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ビーチサッカー日本代表 マルセロ・メンデス監督によるクリニックを愛知県で開催
2016年07月27日
2016年の6回目となるビーチサッカー日本代表マルセロ・メンデス監督のビーチサッカークリニックが7月23日(土)、24日(日)、愛知県蒲郡市のラグーナビーチで開催されました。今回のクリニックは、主にフットサルをプレーしているU-18の男子選手を対象として約20名が参加。2日間でビーチサッカーの基本技術や攻撃の基本戦術を学びました。
初日の午前中は、ビーチサッカー日本代表の世界における立ち位置やビーチサッカーのルール・基本技術を、日本代表の映像を交えながら講義室でレクチャーを行いました。午後はビーチに出て、講義で学んだ走り方やスコップ、浮き球でのパス交換やシュート練習などの実技を行いました。
2日目の午前中は、主に攻撃の基本戦術に関する講義を行った後、その日同会場で開催された東海ビーチサッカーリーグの試合を監督の解説を交えながら観戦し、講義で学んだ戦術が実際にどのように実践されているかを学びました。午後は、基本戦術のトレーニングの後、紅白戦を行い、2日間で学んだことに積極的にチャレンジする姿勢が見られました。
普段はフットサルをプレーする若い選手たちに、ビーチサッカーの面白さを感じてもらう非常に良い機会になりました。
監督コメント
マルセロ・メンデス 監督
愛知県でクリニックを開催することができてとても嬉しいです。今回、U-18の若いフットサル選手たちにビーチサッカーを教える機会を得ましたが、これはビーチサッカーの今後の発展のために非常に重要なことだと考えています。ユースの選手たちにビーチサッカーの様相を伝え、プレーすることを促すのは、砂浜の上でフットボールをプレーするという新たな選択肢になり得ると考えています。参加してくれた選手たちはこの2日間を楽しみ、ビーチサッカーの魅力を感じてくれたと思います。今後も彼らがビーチサッカーを続けてくれることを願っています。
参加者コメント
内堀大智 選手(名古屋オーシャンズU-18)
ビーチサッカーをやってみて、自分がイメージしていたものとは大きく異なり戸惑うことが多くありました。ビーチサッカーでは、フォーメーションによってはGKの役割も異なることや足元の技術やスローの正確さなど、フットサルのGKとも似た点が多々ありました。しかし、フットサルとは違う点も多くあり、ピッチが不安定な砂浜では体育館やグラウンドでボールを蹴る時よりも、さらに正確性や判断の速さが求められ、自分はまだまだ至らないのだと再確認することができました。この経験を活かしてさらに技術を向上していきたいと思います。
内藤瑞樹 選手(名古屋オーシャンズU-18)
ビーチサッカーの基本であるスコップが思ったより上手くできなかったです。砂浜ということもあり、ボールを上手く扱えなくてプレッシャーが来た時に全く余裕がない場面も、サッカーやフットサルと比べて多かったと思います。ビーチサッカーは元々興味があったことだったので面白かったですし、良い経験ができました。ボールを蹴ること、止めることにプラスで浮かすことを当たり前のようにするプロはすごいと思いました。
竹内翔梧 選手(名古屋オーシャンズU-18)
ビーチサッカーは中学の時から興味を持って、日本代表の試合などを見て簡単そうだと思っていましたが、体験してみると本当に難しかったです。特に地面が凸凹の状態でプレッシャーが早い中でボールを扱うことがすごく難しかったです。サッカーとフットサルとはルールも違うこと、キーパーの大切さや、空中でのボールの回し方などを知り、すごく良い経験ができました。
清水亮冶 選手(GranArbol Futsal Club)
2日間のクリニックを通して、ビーチサッカーの難しさや、11人制サッカーやフットサルと違った楽しさなどいろいろな経験が出来てとても良かったです。またこのような機会があれば積極的に参加したいです。ありがとうございました。
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