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全国技術委員長会議 -Jリーグアカデミーダイレクターと共に‐ 日本の育成を考える
2014年02月18日
2014年2月15日(土)~2月16日(日)、平成26年度全国技術委員長会議 -Jリーグアカデミーダイレクターと共に‐ ~日本の育成を考える~をJFAハウスにて開催しました。今回は47都道府県の技術委員長やJFAナショナルトレセンコーチとともに、Jリーグのアカデミーダイレクターも参加し、日本の育成についての考えを共有しました。
大雪の影響によりスケジュール等に変更がありましたが、原博実専務理事の挨拶で開会した2日間の会議にて、「育成方針 トレセン改革」、「Jリーグの取り組み」、「暴力根絶」などのトピックを始め、地域分科会を通じて参加者は限られた時間の中で積極的に情報を共有し意見交換をしました。
主催者コメント
山口隆文 氏(日本サッカー協会技術委員長/育成担当)
大雪という悪天候にもかかわらず、ほとんどの方に出席いただき感謝しております。今回はじめてJリーグアカデミーダイレクターに参加していただき、47FA技術委員長の方々と情報を共有し、また大テーマである「日本の育成を考える」を一緒にディスカッション(時間短縮で、短時間ではあったが・・・)できたことは非常に有意義であったと感じています。
参加者コメント
小池直文 氏(横浜Fマリノス アカデミーダイレクター)
今回は悪天候の影響で開始時間が遅れてしまったこともあり、ディスカッションの時間が十分に取れなかったので、少し時間が足りないと感じた部分はありましたが、それでも様々なクラブや地域の技術委員長さんと、いい交流のきっかけになったと思います。
今後、もっと交流の機会を増やして行けるといいと思います。
大西正幸 氏(東京都FA技術委員長)
今回ディスカッションを通じてJクラブのアカデミーダイレクターの皆さんの育成に対する考え方を知ることができて非常に良い機会となりました。Jリーグがどのような趣旨で育成に取り組んでいるか理解できました。普段から地域でもJクラブとの意思疎通を図りたいです。
中野勝彦 氏(石川県FA技術委員長)
JFAの事業・活動・プロジェクトの方針の内容や変更点などを確認できました。また、すべてに共通する柱として「育成年代」の環境を整備し充実させていくことの重要性が再確認できました。雪の影響で地域ディスカッションが短かったことは残念ですが、アルビレックス新潟やカターレ富山の取り組みを聞くことができ、大変参考になりました。今後、石川県もJクラブと協力していきたいです。
まだ課題は多いですが、選手や子供たちのためにできることを、少しずつでも行動に移していきたいと思います。
高見慎司 氏(カマタマーレ讃岐 アカデミーダイレクター)
JFAの考えや年代別代表の活動を知ることができました。また、地域ディスカッションの時間が短く残念でしたが、四国の技術委員長の方々がどのような問題を抱えていてどのように解決したかなど共有できればもっと良くなっていくと感じました。Jクラブと都道府県協会がお互いに知らないこともまだ多く、今後コミュニケーションをさらにとっていくことで、地域がよりよくなっていくと思います。
石井亮 氏(コンサドーレ札幌 アカデミーグループ グループリーダー)
初めて全国技術委員長会議に参加しましたが、非常によい経験ができました。JFAの女子やキッズの活動も知ることができ、有意義でした。地域別ディスカッションでは北海道のスタッフと普段はできないような会話もすることができ、関係がより深まったと感じます。また、試合映像を見ながらのディスカッションや「審判と技術の協調」におけるディスカッションも必要であると感じました。貴重な機会をありがとうございました。