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2019ナショナルトレセンU-14前期が全国3会場で終了

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2019年05月28日

2019ナショナルトレセンU-14前期が全国3会場で終了

5月23日(木)から5月26(日)にかけて、ナショナルトレセンU-14前期が東日本(福島)、中日本(大阪)、西日本(大分)の3会場で開催されました。

各地域より選抜された総勢217人の選手たちが、ナショナルトレセンコーチと各地域のトレセンコーチの指導のもと、ナショナルトレセンのテーマに沿ったトレーニングやグループ別ミーティングを行いました。

次回のナショナルトレセンU-14は、11月末に地域対抗戦を予定しています。

チーフコメント

山橋貴史 ナショナルトレセンU-14チーフコーチ
2019度NTC U-14前期は東日本(福島)・中日本(大阪)・西日本(大分)の3会場で開催されました。各地域とも天候に恵まれ素晴らしい環境で行うことができました。
今回のトレセンでは「サッカーをしよう!」から「攻防」「ポゼッション」「守備」「崩し」の4テーマでトレーニングを実施しました。最初に「攻防」のテーマでサッカーの本質を追求し、攻守にゴールを意識したトレーニングとなりました。常にゴールを狙いオンでもオフでも仕掛けてゴールを目指す、それに対して粘り強く対応してゴールを守る攻防が多く見られました。そして「ポゼッション」「守備」「崩し」のテーマでトレーニングを行い、最終日はゲームでまとめました。今年度はどのテーマでもゴールをつけてゲーム形式のトレーニングを多くし、テクニックと個人戦術へ働きかけました。選手は全力でプレーし、活気のある雰囲気で徐々にプレーの変化がありました。最終日のゲームではU-13、U-14ともに初日のゲームよりも質の高いプレーが多く見られました。夜はトレーニングの振り返りやU-17・U-15日本代表森山監督、廣山コーチ、今年からナショナルトレセンコーチになった川口能活コーチのレクチャーを聞いて選手は刺激を受けていました。期間中は数人の選手が怪我をしましたが、大きな怪我はなく終われました。オフザピッチでも落ち着いた時間を過ごし食事、休息をしっかり取ってトレーニングに臨むことができていました。11月に行われる地域対抗戦で成長した選手に再会できるのを楽しみにしています。
最後に地域スタッフの方々には前日のシミュレーションから参加してもらいました。また、開催地の都道府県サッカー協会(FA)の指導者の方々にもサポートしてもらいました。多くの皆様に支えられて今回のトレセン活動が無事に開催できましたことをこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

選手コメント

舩木大輔 選手(U-14/東日本/横浜F・マリノスジュニアユース)
ナショナルトレセンU-14のメンバーに選ばれて、大変光栄です。キャンプ中はコミュニケーションを意識して練習に挑みました。トレーニングの中で、お互いの良さや特徴を知ることができ、また夜のミーティングを通してお互いのプレーの振り返りを行いました。自分のストロングポイントである、1対1の強さ、攻撃のフィニッシュ、縦への速さをより活かせるように、これからも周りの選手とコミュニケーションを取り続けたいと思います。将来は日本代表として活躍したいので、全力でトレーニングに励みたいです。

與座朝道 選手(U-13/中日本/JFAアカデミー福島U-13)
僕はこのナショナルトレセンでの活動を通して、主に3つのことを学びました。1つ目は、プレーで相手を外す動きを学びました。チェックの動きを入れることで、ボールをフリーで受けられるということを体感しました。
2つ目は、仲間に求める前に、自分が出来ることを探す大切さを学びました。3つ目は、自分のプレー、行動を覚えることです。そうすることによって考えるプレーに繋がるということを学びました。ナショナルトレセン中日本に参加して感じたことは、周りの選手のレベルが高く、いつものように自分らしいプレーが出来なかったことことです。また、コーチからの「まずはゴールを目指せ」という言葉が印象に残っています。
ナショナルトレセンに来て感じた、球際の強さ、ポゼッションをしながら攻撃するということを、チームに帰っても活かしていきたいです。

松隈日向太 選手(U-14/西日本/アビスパ福岡U15)
今回のキャンプでは、自分の課題を再認識することが出来ました。ボールを前向きで保持している時にスルーパスを多く出すことが出来たし、高い位置でボールを奪いショートカウンターでゴールまで仕留めることはこのレベルでも通用することが分かりました。動きながらの技術の質と判断を含む個人戦術がまだまだだと感じました。このキャンプを通して、肌で感じたレベルの高さと他選手からの刺激を忘れずに、日頃の練習から世界基準を意識して、対戦相手にとって怖い選手になれるように成長したいと思います。

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