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ナショナルトレセン女子U-15 活動レポート(12/14)
2014年12月15日
ナショナルトレセン3日目。午前は攻撃(ゴールを奪う)、午後はゴール前の攻防を、またGKは午前・午後の全体トレーニング前にクロスをテーマとしたトレーニングを行いました。昨日からは、2日間で指導者講習会も並行で開催されました。東日本は23人、西日本は18人が参加し、選手のプログラムの見学に加えて講義・実技講習・指導実践を行うというタイトなスケジュールのなか、選手たちに負けないくらい積極的に取り組みました。15日は最終日。グループ総当たりのゲームを行います。
選手コメント
井上萌 選手(関東/埼玉県:浦和レッズレディースジュニアユース)
3日目のトレーニングはフィニッシュでした。私は前日にシュートを決め切れなくて課題となっていました。その中で私がシュートを打つときに気をつけたことはファーストタッチです。ファーストタッチで良いところにおけていれば複数のコースにシュートが打てるからです。また、ボールを受ける際に相手を外すタイミングをコーチに教わりました。味方が蹴るモーションに入ったときに動き出すことが大切だと教わりました。第一優先はゴール。シュートを決めるには「観る」「観ておくこと」によって決まるか決まらないかがかかっていると思います。ゴールを観て、打つかどうかの判断も重要だと思います。ゴールを観る意識を持って、明日の試合に臨みたいです。
佐々木涼花 選手(東北/宮城県:FCみやぎ)
今日の午前のトレーニングは攻撃でシュートを中心に練習しました。昨日のトレーニングではゴールに向かう姿勢が足りないと言われたので、今日のトレーニングでは常にシュートが打てるところにボールを置くということを意識しました。また、ワンタッチで前を向くことを頭に入れてプレーしました。実際にプレーしてみて、昨日はなかった前を向く意識がありましたが、ゲームなどでチャレンジしてみると相手のプレッシャーが早く、思うようにコントロールできませんでした。明日の最後のゲームではファーストタッチにこだわり、自分の持ち味を十分に発揮できるように積極的にプレーしていきたいです。
安澤莉子 選手(関東/東京都:日テレ・メニーナ・セリアス)
午後のトレーニングでは、ゴール前の攻防を行いました。私は動き出すタイミングがいつも遅れてしまうので、タイミングが遅れないようにピンポイントでボールを受けることを意識しました。実際は相手の前で動いていて相手にあまり変化がなかったので、明日の試合では動き一つで相手をはがして点を決めたいです。もし昨日のようなミスがあったらすぐに切り替えてボールを奪いに行くことも意識してプレーしたいです。そして、今までのトレーニングで学んできたことを最大限に発揮し、明日の試合は全勝で終わりたいです。
山田ひかり 選手(東海/静岡県:常葉学園橘中学校女子サッカー部)
今日の午後のトレーニングはゴール前の攻防ということで、今までやってきたことを活かして、勝負にこだわってプレーしました。意識したことはボールをさばいたり、自分でしかけたりすることによって、うまれたスペースにより早く気づき、そのスペースを有効に使うことです。また、ボールを受ける前に相手と駆け引きをし、シュートを打てるところにファーストタッチを置くことも意識しました。でも、ファーストタッチで何回も奪われる場面が多くありました。なので、ファーストタッチはリラックスし、常にシュートを打てるところに置き、ゴールを決めたいです。最終日は、たくさんご飯を食べたので、最後まで自分のプレーを出し切って、走り続けます。最高のコンディションでプレーするために、今から最高の準備をします。
指導者講習会 参加者コメント
宗像訓子 さん(コンサドーレ札幌)
今回初めて参加させていただき、率直に来て良かったと思っています。指導者の質の重要性、そしてトレーニングのオーガナイズなどの大切さを指導実践、選手たちのトレーニングを見て、改めて感じることができました。また、来年度にU-15女子チームを立ち上げるに当たり、全国のレベルを知る、とてもいい場だったと思います。
すべてはこどもたちのために・・・ということを忘れず、これからもがんばっていきたいと思います。
村上裕子 さん(FC町田ゼルビア)
実際に選手がするトレーニングを行い、また選手たちのトレーニングの見学ができたので、より理解ができました。また、U-15以外の話も多く聞くことができ、U-15に限らず、女子サッカー全体のことを考える良い時間を過ごすことができました。
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