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10期生USA CAMP(その1)~JFAアカデミー堺ダイアリー~
2023年02月03日
待ちに待った、JFAアカデミー堺のUSA CAMPの再開です。
コロナウイルス蔓延の影響でここ2年はやむを得ず見送ってきましたが、世の中の状況が落ち着き、ようやく再開に辿り着きました。
今月下旬には卒校を間近に控えた9期生が遠征することになっていますが、それより一足先に10期生11人が、2月1日に伊丹空港からサンフランシスコに向けて出発しました。J-Green SAKAI FESTIVALが終了した直後の水曜日の出発ということでやや忙しいスケジュールとなりましたが、そんな中でも選手たちは体調不良者、怪我人ともにゼロ。全員がコンディション万全で出発日を迎えることができました。
1期生の時からこの遠征をコーディネートしてくれている、Bay Area Surfコーチのヨバンさんのサポートのもと、今回も女子チームの家族にホームステイを受け入れてもらうことになっています。ホームステイを知っている先輩と重なったことがない10期生にとって未知の世界で、初めはやや不安な様子もありましたが、みんな遠征が近づくにつれ、気持ちが昂って楽しみにする声が多くなってきました。
今回は例年と異なり伊丹空港からの出発。家族やスタッフに見送られて伊丹を立ったあとまず国内線で成田に向かい、そこからサンフランシスコへの直行便に乗ります。成田空港着陸前は強風の影響で信じられないほどの揺れも経験しましたが、それ以外は概ね順調な滑り出し。
初めての換金。@成田空港
JALの客室乗務員さんから「遠征頑張ってくださいね」と激励を込めてお揃いのストラップをいただきました。
こうして、9時間半のフライトののち、現地時間の午前10時半、ついにサンフランシスコに到着。
空港では、ヨバンさんとケンさん、リッキーさんがみんなを迎えてくれました。黒田がはじめの挨拶をして、いよいよ現地スケジュールのスタートです。
まずは、チェックインまでの時間を使ってランチタイム。いろんなジャンルのお店があったものの、迷ったあげく結局全員がハンバーガーを選択(笑)。ひとまず本場のそれを経験したかったのでしょう。
一人ひとり、英語での注文に初挑戦。頼んだはずのないものが入ってた人もいましたが、なんとか無事ミッションクリア!
天気も良かったので、屋外でみんなで食べました。
次に、日本で待ってくれている家族やお世話になっている人にエアメールを送るため、葉書屋さんに。
外から見るとただの事務所のような建物の奥に入っていくとそこには驚くほどの種類の葉書が。年代やテイストも様々。送る相手のことを考えながら、みんな思い思いに記念の一枚を選びました。
チェックインの後は、ホテルの周りを少し散歩して、再び近くのレストラン街へ。夕食を食べたりテイクアウトで買ったりしてリラックしたのち、ホテルに戻りました。
ここまでは普通の観光とそんなに変わりませんが、明日からはいよいよサッカーも始まり、午後には合同TRが行われます。
移動の疲れをしっかり取って、これから一週間、On the PitchでもOff the Pitchでもポジティブな態度で多くことにチャレンジしてほしいです。
丸山夢
10期生のみんなが楽しみにしていたUSA CAMPの1日目が終わりました。2日目からは早速トレーニングが始まります。そんな3年間で一度しかない行事で私が頑張りたいことは、コミュニケーションをとることです。USA CAMPの間、ホームステイさせていただきます。自分自身は英語が苦手で分からないことだらけだけど、それでも日本の文化を伝えたり、逆に教えてもらったりして交流をし、仲を深めたいです。
サッカー面では判断を速くすることです。アメリカでは体格で勝てることはないと思うし、自分達がボールを持っていてもすぐにプレッシャーがくると思います。だからボールを持っていないOFFの動きでも、ONの動きでも常に判断し、声を出していきたいです。このUSA CAMPでは常にミスを恐れずどんどんチャレンジしていきます。
馬場萌衣
アメリカ遠征はアカデミーの10期生と一度しか行けない貴重な時間になるので、私は次のことを頑張りたいと思います。サッカー面では、サッカー大国であるアメリカの子たちと一緒にプレーしたり、ゲームができる貴重な機会です。だから私はコミュニケーションを沢山とり、今まで練習してきたターンやワンタッチプレーそしてキープ力などを明日からのTRで試していきます。また、そこから改善点も見つけていきたいです。
生活面では、中学生でホームステイを体験できることは数少ない一生の思い出になると思うので、一人でホームステイがしたいと言った分、ホームステイ先の人と沢山話したいです。知らない単語が沢山出てくると思うけど、何事にもトライを忘れずに頑張ります。
室﨑怜
私は初めての海外・飛行機をこのアメリカ遠征で体験しました。そのため、サンフランシスコに行く為の移動などが大変で、少しドキドキしながら成田国際空港からサンフランシスコ行きの飛行機に乗りました。大変なことの一つ目は、気圧の変化で耳が痛くなることで、初めての経験でしんどかったです。
二つ目は、寝る時間と寝る体勢です。サンフランシスコに着く時間が午前10時30分だったので飛行機内でしっかりと寝なくてはいけなかったけど、寝始める時刻を決めるのが難しかったです。いざ寝ようとしてもなかなか寝る体勢が見つからなかったりして、なかなか寝られませんでした。帰りの飛行機ではこの二つに気をつけながら、飛行機に乗っていきたいです。
上田中菜津
私が今回のキャンプで一番心配していたのは、時座ボケでした。私は、海外に行った事がなかったので、時座ボケ対策に何をしたらいいのか分からなかったけど、行く前にアカデミーでしていた事前学習から、いつ起きていなければならないのか、時間を意識して行動することを心がけました。機内では想像していたよりも大きな揺れがあったり、イレギュラーなことが沢山あったのであまり寝ることができず、現地に着いてからの活動で集中することができませんでした。改めて、コンディショニング調整はとても大事な事だと思いました。
キャンプでは、怪我をしないためにも日頃のケアを怠らず一日一日を大切にして過ごしていきたいです。
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