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エリートプログラムU-14(9/4~9/11@中国)開催報告

2016年09月14日

エリートプログラムU-14(9/4~9/11@中国)開催報告

今回のエリートプログラムU-14の活動は、東アジア10カ国が出場するAFC U-14 フェスティバルへの参加となりました。フェスティバルは中国北京郊外にあるナショナルフットボールセンターにて行われ、センター内には参加10カ国が宿泊できる施設と、天然芝ピッチ5面、人工芝ピッチ1面もありました。7泊8日の遠征では北マリアナ諸島、韓国、モンゴル、グアムの4カ国のU-14代表との対戦と、中国とのフレンドリーマッチの他、練習やミーティングも毎日行いました。オフザピッチでは、海外の選手と交流する日本の選手の姿も見られました。閉会式では参加国が一同に介し、フォトセッションの時間では各国の選手たちが入り混じり、多くの笑顔が見られました。選手たちは次の再会までに各自がレベルアップしていくことを誓い合い、帰路につきました。

試合結果

9月7日(水)
U-14日本選抜 17-0(前半6-0、後半11-0)U-14北マリアナ諸島 試合詳細はこちら
U-14日本選抜 0-5(前半0-3,後半0-2)U-14韓国 試合詳細はこちら
9月8日(木)※フレンドリーマッチ
U-14日本選抜 3-0(前半1-0,後半2-0)U-14中国 試合詳細はこちら
9月9日(日)
U-14日本選抜 14-0(前半6-0,後半8-0)U-14モンゴル 試合詳細はこちら
9月10日(土)
U-14日本選抜 11-0(前半4-0,後半7-0)U-14グアム 試合詳細はこちら

監督・選手コメント

池内豊 監督
この年代の活動はU-13から継続して今回で5回目になりますが、初めての参加者が18人中9人でした。そのためかチームの活性化には少し時間がかかりました。フェスティバルのオーガナイズはピッチサイズ90m×60m 11人制 登録選手全員を試合に出場させることなどがありました。その中でフェスティバル序盤での韓国戦の前半では相手プレッシャーに完全に押し込まれ、選手自身が悔しい思いをしましたが、後半には少し改善が見られました。その後の中国との試合、更にその後の試合、トレーニングでも、相手を観ながら動きながらのプレーの改善が見られた選手が多かったことは成果だったでしょう。

守備に関してもボールを奪うところの迫力やスピードに欠けるプレーが多々ありましたが守備のポジションを意識して予測のある守備が徐々に出来るようになってきました。来月10月にも同年代の日韓戦があります。そこでの試合が今から楽しみです。アジアの同年代の選手との交流や環境の違うところでの活動、経験は彼らの今後の活動に大きく影響していくことでしょう。選手を派遣して下さった関係者の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。

角昂志郎 選手(東京武蔵野シティフットボールクラブU-15)
今回初めてエリートプログラムに参加しました。参加する前は「自分のプレーをしてアピールしたい」という気持ちが強かったですが、ミーティングのとき、池内監督の「当たり前のことを当たり前にできないと自分のプレーを活かすことはできない。」という言葉で目が覚めました。この後からパスの強さ、ポジショニング、動きながらのプレー、攻守の切替を常に意識するようにしました。一番印象に残っていることは韓国戦です。皆と力を合わせ勝ちにいきましたが、負けてしまいました。悔しかったです。韓国の選手の気持ちの入ったプレーは今まで経験したことがなく、とても良い経験になりました。僕はこの大会に出場したことで3つの目標ができました。韓国に勝つ。日本代表を強くする。世界一になる。これらを頭に置いて、また呼んでもらえるように練習や試合に日々励んでいきます。

豊福直人 選手(愛媛FC U-15)
今回の遠征では沢山の事を肌で感じることができました。特に韓国戦では、相手のプレッシャーの速さに圧倒されて何もできませんでした。あのプレッシャーを今感じることができたのは、自分にとってとてもプラスだと思います。常にボールに関わり続ける。動きながらプレーする。ファーストタッチに意図を持ってプレーする。基本技術など、まだまだその精度を上げなければ世界では戦えないと思いました。そして常に頭を休めず、もっともっと考えてプレーすることが必要だと感じました。韓国のプレッシャーの速さは世界基準だったと思います。日本で日頃からあのプレッシャーの中でプレーすることは難しいことですが、環境のせいにせず、自分で意識を変えて練習を積み重ねていきたいです。そして次また韓国とやるときには、あのプレッシャーを楽しめるくらいの余裕が持てる技術を身に付けたいです。まだまだやらなければいけないことは沢山あります。そう気付かせてくれた遠征でした。この貴重な経験を無駄にせず、成長した姿でまたエリートに帰ってきたいです。

植田啓太 選手(横浜F・マリノスジュニアユース)
今回のエリートプログラムに強い思いを持って参加しました。去年のAFCフェスティバルと2015年12月に行われたエリートプログラムで韓国に負けて、すごく責任を感じていたので、このフェスティバルに参加することが決まる前から常に韓国を意識し続けていました。球際、精神面、ハードワーク、ボールに関わり続ける動き、つらいときに何ができるか、全てずっと意識してきました。だけど、いざ試合をすると0-5の大敗でした。自分たちの甘さを痛感しました。越えなければいけない相手だと分かっているけど勝てない。点を決めきれないのが悔しくて苦しかったです。でも、次に韓国と試合をするときのメンバーに選ばれるために、そして世界と戦うために少しずつ細かい差を埋めていき、必ず圧倒的な差をつけて勝利します。結果を残します。

スケジュール

9月5日(月) AM/PM トレーニング
9月6日(火) AM
PM
トレーニング
開会式・試合
9月7日(水) AM
PM
トレーニング
試合
9月8日(木) AM
PM
トレーニング
オフザピッチプログラム
9月9日(金) AM
PM
トレーニング
試合
9月10日(土) AM
PM
トレーニング
試合・閉会式

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

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