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JFAアカデミー 地域拠点としての取り組み

2014年12月24日

JFAアカデミー 地域拠点としての取り組み

JFAアカデミーでは、世界基準で活躍する選手になるべく、サッカーはもちろんのこと、人間的な面の教育も重視し、社会をリードしていける真の世界基準の人材育成を目指しています。

また、「JFA2005年宣言」実現のための施策(拠点整備)として、地域サッカー協会のフットボールセンターとしての機能を持ち、指導者養成、トレセン活動、キッズ、普及などの拠点として役割を担っています。今回は、熊本県トレセンU-13・熊本工業高校とのトレーニングマッチ、宮崎県U-11トレセン合宿をご紹介します。

指導者コメント

堀川桂司 監督(熊本工業高校サッカー部)
今回のトレーニングマッチを通して、個人として、グループとして何ができて、何ができなかったのかを体感することで、選手自身が課題に気づき、積極的に取り組む姿勢ができる大切な機会だと感じています。実際、トレーニングマッチをした翌朝には自主的にグラウンドに出て、個人の課題に黙々と取り組んでいました。また指導者としてもJFAが発信するさまざまな課題を自チームと比較し、チームとしての現在の立ち位置を知ることができます。このような機会があることで長期的視野に立った育成の観点に立ち戻ることができます。そういう意味では、JFAアカデミーが熊本県にあるということは、身近に日本サッカーの進むべき方向を感じることができる大きな存在であると感じています。これからもトレーニングマッチだけでなく、2種全体で指導者間の交流も積極的に図っていきたいと思います。

開理祐  監督(熊本県トレセンU-13)
今回のトレーニングマッチでは、県トレセンで練習してきた守備で、できる部分、できない部分を確認することができました。1本目は、1st DFが早くボールに寄せることができたので、ミスを誘ったり、インターセプトできたことが成果だと思います。また、JFAアカデミーとの試合は、選手のモチベーションになるだけでなく、指導者にとっても多くの刺激を受けています。JFAアカデミーの選手たちは、止めて蹴ることや、パスのスピードなどの基本的なことが身についており、ゲームにおいても全員がハードワークをしながら実践しています。また、球際も強くて、激しく戦う気持ちを持って取り組んでいる姿勢は、県トレセンの選手に良い影響を与えています。今後もトレーニングマッチを継続し、県トレセンのレベルアップにつなげていきたいと思います。

豊村雄弘 スタッフ(宮崎県トレセンU-11)
5月のU-12合宿に続き、今回初めての試みとして県U-11トレセンの合宿を実施しました。選手・スタッフともに有意義な2日間となりました。「グッドフットボーラーになるために!」日常を変える大切さを学び、トレーニングでは、インテンシティーとクオリティーの向上を目指し、レベルアップを図りました。「分かっていることと、出来ることは違う。だから練習する必要がある」との指導もあり、働きかけの大切さ、気付かせることの重要性を再認識した2日間でした。

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