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JFAビーチサッカー巡回クリニックを熊本で開催
2017年11月22日
11月18日(土)、19日(日)に熊本県芦北マリンパークビーチにて、JFAビーチサッカー巡回クリニックが開催されました。
ビーチサッカーの普及や選手育成を目的としたクリニックでは今回、牧野真二氏(LEON福岡)、松岡翔太氏(アヴェルダージ熊本BS)の2名がインストラクターを務めました。
18日(土)は、小学生、中学生総勢30名が参加し、ビーチサッカーの普及を目的としたクリニックを行いました。ウォーミングアップから両インストラクターの声掛けにより会場は盛り上がり、その中でもビーチサッカーのテクニックであるスコップやシュートなどデモンストレーションを見ながら子どもたちは何度もチャレンジしていました。最後にはゲームを行い、インストラクターも一緒にプレーしながら、子どもたちの笑顔が多く見られる一日となりました。
19日(日)は、九州ビーチサッカーリーグに参加している選手10名が参加し、選手を育成する目的のクリニックを実施。インストラクターは、ウォーミングアップからゲームまでのトレーニングメニューを作り、クリニックに臨みました。インストラクターは技術練習でデモンストレーションを行いながら、試合をイメージしてプレーをするようにアドバイスを送り、パスの1本1本の質にこだわることを参加者に意識させました。その後、コンビネーションからのシュート練習を行い、最後にゲームを行って今回のクリニックを締めくくりました。3時間弱もの時間、内容の濃いトレーニングをし、インストラクターは精力的にビーチサッカーの普及・強化のための活動に努めました。
インストラクターコメント
牧野真ニ インストラクター
今回のクリニック初日は、小学生から中学生までの子供たちに指導を行いましたが、今回参加した子供たちの指導者の方が、日頃からビーチサッカーをトレーニングに取り入れていることもあり、ビーチサッカー特有のスコップができる子供がいたり、なかには、スコップからオーバーヘッドキックをする子供もいたりして驚かせられました。こうして少しずつでもビーチサッカーが認知されだしてることを嬉しく思いました。1日目は、大人の方への指導を行いました。九州リーグにも参戦しているチームの選手が多かったこともあり、普段からチームで練習しているようなメニューを組み、その中で、トップレベルの選手たちの意識・基準をアドバイス出来たのは、今後の九州リーグのレベルアップに繋がってくれると信じています。今後も、ビーチサッカーの普及・強化のために頑張っていきたいと思います。
松岡翔太 インストラクター
今回初めて巡回クリニックのインストラクターとして子どもたちや一般の方々にビーチサッカーを伝えさせていただきました。1日目は子ども向けにクリニックを行いましたが、子どもたちの素直さと吸収の早さにとても驚きました。今回のクリニックで伝えたことを是非サッカーに還元して欲しいですし、また並行してビーチサッカーも沢山楽しんで欲しいと思います。2日目は一般の方へのクリニックでした。九州リーグでも活動する選手が大半だったため、牧野インストラクターと話をして、あえて普段トレーニングで行なってるような基礎的なことを行いながら、その中で細かい所にフォーカスを当てて、一つ一つにこだわりを持ってもらえるように意識をしながらトレーニングを行いました。参加者の皆さんが真剣に話を聞いてくれたおかげで、とても良いクリニックになりました。今回のクリニックに参加して下さった方がもっとビーチサッカーに興味を持ってくれたら嬉しいですし、これからも日本のビーチサッカーの発展のために全力で貢献していきたいと思います。