9月30日(土) U-15日本女子選抜トレーニングキャンプが大阪府のJ-GREEN堺で始まりました。

晴天の下、全国9地域から選ばれた選手たちはまずフィジカルテストを行い、自分の基礎となる部分を把握することからスタート。その後2グループに分かれてのトレーニングへと移り、芝生の感触を確かめました。夕食後はJYDスポンサーである株式会社 明治による栄養のレクチャーが行われました。

その後はフィジカルのレクチャーと続き、本日計測をした数値をもとに自分の長所、短所を改めて認識し、そのうえでどうするかを自分自身で考える時間となりました。

また、その後はU-16日本女子代表の楠瀬直木監督が、先週までタイで行われていたAFCU-16女子選手権での様子を映像とともに紹介しました。同じ年代の身近な選手達が世界で戦う姿に多くの刺激をもらい、キャンプ一日目を終えました。明日10月1日からは午前、午後と本格的なトレーニングが始まります。

コーチ・選手コメント

利光ちはる 日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ/カティオーラフットボールクラブ
「厳しい闘いを共有しよう！」AFCU-16予選を終えたばかりの楠瀬監督からの言葉を受けて初日の活動を終えました。初日の今日は、ピッチでは自分自身の限界にチャレンジすることと現状を知ることを目的に「フィジカル測定」を、夜のレクチャーでは明治さんの「栄養指導」と「フィジカル測定のフィードバック」が実施されました。世界で活躍するために「今から、明日からできることは何なのか？」そして、「何をしにここにきているのか？」をしっかりと自問しながら、四日間の充実したキャンプになることを期待したいです。

鈴木寛那 選手（ノジマステラ神奈川相模原アヴェニーレ）
私はこのキャンプに、自分や自分のプレーを知ってもらいたいという思いや基礎技術をもっと習得したいという思いで来たのと、このU-15のトレーニングキャンプよりも上へ登りたいという気持ちを持って来ました。ですが、今日のトレーニングやミーティング、レクチャーが終わって、上へ登りたいという熱意が全然甘いものだったということを、すごく感じました。同世代である5人の選手が世界を経験したことに、とても刺激を受けました。だからこそ、私も世界でゴールキーパーとして戦いたいと、今日、改めて思いました。
そのためには、本当に、本当に必死で努力していかなければならないので、今日よりずっとずっと強い思い、熱い思いを持って、1つ1つのプレーにこだわって、残り3日間のトレーニングに取り組んでいきます。そして、世界で戦いたいという強い意志を残りの3日間だけに限らず、これからも持っていこうと思います。

及川桃 選手（クラブフィールズ・リンダ）
1日目は午後のフィジカルテストから始まりました。内容は10m、40m、10m×5、バウンディング、Yo-Yoをやり、この種目中で10m×5に一番自信がありました。結果は自分の予想していたとおり、10m×5が一番良かったです。ですが、その他の種目が10m×5に比べてあまり高くなかったので、これからサッカーをしていくうえで他の種目も伸ばしていかなれかればならないので、自信が持てるくらい努力していくことが大切だということを学びました。明日は、午前と午後にトレーニングがあるので、自分らしいプレーができるように全力で頑張ります。

山口歌子 選手（アルビレックス新潟レディースU-15）
今日は、午後からのトレーニングでフィジカルテストをしました。フィジカルテストをして感じたことは、特にYo-Yoテストでは、自分の限界以上を出すという気持ちを持って走ることです。そしてフィジカルテストの後は、パス＆コントロールやロングキックなどの基礎をやりました。しかし、疲れた後で足が全然動かず、パスが乱れてしまいました。
以上のことを踏まえて、明日からの3日間は、自分に厳しく、1つ1つのプレーをていねいに、失敗を恐れずチャレンジしていきたいです。また、自分の得意なプレーを発揮し、悔いのないように頑張りたいです。

スケジュール

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。