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2016ナショナルトレセンU-14後期 地域対抗戦 開催報告vol.1

2016年11月25日

2016ナショナルトレセンU-14後期 地域対抗戦 開催報告vol.1

ナショナルトレセンU-14後期が11月24日(木)、静岡県の時之栖裾野グラウンドにてスタートしました。日本全国各地域より選抜された総勢308名の選手が、各地域の指導者とナショナルトレセンコーチの指導のもと、11月27日(日)まで試合(各地域対抗戦)やトレーニングなどに取り組み、選手・スタッフ全員が参加するガイダンスやレクチャー、ミーティングなども実施されます。今回のレポートでは、須藤茂光ダイレクターと選手3名のコメントをご紹介します。

コーチコメント

須藤茂光 ユース育成ダイレクター
今年9月、10月に行われたAFC U-16、およびU-19選手権において、U-16日本代表はベスト4、U-19日本代表はこの世代初のアジアチャンピオンとなりました。そして来年開催される世界選手権の出場権を獲得しました。そこで戦った選手の中にはナショナルトレセンU-14を経験した選手が多くいました。ナショナルトレセンU-14地域対抗戦に参加する選手の皆さんには日頃の成果を思い切り発揮してもらうことはもちろんですが、自分の将来像を思い描きながら地域の代表として戦ってもらいたいと思います。U-14は来年スタートするU-15日本代表に繋がります。U-13はU-14エリート、そして代表へと繋がります。指導者の皆さんには、選手たちの未来を見据えた世界基準の要求をお願いしたいと思います。日本やアジアでできることと世界でできることは違います。できることを称賛してください。そして「もっと」という世界基準の視点も忘れないでください。全ての選手に、大きな可能性を持っていることを気付かせてください。選手たちにとっても指導者にとっても、更に向上するために、「日常を変える」きっかけとなるナショナルトレセンU-14にしてもらいたいと思います。

選手コメント

成田安里 選手(プログレッソ十勝U-15/北海道U-14)
ナショナルトレセンU-14に来ることが決まってからは、誰にも負けない気持ちでトレーニングしてきました。トレーニングでは自分の課題である動きながらのプレーの質を高めることを意識していました。その結果、動きながらのプレーの質が上がってきたと思います。ナショナルトレセンでは自分の特徴であるアグレッシブなプレーをして、来年スタートするU-15日本代表に入れるよう頑張ります。

田中春希 選手(MIRUMAE・FC・U-15/東北U-13)
今日は初めて一緒にプレーする選手たちとの試合だったので、自分のやり易いようにプレーできませんでした。試合はこれから3日間続くので、ピッチ内外でチームメイトとコミュニケーションを取り、自分がみんなを引っ張ることでチームを高いレベルに引き上げて、勝ち進んでいきたいです。今回のナショナルトレセンU-14では、自分より上手い選手がたくさんいることを知ったので、チームに帰ってからもここで学んだことを活かしていきたいです。

戸水利紀 選手(川崎フロンターレU-15/関東U-14)
今日の試合とガイダンスを経験して、意識の差を感じました。自分が普段見てるものはまだまだ甘くて、もっと高いところを見ないと成長できないと思います。高いところとは、U-15からの日本代表や世界のことです。今日の試合ではコンビネーションがうまくいかなかったり、自分のストロングポイントである玉際の強さが出し切れなかったので、これからチームメイトとピッチ内外でコミュニケーションを取って、試合に勝っていきたいです。そして将来はドイツのブンデスリーガで活躍できるよう、ここで満足せず日々仲間や相手と競い合っていきたいです。

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