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JFAアカデミー堺 1学期の活動を振り返って
2019年07月29日
4月に入校した8期生(1年生)は、初めは慣れない寮生活に戸惑いながらも、先輩にアドバイスをもらったり、仲間で協力しあって一生懸命活動に取り組んでいました。中学校では初めての校外学習があり、クラスの仲間との親睦を深めた様子でした。入校したばかりのころは何事にも緊張していた8期生(1年生)ですが、1学期終盤の頃には寮内に笑い声が響き渡るほど元気いっぱいに過ごしていました。
7期生(2年生)と6期生(3年生)は、7月3日(水)にU-14中国女子代表チームとトレーニングマッチを実施しました。同年代の海外の代表チームと対戦できる貴重な機会に、選手達は高いモチベーションで挑み、工夫してボールを奪いながら果敢にゴールを狙いました。
また、6月7日(金)から7月7日(日)にかけて開催されたFIFA女子ワールドカップフランス大会期間中は、毎日のようにテレビの前に集まって世界トップレベルの試合を観戦する様子が見られました。
週末帰省型のJFAアカデミー堺は、中学校の夏休み期間に合わせて、長期帰省となります。約1カ月の間、所属チームでの活動に専念します。2学期に成長した姿で再会できるよう、それぞれ目標を持って夏休みを過ごします。
JFAアカデミーでは、現在2020年度入校生を募集中です。
詳細はこちらをご確認いただき、各締め切り日までにお手続きください。
アカデミー生コメント
田中晴菜 選手(中3:6期生/FC BASARA甲賀レディース)
1学期は、左右両方質の高いキックができるようになることを目標にして練習に取り組みました。左足で蹴ることが苦手ですが、練習後に自主練を重ねていくうちに少しずつ上手く蹴ることができるようになってきました。1学期の間に、高校生と練習試合をする機会が何度かありましたが、左足のシュートで点を決めることができた時もあり、目標を具体的に持って取り組んでいくことは大事だなと思いました。
7月に行ったU-14中国女子代表チームとのトレーニングマッチでは、初め相手のスピードがとても速くてついて行けませんでした。しかし、なんとか改善しようと相手の動きを予測して自分が動いたり、球際を強く行くことで、インターセプトできるようになりました。これからも目標をしっかり立てて、達成できるように頑張っていきます。
西嶋桃花 選手(中2:7期生/RESC GIRLS U-15)
8期生が入校してきて、私は中学生になって初めて先輩という立場になりました。最初は後輩がいるということに慣れませんでしたが、たくさん話をして必要なことを教えることができました。サッカーのトレーニングでは、高校生やU-14中国女子代表チームを相手にたくさん試合をしました。身体の大きい相手に対してどう対応するのかを考えながらプレーできました。そうした中で、ラスト10分の集中力を高めるという課題を見つけました。試合で見つけた課題を改善しようと、一日一日の練習に全力で取り組むことができました。
生活面では、運動で失った栄養を摂るために、夕食では毎日ご飯を2杯以上食べるようにしました。夏休み中には、ロングキック、パス、コントロールの質を高めること、暑さに負けない強い身体を作ること、を意識して取り組みたいと思っています。2学期に、成長したと思ってもらえるようなプレーができるように、努力します。
堤日香梨 選手(中1:8期生/バニーズ京都SC flaps U-15)
私は、JFAアカデミー堺に入校する前は「楽しそうだな」と思っていたけれど、入校して寮生活が始まると、思っていたよりも大変なことがたくさんありました。それは、朝の起床時間が小学生の頃よりも早くなることや、家族以外の友達と一緒に生活をすることや、食事の量が多いことです。寮生活のリズムに慣れるまでは苦戦しました。しかし、トレーニングで本格的にゴールキーパーコーチに教えてもらうことができて、とても嬉しいです。細かいポジショニングや構えのタイミングを教えてもらうことができ、守備範囲が広がってきたように思います。私は、まだ足もとの技術が足りないので、夏休み中に左足のキックを練習して、上達したいです。先輩たちよりも上手になれるように、これからも頑張りたいです。