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JYDデザインキャンプ ハッカソンが終了、日本サッカーの未来を創る様々なアイデアが発表

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2016年10月11日

JYDデザインキャンプ ハッカソンが終了、日本サッカーの未来を創る様々なアイデアが発表

日本サッカー協会(JFA)と慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM研究科)は10月10日(月・祝)、「JYDデザインキャンプ」の「ハッカソン」を共同でJFAハウスにて実施しました。9月に行われた「アイデアソン」から1ヶ月間、8チームそれぞれが「Football for Family」をテーマにアイデアソンで創出したアイデアを具現化させました。

まずアイデアソンの振り返り・各チームの進捗共有でイベントがスタート。その後、約5時間をかけて最終発表に向けたプロトタイピングを実施しました。チームごとにアプリのデモンストレーション準備や資料作成、プレゼンテーションリハーサルなどを行いました。

最終発表では、審査員として北澤豪JYDアンバサダー・JFA理事、秦英之ニールセンスポーツ代表取締役社長、林千晶ロフトワーク共同創業者・代表取締役、岩上和道JFA事務総長の4名が登壇。各チーム10分の持ち時間でプレゼンテーションを実施しました。サービスのデモンストレーションや施策案の実演、演劇を織り交ぜた演出など熱のこもった発表が続き、審査員からは実現性や具体的なビジネスモデルに関する鋭い質問が飛び交うなど、会場は終始熱気に溢れていました。

審査では、実現性を評価する「リアリティ賞」、サッカーデータの活用を評価する「データ活用賞」、革新性を評価する「イノベーション賞」、参加者全員の投票で決まる「JYDデザインキャンプ賞(総合賞)」の4賞が審査員から発表されました。また、審査員からは惜しくも受賞を逃した提案へも評価コメントが発表され、日本サッカーの未来を創る新たなアイデアへの大きな期待が伝えられました。今回のハッカソンで1ヶ月にわたるJYDデザインキャンプは無事に終了、来年度以降の開催も望まれながら閉幕となりました。

表彰内容

リアリティ賞:
楽援団「3×3PK」

データ活用賞:
SQOL「WOW(アプリサービス)」

イノベーション賞:
FISH INTERNATIONAL「逆サポーター・逆スポンサー」

JYDデザインキャンプ賞(総合賞):
FISH INTERNATIONAL「逆サポーター・逆スポンサー」

参加者コメント

高倉裕紀 さん(JYDデザインキャンプ賞・イノベーション賞 チーム代表)
受賞できてとてもうれしいです。チームが大事にしていた「どうすれば人の気持ちが動くか」を考えたところまで評価してもらえたことがうれしかったです。この一か月間は週に一度チームで集まり、それまでにお互いの宿題をやってくるという方法で進めてきました。普段から「もしかしたら、これはこうつながらないかな?」という目線のアンテナが立った新鮮な一か月でした。

永里亜紗乃 さん(元なでしこジャパン)
(チームの一員としてイベントに参加して)初めて出会った方々とチームを組んだことは、いろいろなアイデアを聞けるワクワク感や新たな発見があり、難しかったというよりも良かったと感じます。サッカー競技のレベルアップは必要ですが、根本的にどこを改善できるかを突き詰めたときに、地域の活性は必要だと思います。今回出たアイデアを元に、地域に根付く事業を始めるなどして裾野が広がるのではないかと思うので、こういった活動は今後も続けてほしいと思います。

審査員コメント

北澤豪 JYDアンバサダー・JFA理事
JYDは皆で創っていきたいという思いから、JYDデザインキャンプが開催されました。サッカーという一つのものに対して、様々な視点があります。たとえば教育プログラム、地域活性化、セカンドキャリアなど、これから必要なものがいくつも出てきたなと感じました。もっとサッカーを楽しむにはどうすればいいのか、競技をするだけではなく、見る側、支える側になったときにどう楽しめるのかということが、今回のイベントで考えられたと思います。これは我々だけでは作れないことなので、皆さんに集まっていただくことが一番大切だと思います。その意見を聞いた中で、我々が一緒にやっていくことができれば一番良いのではないかと思います。

岩上和道 JFA事務総長
今回「JYDデザインキャンプ」を開催でき、参加者の皆さまには本当に一生懸命サッカーのことを考えていただいて、大変素晴らしいプレゼンテーションをしていただきました。JFAとしても今回のイベントを活かして、サッカー発展のために、「JFAの約束2050」を達成できるように頑張りたいと思います。JYDはまだ始まったばかりです。特に若手育成のために日本のサッカー界の土台を支えていく大変重要なプログラムであると我々は考えています。今回参加いただいた皆さまは、サッカーファミリーの大事な一員です。今後とも日本サッカーの発展のためにご協力いただければと思います。共催の慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の皆さまにも感謝を申し上げます。

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