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アカデミーフェスティバルin時之栖〜JFAアカデミー堺ダイアリー〜
2025年03月25日

3月21日から23日まで、静岡県サッカー協会主催の「アカデミーフェスティバル」に参加するため、静岡県御殿場市にある時之栖へ遠征をしました。週末帰省型のアカデミー堺としては宿泊を伴う遠征は初めてのことです。このフェスティバルでは、アカデミー福島、堺、今治の3校と静岡県選抜U-14との交流試合、岩渕真奈さんの講演会、懇親会、少女サッカークリニックなど様々なイベントが行われました。我々にとっては大変貴重な機会を与えていただき、主催の静岡県サッカー協会の皆様、フェスティバルへの協賛企業の皆様、その他尽力いただいた関係者の皆様には心から感謝いたします。そして2日間のフェスティバルを通して多くの学びがあり、今後の成長へと導いてくれる経験となりました。選手たちからとても充実した様子が感じられました。
天候に恵まれ、富士山を間近に感じながらプレーできた選手たちはとても気持ちが良かったのではないでしょうか。2日目は初夏を思わせるほどの陽気でした。

最初の試合は、アカデミー福島と。アカデミー同士が対戦する機会は滅多にないので今回のフェスティバルをとても楽しみにしていました。試合前の約束は、積極的にゴールを目指すためにチャレンジすること、それぞれが持てる力を出し切ること。選手たちは自分たちで鼓舞し合い、見事に約束を果たしてくれました。拮抗した展開の中で3−2と勝ち切ることができました。引き分けが予想された2−2から奪ったゴールは気持ちのこもった良いゴールでした。何よりも60分間ハードワークを継続できたことが良かったことです。
最終ラインで体を張って何度もピンチを救った福元

この試合では2ゴールと勝利に大きく貢献した甘中

チームに安定感を与え、攻撃の起点としても貢献したGK蜷川

左右差のないキックとゴールへの仕掛けが持ち味。CKでも精度の高いボールを供給した安藤

両チーム健闘を讃え合い記念撮影

静岡県トレセンとのトレーニングマッチを挟んで、第2試合はアカデミー今治と対戦。良い時間帯にゴールを奪えず、苦しい時間を迎えたもののなんとか奪った1点を守り切り1−0で勝利しました。相手も同じく2試合目ということで条件は同じ中、日常のインテンシティと勝利への執念が少しだけ上回った結果かと。両チームともにナイスゲームでした!
溜めを作って攻撃にアクセントを加えた大澤

ゴールに向かう姿勢が強い辻は相手にとっては嫌な存在だったはず

コンディションが十分でない中で60分間集中してプレーし、ゴールを許さなかったGK森島

チームのダイナモ(死語?)バランスを取りながらアグレッシブに攻守に貢献した前田

力を振り絞って闘った両チーム

1日目の夕方は岩渕真奈さんの講演会があり、そのあとは夕食を兼ねた懇親会が行われました。
憧れの人物から直接話を聞ける貴重な時間。そして一緒に写真まで撮っていただきありがとうございました。

懇親会の主将挨拶で山口は軽くすべってましたね。でも関西人として爪痕くらいは残せたかと…。

他のチームの選手と交流できたことも成果の1つ




フェスティバル2日目は静岡県選抜U-14と対戦しました。前日2試合の疲労を感じさせる入りでしたが、徐々にエンジンを掛けてゴールを目指すもチャンスを決めきれず、逆に何度もゴールに迫られる危ない場面がありました。それでも後半に辻の強シュートがGKの手を弾きゴールにねじ込むことができると全員でゴールを死守し、なんとか1-0で勝利しました。引き分けが妥当な内容でしたが、勝ちに持ち込むことが出来たことは大きな成果であると思います。
右SBとして強度の高い守備が持ち味の播磨

ゲームキャプテンとして最終ラインで守備を統率した山口

遠征直前の怪我で十分にプレーできなかったものの最後はなんとか間に合った杉浦

長いリハビリから復帰直後だったが十分プレーできる状態であることが確認できた大武。4月からのプレーに期待。

個の能力の高い選手が多い静岡県選抜でした。これまたお互いナイスゲームでした!

1・2年生24名で参加し、皆がプレーできました。日常で経験することが少ない強度の高い試合を通して、自信とテクニカルな成果を得られた反面、それぞれが自分の課題を見つけることができたと思います。その課題には今後のトレーニングで向き合い、乗り越えていって欲しいと思います。
今回の遠征対して、快く送り出してくれた所属チームの指導者の皆様、そして選手の保護者の皆様、ありがとうございました。
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