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女子GKキャンプがスタート

2015年01月24日

女子GKキャンプがスタート

女子GKキャンプの第1回活動が23日(金)、J-GREEN堺で始まりました。これまで「スーパー少女プロジェクト」として実施してきた活動が名称を新たにしてスタートしたことになります。今回は、エリートプログラムや最近終了したばかりの高校女子サッカー選手権大会の視察結果などによって選ばれた中学1年生から高校3年生まで(受験を考慮し、中学3年生は今回参加なし)の合計22名が集まっています。
最初は初参加の4選手を含めた全員でウォーミングアップを行いました。

続いてショートダッシュ、バウンディング、垂直跳びなどのフィジカル要素と、左右のキックとスローイングの距離を測定しました。

その後、「攻守に積極的に関わる」「ゴールを意識したボールの配給」「ゲームの中での基本技術の発揮」などをテーマとした4対4や5対5+GKのハーフピッチでのゲームを行いました。

U-14は轟コーチ・永井コーチ、U-18は西入コーチ・井嶋コーチが中心となって指導を行い、25日まで3日間トレーニングが行われます。

GKコーチコメント

轟奈都子 コーチ(JFAナショナルトレセンコーチ)
全体的に基本技術や戦術理解は年々向上していると感じています。今回は中学生年代を担当しますが、大人の年代で良い選手となるためには、この年代での基本技術の徹底が非常に重要です。個性を活かすのはもちろんですが、GKというポジションではリーダーシップを発揮することが大きな要素となります。山郷選手(元なでしこジャパン)や福元選手(岡山湯郷Belle)の試合中の動きや良い準備などは若い選手たちにも見習って欲しいところです。中学生年代では、チーム内でのリーダーシップに物足りなさを感じるところがあります。頭で理解していることをピッチ上で表現するためにはしっかりとした準備が必要となります。このキャンプでは、オンもオフも積極的に取り組む姿勢を期待しつつ、普段のトレーニングでの質の追求、良い準備の重要性を意識付けし、持ち帰ってもらえるような指導をしたいと思います。

選手コメント

金田穂乃花 選手(神奈川:星槎国際高等学校湘南)
初めての女子GKキャンプで最初は緊張しましたが、同じポジションの選手たちとトレーニングの中でコミュニケーションを取ることもでき、充実した1日になりました。一緒に過ごす仲間がGK同士で話も合い、プレーしているときは勉強にもなりました。普段と違うコーチに教わることで新しい発見もありました。このような機会はめったにないので、1つ1つを大切にしていきたいです。

伊藤七海 選手(千葉:ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-13)
今日、特に印象に強く残ったのはゲームでした。キャンプに来ている選手たちの中で一番年下なので、最初はとても緊張していましたが、このサッカー環境の良さで何不自由なくプレーが出来、とても楽しく感じました。それに友だちもできて緊張がほぐれ、ゲームの中で声を出すことが出来ました。プレーでも、サッカー以外のところでも、自らすすんで積極的に行動し、他の学年の選手たちのプレーも見て良い物を持って帰りたいです。3日間頑張ります。

スケジュール

 1月23日(金)  PM フィジカルテスト・トレーニング(J-GREEN堺) 
 1月24日(土)  AM/PM トレーニング(J-GREEN堺) 
 1月25日(日)  AM トレーニング(J-GREEN堺) 

※2003~2014年まで「スーパー少女プロジェクト」として実施。
企画的にではなく、他の強化・育成事業とさらなる連携を図り、女子GK選手のレベルアップ、将来のなでしこジャパンにつながる選手の発掘・育成という趣旨を徹底していくために、名称を変更した。

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