JFAエリートプログラム 女子U-14 トレーニングキャンプ ～JOC日韓競技力向上スポーツ事業～ 練習試合
2014年9月15日(月)　　キックオフ15:45　　試合時間 35(分ﾊｰﾌ)
J-GREEN堺(大阪府堺市)

U-14日本女子選抜 1-1 （前半0-1、後半1-0）U-14韓国女子代表

得点
32分  失点（U-14韓国女子代表）
43分  轡田歩（U-14日本女子選抜日本）

スターティングメンバー
GK：  伊能真弥
DF：  高山のはら、柴山史菜、鈴木陽奈、根津茉琴
MF： 十川ゆき、中江萌、轡田歩、船木和夏、松田紫野
FW： 三浦晴香

サブメンバー
GK：  山下莉奈
DF：  井上萌、武田あすみ
MF：  菅野奏音、遠藤純、松崎愛華
FW：  秦野くるみ

HT  伊能真弥 → 山下莉奈
HT  鈴木陽奈 → 井上萌
HT  高山のはら → 菅野奏音
51分  中江萌 → 秦野くるみ
61分  根津茉琴 → 武田あすみ
61分  船木和夏 → 遠藤純
61分  轡田歩 → 松崎愛華

マッチレポート

このトレーニングで2度目のU-14韓国女子代表との練習試合。
前半立ち上がりから韓国は中盤をコンパクトに保ち、激しいプレッシャーをかけ、奪ったボールを早いタイミングでDFラインの裏へ運び、日本ゴールに迫ります。対する日本はボールを確実につなぎ、攻撃を組み立てようと試みますが、韓国の出足の良いディフェンンスに安定してボールを保持することができません。前半30分を過ぎてゴール前に上げられたクロスが直接ゴールとなり、1点リードされて前半を終えます。

後半に入り、日本は中盤の組織的な守備からボールを奪い、サイドのスペースへボールを運びます。ここを攻撃の起点としてチャンスをつくり、早い時間帯に同点としました。その後も攻守の切り替えを早くし、GKとDFラインの安定感のある守備でロングフィードを多用する韓国に有効な攻めの形をつくらせません。しかし、早いタイミングでのパス回しから優位に試合を進めるも、日本は決定機を生かせず、結果は1対1の引き分けに終わりました。ゴール前の意図的な崩し方が課題として残りましたが、後半に自らの力でリズムを取り戻したことが成果として挙げられる試合となりました。

コメント

松田紫野 選手（日テレ・メニーナ）
初めての試合だったので試合前はとても緊張しました。どんな相手なのか、みんなと連携できるのか、不安でした。前半は思ったようにボールを持てなくて、また点を決められてしまい、課題がたくさん残った時間でしたが、後半は流れが変わり、自分たちのペースで試合を進めることができました。前半はサイドハーフで、ボールに触る回数が少なく、なかなか良いプレーができませんでした。後半からサイドバックをやり、守備は身体を張ってやりました。でも、パスがずれたり、トラップミスしたりなどミスもあったので、一つ一つのプレーをていねいに練習から意識して取り組んでいきたいです。

菅野奏音 選手（日テレ・メニーナ）
前半はベンチでしたが、後半から出ることができました。前半ベンチから見ていて、相手の勢いに圧倒されていると思いました。また、あまりパスをつなげていなくて、前に蹴っているだけだと思いました。後半から出たときには、中盤でボールを持ったらドリブルで運ぼうと思っていました。実際にゲームに入ると意外と真ん中でボールを受けることができました。いろいろなターンやドリブルでの運び方ができたので、良かったです。結果は1-1で勝ちきることができなかったので、悔しいです。
今回の韓国との交流試合で、改めて世界の広さを知ることができて良かったです。これからはもっと努力して頑張っていきたいと思いました。

鈴木陽奈 選手（JFAアカデミー福島）
韓国は1回目の試合とは全然違って、最初から前へ前へプレスをかけてきたり、とても積極的でした。今日の試合で一番感じたことはコントロールです。韓国の選手は足が速いので、プレスも速かったです。コントロールが少しずれてボールを持つ時間が長くなると、すぐ寄せられてしまいました。パスが来る前に周りを見ておいて、コントロールの置き場所を変えたり、ダイレクトパスを使ってプレーしたりすることはとても大切だと改めて感じました。この課題を次のトレーニングから意識していきたいです。

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