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U-14日本女子選抜、大量得点で大会を白星スタート
2016年05月18日
AFC U-14 Girls' Regional Championship East 2016/グループA 第1戦 vs U-14北マリアナ諸島女子代表
2016年5月17日(火) キックオフ時間 17:00 試合時間 70分(35分✕2本)
National Football Training Centre Pitch 6(中国/北京)
U-14日本女子選抜 23-0(前半13-0、後半10-0)U-14北マリアナ諸島女子代表
得点
1分 野口明莉(U-14日本女子選抜)
2分 阿部文音(U-14日本女子選抜)
8分 島田芽依(U-14日本女子選抜)
8分 木村日咲(U-14日本女子選抜)
12分 高良琴音(U-14日本女子選抜)
14分 松久栞南(U-14日本女子選抜)
19分 高良琴音(U-14日本女子選抜)
22分 高良琴音(U-14日本女子選抜)
23分 島田芽依(U-14日本女子選抜)
26分 阿部文音(U-14日本女子選抜)
28分 島田芽依(U-14日本女子選抜)
30分 木村日咲(U-14日本女子選抜)
32分 島田芽依(U-14日本女子選抜)
40分 田畑晴菜(U-14日本女子選抜)
41分 片野田朱珠(U-14日本女子選抜)
50分 伊藤めぐみ(U-14日本女子選抜)
54分 城和怜奈(U-14日本女子選抜)
55分 伊藤めぐみ(U-14日本女子選抜)
56分 河本紗英(U-14日本女子選抜)
58分 河本紗英(U-14日本女子選抜)
60分 田畑晴菜(U-14日本女子選抜)
65分 城和怜奈(U-14日本女子選抜)
69分 城和怜奈(U-14日本女子選抜)
スターティングメンバー
GK:竹下奏彩
DF:野口明莉、河岸笑花、田畑晴菜、松久栞南
MF:高良琴音、阿部文音、渕上野乃佳、善積わらい
FW:木村日咲、島田芽依
サブメンバー
GK:大場朱羽
FP:城和怜奈、今立のどか、伊藤めぐみ、葛西由依、片野田朱珠、河本紗英
交代
HT 島田芽依 → 城和怜奈
HT 木村日咲 → 伊藤めぐみ
HT 渕上野乃佳 → 片野田朱珠
HT 善積わらい → 今立のどか
HT 河岸笑花 → 葛西由依
HT 高良琴音 → 河本紗英
54分 竹下奏彩 → 大場朱羽
マッチレポート
中国入りしてから3日目、早くも大会初戦を迎えます。対戦相手は北マリアナ諸島。選手たちにとっては初の公式国際大会です。大会ADカードの携帯、試合前のユニフォームと用具チェック、AFCアンセムでの入場から国歌斉唱の流れは代表チームの試合と同じで、緊張した様子が見られる選手もいました。
しかし、試合が始まると雰囲気は一転。開始早々に左サイドバックの野口明莉選手(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-15)が距離のあるところから思い切って狙ったシュートが北マリアナ諸島ゴールに吸い込まれ、開始1分で日本が先制します。
その直後には阿部文音選手(アルビレックス新潟レディースU-15)のゴールで追加点を上げると、さらに島田芽依選手(浦和レッドダイヤモンズレディースジュニアユース)が右サイドの善積わらい選手(セレッソ大阪堺ガールズ)からのクロスボールに合わせたゴール、木村日咲選手(岡山湯郷Belle U-15・U-18)の個人技で相手をドリブルで抜いてのゴールなどで15分までに6-0と大量のリードを奪います。前半を終わってみると13得点の大量リードで折り返した後半、淀川監督は交代枠7のうちの6名、前半はベンチスタートだったフィールドの選手全員を投入してスタート。
後半のフレッシュなメンバーも積極的にプレーし、両サイドからの攻撃によって城和怜奈選手(JFAアカデミー福島)の3得点、河本紗英選手(愛媛FCレディースMIKAN)の2得点などで10点を追加して、重要な大会初戦を23-0の大勝でスタートすることができました。さらに、後半途中には先発GKの竹下 奏彩選手(INAC神戸レオネッサU-15)に替わって大場朱羽選手(JFAアカデミー福島)もピッチに立ち、今回の遠征に参加した全員が国際大会のデビューを飾ることができました。
日本の試合前には同グループのもう1試合、開催国の中国対韓国の試合が行われ、2-2の引き分けに終えました。
