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JFAアカデミー堺 JFAエリートプログラム トレーニングキャンプに参加して

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2016年11月25日

JFAアカデミー堺 JFAエリートプログラム トレーニングキャンプに参加して

JFAアカデミー堺の4期生(中2)2名と、5期生(中1)1名が、「JFAエリートプログラム女子U-14トレーニングキャンプ~JOC日韓競技力向上スポーツ交流事業~」(10月14日~19日@大阪府/J-GREEN堺)と、「JFAエリートプログラム女子U-13韓国遠征~JOC日韓競技力向上スポーツ交流事業~」(11月13日~18日@韓国/木浦)に参加しました。2016年度各カテゴリー最後のトレーニングキャンプでした。

より高いレベルでのトレーニングや試合を経験し、JFAアカデミー堺で普段から取り組んでいるロジカルコミュニケーションスキルや国際交流などのオフザピッチのプログラムを実践し、多くの刺激を受けてきました。今回の活動でそれぞれに感じた成果と課題を踏まえ、今後のアカデミー活動でも成長していけるよう取り組んでいきます。

アカデミー生コメント

田畑晴菜 選手(ヴィエントFCとよの 中2:4期生)
私は今回のキャンプに参加して、新たな成果と課題と見つけました。オンザピッチでの成果は、トレーニングで一つ一つのメニューで何が大切なのかしっかりと意識してプレーできたことと、ボールを持った時にすぐにパスを出すのではなく、ドリブルで持ち出すことができたことです。スペースが空いていたらボールを運ぶことで、相手はドリブルなのかパスなのか迷い、次のプレーの選択肢を増やすことができました。試合では、そうすることで相手のバランスを崩しながら、シンプルにゴールへ向かう攻撃ができたと思います。オフザピッチでの成果は、国際交流の場で韓国の選手とコミュニケーションを取ることができました。それぞれの言語は理解できなくても、積極的に話しかけ、英語やジェスチャーを使いながら楽しい時間を過ごすことができました。

課題は、動きながらプレーすることや、味方が要求しているところにパスを出すことができなかったことです。韓国との試合では、相手のプレッシャーが速く、動きながらパスをもらわないとボールを奪われてしまいました。アプローチが早くて球際の強い相手に対してはファーストコントロールの質や味方選手の動きを良く見てパスすることが必要だと感じました。

私は中学1年生の時から6回のエリート活動に参加し、多くのことを学びました。サッカーでは、特に止める・蹴るという基礎がいかに大事であるかということを学び、徹底することが多かったです。オフザピッチでは食事や挨拶、周囲への気配りなど、選ばれた選手としての自覚と責任をもって行動することを意識してきました。ここで学んだことを、これからもアカデミー活動でも継続していきたいです。具体的には、サッカーではパス&コントロールの質と精度を高めること、トレーニングから常に世界基準のプレッシャーを意識しながら判断やプレーのスピードを上げていきたいです。また、日常生活でも、自分で考えて行動できる自立した生活を送ることと、立ち居振る舞いを意識していきたいと思います。

森文佳 選手(INAC神戸レオンチーナ 中2:4期生)
私はこのキャンプで、オンでもオフでも「チャレンジすること」を1つの目標にして取り組みました。その結果、成果と課題を2つずつ見つけました。成果の1つ目は、積極的なアクションでパスを受けるようになったことです。今までは、動き出してもパスをもらえないのではと思い、ちゅうちょして走らないことがよくありました。しかし、味方が前を向いてパスを出せる状態の時に、チャンスだと感じたら相手の背後のスペースへ思いきり走り出すことを意識していると、韓国との2戦や大阪学芸高校との試合のときにゴールに向かうパスがたくさん出てきて、得点につながるプレーが増えました。2つ目は、オフザピッチで韓国の選手とコミュニケーションを取れたことです。言語が違う中で英語を使って道案内することや、ジェスチャーを交えながらお互いの意思を伝えることができました。

課題の1つ目は、トレーニングや試合でもっと声を出すことです。パスを受けられる状況で味方選手を呼べなかったり、プレーの修正をその場ですぐに伝えたりできませんでした。2つ目は、パスの質です。トレーニングの時は意識できていても、いざ試合になるとずれてしまったり浮いてしまったりして、ボールを失ってしまうことがありました。日頃のトレーニングからもっと意識することと、自信をもってプレーすることが大切だと思いました。今回初めてエリートプログラムに参加し、トップレベルの選手とプレーすることで自分のレベルとの差を痛感しました。これからはもっと自分に厳しく、日常生活から自分の行動を見直し、それらをオンザピッチでのプレーの向上につなげられるようにしていきたいです。

大場柚季 選手(尼崎レディースU-15 中1:5期生)
私は、JFAエリートプログラム女子U-13韓国遠征に参加して色々なことを学ぶことができました。韓国との試合では、ワンタッチで前を向く、ディフェンスの時に相手との距離を考えるなど、自分の課題を意識して取り組みました。チャレンジはできましたが、まだまだ回数も少ないし、成功する場面も少ないので、もっと質を上げていきたいです。他にも成果と課題がたくさんあったので、良いところは伸ばしていき、課題は良くなるように練習していきたいです。韓国の選手は、足が速く体も強かったですが、それに勝てるように頑張りたいです。オフザピッチでは、交流行事として、韓国の選手と一緒に買い物に行く時間がありました。お土産を選ぶのを手伝ってくれたり、会計の方法を教えてくれるなど、韓国の選手のみんなが優しく接してくれて楽しく過ごすことができました。

サッカーは、日々の生活の部分もプレーに表れてくると思うので、これからアカデミーでの生活でも、ルールを守ったり礼儀正しく挨拶をするなど、日常生活の基本的なところからしっかりできるように心がけていきたいです。そして次も選出されるように頑張りたいです。

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