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ビーチサッカー日本代表 マルセロ・メンデス監督によるGKクリニックを兵庫県で開催
2016年09月20日
9月12日(月)から14日(水)にかけて、兵庫県明石市の大蔵海岸公園で2016年の8回目となるビーチサッカー日本代表マルセロ・メンデス監督のビーチサッカークリニックが開催されました。
ビーチサッカーにおいて非常に重要なポジションであるGKを今回初めて対象とし、クリニックには全国から19人の選手が参加。諸事情によりGKコーチは参加できませんでしたが、日本代表キャプテンの茂怜羅オズ選手、同代表GKの照喜名辰吾選手と河合雄介選手も3日間クリニックをサポートしました。
初日は講義からスタート。GKの基本技術について映像を交えてマルセロ監督がレクチャーしました。その後ビーチに出ると、監督から「日本代表へのチャンスは全員にある。是非3日間良いパフォーマンスを出してほしい」という話があり、トレーニングに入りました。
2日目の午前はスローイング、午後はセービングのトレーニングを行い、照喜名選手や河合選手からも積極的に参加者へのアドバイスがありました。
3日目の午前はGKのポジショニングや姿勢などについて、映像を見ながら参加者から意見を聞くディスカッション形式で講義を実施。オズ選手からは「普段のチームの練習の中で、GKのトレーニングの時間を少しでも割いてもらって、自身の成長につなげてほしい」というコメントがありました。午後は講義の内容を実践するトレーニングを行い、最後はゲームで3日間のクリニックを締めくくりました。
監督コメント
マルセロ・メンデス 監督
全国から19名もの素晴らしいGKがクリニックに参加してくれて本当に嬉しいです。残念ながら諸事情によりGKコーチは参加することができなくなってしまいましたが、私自身のこれまでの経験を活かし、ビーチサッカーにおけるGKについての重要なポイントを伝えるために最善を尽くしました。参加した選手たちのレベルにはとても満足していますが、このクリニック後に、彼らがそれぞれのチームで自身のレベル向上のために更なる努力をしてくれることを期待しています。
参加者コメント
高井清裕 選手(蔵波BSC)
今回は貴重な時間を設けていただき、マルセロ監督やオズ選手、照喜名選手、河合選手、スタッフの方々には大変感謝しています。同じポジションの選手が日本中から集まり、共にプレーすることで、所属している関東だけでなく、全国レベル、代表レベルのプレーを肌で感じ、また選手間で話をすることで充実した時間を過ごすことができました。日本代表、タヒチ代表のトレーニングも見学できたことで、自身のチームのレベルアップも図る上でも大変参考になりました。今後、今回得た経験を活かしたトーレーニングを自身、チームでも行い、ビーチサッカー界の底上げに貢献できればと思います。
山本哲也 選手(アヴェルダージ熊本BS)
今回初めて行われたGKクリニックに参加できたことを大変嬉しく思います。当初の予定であったパウロGKコーチからの指導を受けることはできませんでしたが、マルセロ監督をはじめ、オズ選手や照喜名選手、河合選手から直接指導を受けることができ、とても良い経験になりました。また、全国から集ったGKと一緒にプレーすることで、自分の強みや課題を認識することができました。今回のクリニックで学んだことをチームに戻っても意識して練習に取り組みたいと思います。
古里健 選手(INTER JAPAN BS)
GKだけが集まるクリニックを開催するのは初めてということで多少の緊張感はありましたが、とても有意義な3日間になりました。マルセロ監督や照喜名選手から教わった様々なトレーニングを自チームで活用し、自分自身の成長、チーム全体の成長へと繋げていきたいと思います。また、他地域の選手と交流を深められ、自分の現段階の立ち位置を把握することができた良い機会になりました。最後になりますがこのクリニックに協力して頂いた全ての方へ感謝いたします。ありがとうございました。
百田翔吾 選手(SHOGO MOMOTA)
とても充実した3日間でした。ビーチサッカーのGKは、サッカーやフットサルと比べても重要度が高い。ほとんどビーチサッカーGKの知識を学べる機会がないだけに、レベルアップに繋がるものをたくさん得ることができました。今回得たものを活かし、マルセロ監督が何度も言っていた「自己分析」「練習量」を実践し、またチームや地域に還元していきたいです。これから全国各地のビーチサッカファミリーとともにより切磋琢磨しながら、ビーチサッカーの普及に努めていきたいです。