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JFAビーチサッカー巡回クリニックに兵庫県の小学生160名が参加
2017年09月07日
9月2日(土)と3日(日)の2日間、兵庫県明石市大蔵海岸で今年3回目となるJFAビーチサッカー巡回クリニックを開催しました。
第1回兵庫県少年ビーチサッカー大会2017 in AKASHIに出場した約160名の小学生に対し、田畑輝樹氏(ヴィアティン三重BS)、鈴木俊多氏(クラブアレイア)のインストラクターがビーチサッカークリニックを実施しました。
初日は、大会開催前にアイスブレイクを目的としたウォーミングアップを行い、子どもたちは砂の上で早く走るためのコツを習得しながら様々なチームと交流を図りました。その後、スコップなどの基本的な技術のレクチャーを受け、各チームに分かれてゲーム形式で競争しながら基本的な技術を練習。最後は2つのピッチに分かれ、ビーチサッカー特有のフリーキックの練習やスコップからのシュートなどを行い、大会でそれぞれ良いプレーが発揮できるよう練習しました。
2日目は、少年ビーチサッカー大会の予選リーグと準決勝の合間にクリニックを行い、前日のスコップなどの基本技術に加えて砂の上で行うドリブルをトレーニングしました。その後はインストラクター対子どもたちの試合を行い、インストラクターのアクロバティックなプレーや子どもたちの得点シーンで会場は大いに盛り上がりました。
インストラクターは、大会期間中も子どもたちの相談に乗ったり、個別に指導するなど精力的にビーチサッカーの普及活動に努めました。
次回の巡回クリニックは、9月16日(土)に北海道の石狩浜で、また16日(土)と17日(日)に青森県の五戸サンドコートで実施します。
インストラクターコメント
田畑輝樹 インストラクター
第1回兵庫県少年ビーチサッカー大会に併せて行ったクリニックでは参加チームの子どもたち約160名が参加してくれました。ビーチサッカーを初めてやる子どもたちばかりで、ビーチサッカー特有の技術や砂での走り方など、全くわからない子どもがほとんどでした。クリニックではビーチサッカーで必要なスコップパスやシュート、走り方やドリブルなどを指導しました。
子どもたちは、試合中に失敗を恐れずクリニックで習ったことにチャレンジしながらプレーしていました。そして、試合の合間に失敗や成功を重ねながら何度も何度も練習してる姿や積極的に質問やアドバイスを求めてくる向上心に嬉しく想いました。2日間と短い時間でしたが、子どもたちが1試合1試合プレーする度に成長していくスピードに驚きを感じる2日間でした。
鈴木俊多 インストラクター
単発のクリニックとは違い、同じ子どもたちと2日間続けてボールを蹴り、試合も応援することができたことは貴重な時間となりました。初日には「難しい!」と言っていた子どもたちが2日目には上手にスコップができるようになっていたりと大人顔負けのプレーを見せてくれ、約160名の子どもたちそれぞれの成長を感じることができました。大会も、準決勝では残り1秒での同点ゴールから逆転劇があり、決勝戦では白熱したシーソーゲームが繰り広げられたりと周りで観戦している大人も子どもも熱くなり、興奮して歓声をあげながら応援していました。あらためて、日本全国にこのような大会やクリニックを増やしていきたいと感じました。
今回は、事前にインストラクター同士で話し合ったテーマ「ビーチサッカーの楽しさを伝える」「試合で使える技術を伝える」ことを、大人数のクリニックのなかでもうまく取り入れることができたと思います。今後もこのような形で全国にビーチサッカーの輪が広がっていけば最高です。参加してくれた子どもたち、大会関係者の皆様、ありがとうございました。
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