけていく上で必ずそれを阻止しようとしてくるたくさんのドリームキラーと立ち向かうことになります。ドリームキラーとは目標を語ると「どうせ無理だ」、「その目標は叶わないよ」と言ってくる人や、そう思ってくるような立ちはだかる壁のことです。僕も去年、たくさんのドリームキラーと出会いました。その度に「何くそ」、「見返してやるぞ」と思い、そう言わせないように僕は何事も人より上回ること、昨日の自分よりも成長するように意識し、たくさんのことにトライしてきました。皆さんもこれからたくさんのドリームキラーと出会うかもしれません。一回ダメだったからといって挫けて目標を見失うのではなく、どんな状況においてもポジティブに変換させ何度もトライしてください。そうすればこれまでのドリームキラーはドリームサポーターになり、それが僕たちの目指す真のエリートに繋がってくると思います。
また、人にただ付いていくのではなく、すべて自分がリーダーとなってやってやるという気持ちを持って生活してください。ここはでご存知の通りオン・ザ・ピッチ、オフ・ザ・ピッチどちらも良い環境で過ごせます。オン・ザ・ピッチではたくさんのスタッフの方々が丁寧にアドバイスをしてくださり、寮からすぐのグラウンドでプレーできます。オフ・ザ・ピッチでは練習後すぐに温かいお風呂に入れて栄養満点の食事が取れます。環境が良いからといって甘えてしまうと自分の成長スピードは上がりません。僕は自分の成長のために環境の良さを生かし、自由時間にここでしかすることのできないチームメートと意見をぶつけ合うことをしています。どうしたらうまくいくのかをその度その度にジャッジしながら行動してください。
2つ目は仲間やサポートしてくださる人を大事にしてください。サッカーはもちろん一人ではプレーできません。共に戦ってくれる仲間、レフェリー、対戦相手、運営してくださる人々がいるから全力でプレーできます。また、ここに入校できたのはお家の方々の協力があるからです。そんな方々へ素直な心を持ち、その感謝をプレーで伝えてください。仲間は常に切磋琢磨できる良きライバルです。うまくいかない時は共に助け合ってください。
初めの頃はこれまで家族にやってもらっていた洗濯など部屋の整理整頓がうまくいかず、困ると思います。困っても一人ではありません。先輩やチームスタッフが全力で皆さんをサポートします。今日から僕たちと共にそれぞれの夢に向かって一緒に歩んでいきましょう。
JFAアカデミー福島は、スポーツ振興くじ助成金を受けて実施しています。
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