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フットサル日本女子選抜 トリムカップ2017に向けてトレーニングキャンプ始動
2017年03月24日
3月24日(金)から岐阜県と愛知県で行われる「トリムカップ2017 第9回全国女子選抜フットサル大会」に参加するため結成されたフットサル日本女子選抜チームは、22日(水)よりトレーニングキャンプを開始し、2日間のトレーニングを終えました。全国から集まったU-18を中心とした選手たちは、今回初めて日本選抜チームに参加する選手がほとんどで、緊張はしているものの、この活動から多くを学んで帰ろうという意気込みが感じられました。初日のトレーニングの前に行ったミーティングで、伊藤雅範監督より、今回の大会の目標、そして守備・攻撃の約束といったチームの共有事項について話しがありました。そして、今回集まった選手たちに、これからのサッカー界を盛り上げていく選手になって欲しいと伝えました。
1日目は、午後のトレーニングでチームの共有事項を確認し合い、そして夜には愛知県女子選抜チームとの練習試合を行いました。2日目、午前中の練習は、前日に行った試合で見えたチームの課題の修正を中心に行い、午後の練習では、実践的なセットプレー練習等で戦術を共有し、24日(金)からのトリムカップの試合に備えました。
監督・選手コメント
伊藤雅範 監督
今大会はU-18世代を中心に様々な選手を招集しました。選手を招集するにあたり、多くの選手情報を全国のフットサル関係者、指導者からご提供頂きました。改めて感謝を申し上げます。
現状として、U-18カテゴリーの全国規模の大会はまだ行われていませんが、U-18世代で活動している選手は全国に多く居ます。また、U-15の全国ユース大会は行われており、毎年、素晴らしい大会となっています。
今回のメンバーは、U-15全国ユース大会で活躍した選手(今大会に出場する他の選抜チームに選出されている選手は除く)、過去に出場し現在はサッカーを中心に活動している選手とU-18フットサル選手として活動している選手を中心に選出しました。
狙いは女子フットサルの裾野を広げる事、そして、この若い世代から日本代表へ進んでいけるような選手を輩出する事です。戦術的には、『フットサルの基礎戦術』をベースに構成しました。フットサルC級ライセンスの内容です。
彼女たちは3回の練習セッションと1回の練習試合という少ない準備の中でベストを尽くしてくれています。自信はありませんが、不安もありません。彼女たちの取り組む姿勢に感謝していますし、正しい姿勢で準備が出来ている事だけは自信があります。
今から大会が始まるのが楽しみです。
最後に彼女たちをピッチに送り出す前に『フットサルを楽しむ事』『会場の人たちが応援してくれるようなチームになろう』という言葉をかけて送り出したいと思っています。このチームが若いフットサル選手の希望、目標となれるように全力で戦いたいと思います。
見矢明日香 選手(FOOTBALL CLUB FAMILIA U-15/レインボー垂井U15レディース)
2日間のトレーニングとトレーニングマッチを終え、ついに明日はトリムカップ初戦となります。練習の成果を十分に発揮することと、2日間で出た課題を課題として残さないことが大事になってくると思います。トリムカップでのチームの目標への1コマを進められるよう、チーム全体でフットサルを楽しみ、笑顔で明日の初戦を勝利で飾りたいと思います。
阿部莉音 選手(エスポラーダ北海道イルネーヴェ)
試合を明日に控えた今、私はこの2日間のトレーニングを振り返って、とても大きなものを得ることができたと思っています。それは、何事も「自分で」「自分から」取り組むということです。そして合宿を終え帰る時には、他の人が率先してやっていたことを自分も吸収して、前よりも成長できていれば良いなと思います。明日からのトリムカップでは、仲間と自分を信じ、みんなが笑顔で、このチームでプレーができて良かったと胸を張って言えるように、悔いのないパフォーマンスをしたいです。
谷川すず 選手(Fuerza Futsal Club)
フットサル日本女子選抜チームに参加するのは初めてで、最初は緊張しかありませんでしたが、いざ活動が始まると、一つ一つの練習がとても楽しくて、自分のフットサルに対する知識が広がりとても勉強になりました。まだなかなか自分らしいプレーをすることができていないので、新しく教わったことをプレーで出せるようにして、残りの活動時間を大切にして頑張っていこうと思います。そしてチームの約束は「笑顔」なので、皆で力を合わせて試合に勝って、「笑顔」でいたいと思います。