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女子GKセレクションキャンプ 三日間の活動を終える

2016年07月11日

女子GKセレクションキャンプ 三日間の活動を終える

7月8日(金)にスタートし、28名の選手たちが時間をともにした女子GKセレクションキャンプも、あっという間に最終日を迎えました。最終日の7月10日(日)は朝から晴天に恵まれ、気温が上がるなか、最後のトレーニングを集中して行いました。

キャンプにチャレンジしようと応募し、参加した28人のGKたち。限られた時間のなかでも、トレーニング、プログラム、ピッチ外での時間を通して成長した姿を見せていました。選手たちはそれぞれの活躍と、また再開できることを誓い合い、帰路につきました。

コーチコメント

轟奈都子 GKコーチ(日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ/セレッソ大阪)
今回はセレクションキャンプということで、ほとんどの選手が初めてこのような活動に参加する選手たちでした。初日は少し緊張した表情が見られましたが、トレーニングやミーティングなど様々なプログラムを進めていくなかで緊張もほぐれ、選手たち同士でも積極的にコミュニケーションを取り合うようになっていきました。三日間で準備の重要性や基本技術の大切さ、オフ・ザ・ピッチでの過ごし方における選手たちの理解が深まり、意識して積極的にトライする姿が数多く見られ、短い期間でも選手たちの成長を感じることができました。

選手たちにはこのキャンプで学んだこと、感じたこと、気づいたことを今後の成長につなげていけるように、日々高い意識をもって取り組み続けてもらいたいと願っています。今回のセレクションキャンプにご協力いただいた関係者の皆さまに感謝申し上げます。

選手コメント

伊藤春紀 選手(ベガルタ仙台レディースジュニアユース)
あっという間に終わってしまったという想いもありますが、いろいろなことを学ぶことができました。このキャンプでは主にローリングダウン、ポジショニングの位置などの練習をしました。キャッチでは、こぼされずに一回で掴むことを意識して行うことができました。ポジショニングの位置は、ファーポストに寄ったり、ニアポストに寄ったりと片方が空いてしまうことがあったので気をつけたいと思います。最後のゲームでは声を出して自分のプレーができたので良かったです。三日間と限られた時間でしたが、みんなで協力して、内容の濃い、とても良い練習ができたと思います。ここで学んだことを次につなげ、より良いGKになれるよう頑張ります。ありがとうございました。

河原茉由 選手(INAC多摩川レオネッサU-18)
私はこのキャンプに初めて参加しました。GKだけが集まるキャンプで、いつもとは違う環境でとてもワクワクしていました。最初から仲間とたくさんコミュニケーションが取れたので、スムーズに活動に入れました。ミーティングでは世界のGKの基礎の動作やGKに必要なことなど、GKの理解を深めるものが中心で、熱心に伝えるコーチを見てとても感動しました。コーチの期待を裏切らないように、一つ一つの練習を誰よりも習得できるよう頑張って取り組みました。二日目の夜には、轟コーチにサッカーノートを提出しました。「継続は力なり」と轟コーチのコメントが書かれていました。「何事においても継続することは大変な努力が必要であり、地道な努力を続けていけば、やがて積み重ねが力になっていく」という意味です。まさにこのキャンプにぴったりだと思いましたし、この後こそ大切なのだと感じました。チームに戻った後も、三日間のトレーニングを継続して取り組みたいと思います。自分たちのために指導してくださったコーチの皆さん、本当にありがとうございました。そして、とても貴重な時間をありがとうございました。

工藤歩希 選手(札幌BONITA U12)
このキャンプで、基礎からすべて、たくさんのことを学びました。これを忘れずに、チームに帰っても頑張りたいです。またたくさんの仲間と一緒にやったことも忘れずに、これから頑張っていきます。

鹿島彩莉 選手(大沼サッカースポーツ少年団)
私はこのキャンプに、小学2年生の頃から憧れていました。これを目指して、参加できるように頑張ってきました。誰よりも上手なGKになりたいし、無失点で抑えてみんなから信頼されるGKになりたいです。学んだことはたくさんあり、特にフロントダイビングを学ぶことができて良かったです。またGKキャンプに参加できるように、もっとたくさん練習をしたいと思います。

スケジュール

7月8日(金) PM フィジカルテスト・トレーニング
7月9日(土) AM/PM トレーニング
7月10日(日) AM トレーニング

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

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