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JFAアカデミー堺 J-GREEN SAKAI Lady's Festival U-15に参加
2019年02月07日
1月26日(土)と27日(日)の2日間、J-GREEN堺にて、毎年恒例の「J-GREEN SAKAI Lady's Festival U-15」が開催されました。
この大会は、JFAアカデミー堺の活動の拠点である同施設が毎年この時期に主催しているもので、週末帰省型のJFAアカデミー堺にとっては、チームとして参加する唯一の大会です。普段はチームとして公式戦に出場することはありませんが、所属チームの協力、理解のもと、「JFAアカデミー堺A」「JFAアカデミー堺B」の2チームに分かれて出場しました。
大会1日目の予選リーグでは、Aチーム、Bチーム揃ってすべての試合で勝利し、翌日の上位トーナメント進出を決めました。中学3年生を中心としたAチームは、準決勝、3位決定戦ともにPK戦の末敗れ4位で大会を終えました。それでも3年生(5期生)選手たちは、3年間寮生活を共ににしてきた仲間と試合に出場できた充実感に溢れていました。Bチームは、上位トーナメント1回戦で敗れたものの、その後の順位決定トーナメントでは2連勝し、5位で大会を終えました。
アカデミー生コメント
朝倉加奈子 選手(中3:5期生/岡山湯郷Belle Espoir)
楽しみにしていたJ-GREEN SAKAI Lady's Festival U-15に参加しました。ここで優勝したいと思って、これまで練習を頑張っていました。私は去年のこの大会で、試合が始まってすぐに怪我をしてしまい、ほとんど出場できませんでした。3年生になってからは、怪我をしない体作りをしてきましたし、ケアを入念に行ってきました。優勝したい気持ちが強い分、負けたらどうしようという不安もありました。しかし、試合前にみんなでミーティングをして、「パス・コントロールの質」「ポジティブな声かけをしよう」「前線からプレッシャーをかける」など、具体的に意見を出し合ってイメージを共有し、試合に臨みました。しかし、結果は4位で、優勝することは出来ず、これは自分たちの力不足ということだと思います。レベルアップするために課題を改善することが必要です。卒校前に、5期生がみんな揃って大会に参加できてとても楽しかったので、見つかった課題は残りわずかとなったアカデミー生活で見つめ直し、みんなと一緒に有意義に過ごしたいです。
田中晴菜 選手(中2:6期生/FC BASARA甲賀レディース)
私は、昨年のこの大会の時には怪我をしていて試合に出ることができなかったので、今回が初めての参加でした。私は、Aチームのメンバーに選ばれましたが、3年生の足を引っ張ってしまわないかと思って不安でした。試合中も緊張していたのですが、準決勝の試合では、先輩からもらったパスからゴールを狙って、先制点を決めることができました。ゴールが決まった瞬間は、みんなが喜んで寄ってきてくれて、一緒に笑顔で喜ぶことができたのでとても嬉しかったです。でも、その後追いつかれてしまい、PK戦で負けてしまいました。悔しくて涙が止りませんでした。それでも3年生は「大丈夫」と優しく声をかけてくれたので、「次の試合も頑張ろう」と気持ちを切り替えてました。
次の試合は、私はベンチから応援しました。先輩たちは失敗を恐れず前向きに戦っていて、すごいなと思いました。優勝を目指していたので、2日間の大会の結果は残念な気持ちがありますが、Aチームとして3年生と一緒に試合に出ることができて、緊張もしたけどとても楽しかったです。得点を決めてまわりが喜んでくれたことなど、自信を持てたこともあったので、これからも前向きに頑張っていきたいです。そして、来年は優勝したいと思います。
正木美里 選手(中2:6期生/Atletico FeminA)
私は、JFAアカデミー堺Bチームとして、大会に参加しました。チームとして参加できるのはこの大会だけなので、私だけではなくみんながとても楽しみにしていました。私は、Bチームとしての出場で、Aチームに入れなかったことが最初は少し残念でしたが、1年生を引っ張って、上級生として頑張ろうと思いました。そしてBチームのキャプテンを任されました。キャプテンをするのは正直不安がありました。キャプテンマークを巻いているのに試合中に失敗したら目立つと思ったからです。だからとても緊張していましたが、自分なりに精一杯頑張ろうと思いました。
1日目の予選リーグで全勝することができて、上位トーナメントに進むことができました。2日目のトーナメントはひとつひとつの試合にとても緊張感がありました。1回戦はJFAアカデミー今治Aとの試合で、相手は3年生中心のチームでしたが、積極的に攻めていきました。しかし、なかなかシュートが打てず1本のカウンターで失点してしまい、負けてしまいました。試合が終わった後、悔しくて泣いているチームメイトもいましたが、私は次の試合もあったので気持ちを切り替えないといけないと思いました。だから、私を含めた2年生を中心に、1年生に前向きな声をかけて励ましました。その後の2試合は、すべて勝つことができました。2日間キャプテンとして、プレーで引っ張ることができていたかはわかりませんが、チームに前向きな声をかけることはできたと思います。一緒に頑張ってくれたみんなに感謝しています。
森のの子 選手(中1:7期生/NGUラブリッジ名古屋Jr.ユース)
私はJFAアカデミー堺Bチームとして出場しました。1日目の予選リーグでは、得点を決めることができ、チームは1位通過で上位トーナメント進出を決めました。2日目もチームに貢献できるように頑張って、優勝したいという気持ちで臨みました。でも1回戦で負けてしまって、私はとても悔しくて、落ち込んでしまいました。振り返ると、自分のミスから失点したと思ったからです。とてもネガティブになって次の試合に向かう準備ができませんでした。しかし、2年生の先輩たちは、「次の試合があるから切り替えよう」とポジティブな言葉で励ましてくれて、頑張らないといけない、と思いました。そして、次の試合で私はゴールを決めることができました。先輩たちがチームをポジティブな気持ちに切り替えてくれたことで、このように勝つことができたし、私も少しでもチームに貢献できたかなと思って嬉しかったです。これからも毎日練習して、来年は優勝したいです。
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