グループ4チームのうち上位2チームのみが準決勝に進むことができるこの大会、明日の韓国との試合がグループステージ突破に向けての重要な意味を持つ1戦となります。
監督・選手コメント
淀川知治 監督(日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ)
中国での活動2日目、参加全チームが同じところで寝泊まりし食事を共にする。この環境に戸惑いや不安があることは選手たちからは伝わってきました。今日から大会が始まりました。参加チームがそれぞれのキックオフに向けプランを考えて活動開始しており、我々は17時キックオフの大会初戦に向け午前中のトレーニングから準備を開始しました。エキップチェック・アンセムでの入場・国家斉唱と初めて経験することが多いゲームスタートとなりました。開始早々から相手を圧倒する展開になり、参加全選手が試合に出場し経験を積むことができたのは有意義だったと感じます。明日からの対韓国、中国とのに連戦での勝ち点獲得に向けて良い準備をしていきたいと思います。
FP #8 河本紗英 選手(愛媛FCレディースMIKAN)
今日の試合での個人の目標はディフェンスを強くいくことで、チームの目標はゲームの主導権を握ることでした。試合中にできたことは相手より前でボールを触ることと相手のミスをしっかり狙うことでした。相手GKがボールを持った時やゴールキックの時など、蹴り方や相手の状況を観て動くことができました。できなかったことは、良いポジションを取ることと、キックの精度です。味方サイドバックの野口選手と同じ動きをしてしまったり、シュートを枠の外に蹴ってしまったりしました。外国の選手と初めて試合をしたり、ベンチから観たりして、改めて身体の強さや大きさ、スピードを実感することができました。めったにできない経験なのでこの緊張感を楽しんで勝ち上がっていきたいです。
FP #16 松久栞南 選手(十文字中学校)
私は今日の試合で初めての国際大会を経験しました。交流試合とは違い、緊迫した雰囲気の中で試合に臨みました。今日の試合では、個人では1対1に絶対勝つことと、攻めに関わり続けること、チームでは攻守で主導権を握るということが主な目標でした。今日は日本がボールを回して得点を奪うことができました。私は右サイドバックと右サイドハーフでプレーしましたが、クロスを多く上げたにもかかわらず、直接得点に結びついたのは数本しかありませんでした。また、1人1人の技術で相手を崩して得点したプレーは韓国や中国との試合にも繋がるものがあると感じました。明日、明後日の試合では、さらにトラップ、パスを正確に、ポジションを取り続けることを意識して、なおかつチャンスが有れば自分でも攻撃を仕掛けられるように周りを観続けようと思います。荷物を手配してくださった方やコーチ、スタッフなど、今大会のためのサポートをしてくださった方々に感謝して、次の試合に臨みます。
FP #3 今立のどか 選手(北海道リラ・コンサドーレ)
今日の試合、自分では周りを観て、落ち着いてプレーすること、常に準備し攻撃に関わることを目標にして臨みました。相手から余りプレッシャーが来ていない場面でもあわててパスをしてミスに繋がることが何度かありました。攻撃に関わることは何度かできましたが、オーバーラップを途中でやめてしまったことがあったことや、最後のクロスの質などは改善していくところだと思います。しかし、パスが来なくてもオーバーラップの動きを続けることができたのは良かったです。私はこの国際大会を経験して、試合の緊張感や他のチームのプレーや気持ちの強さを感じることができました。この経験はとても貴重で、これからもっと上を目指すには大切なことだと思うので、感謝の気持ちを忘れず、明日からの試合でもたくさんのことを感じながら全力でプレーしたいです。
スケジュール
AFC U-14 Girls Regional Championship 2016 | ||
---|---|---|
5月17日(火) | 23-0 | vs 北マリアナ諸島 |
5月18日(水) | 14:00 | vs 韓国 |
5月19日(木) | 17:00 | vs 中国 |
5月20日(金) | トレーニング | |
5月21日(土) | 17:00 | 準決勝 |
5月22日(日) | 14:00/17:00 | 3位決定戦/決勝戦 |
※時間は全て現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
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