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JFAアカデミー福島女子 労作体験を実施
2018年05月18日
JFAアカデミー福島では、JFAプログラムの一環として、道徳的価値の育成を重視し、稲作の労作体験を行っています。今年も御殿場市の農家の佐藤孝吉さんのご協力のもと、5月14日(月)に中学生が田植えを経験しました。
初めての体験となった13期生(中1)は、苦労しながらも先輩たちにリードされ、無事に終えることができました。この日は昨年収穫したお米でカレー作りも行いました。
アカデミー生コメント
吉岡心 選手(中1:13期生)
カレー作りでは、買い出しから自分たちでやらせてもらいました。できるだけ安くすませ、おいしく作るという条件の中、私たちのグループでは隠し味に何を入れるかや、どんな具材を入れるかなどを全員で意見を出し合うことで、安くてカレーに合う具材を選ぶことができました。その後のカレー作りでも制限時間が設定されていたため、野菜の皮をむく方法を工夫したり分担して作業したりと協力して、おいしいカレーに仕上げることができました。そして初体験の田植え。体験してみて実感したことがあります。それは、1本にたくさんのお米ができるので1本も無駄にできない、また私たちが生きていくために欠かせないものだから命だと思って植えないといけないほど大切なもの、ということです。それを学んだうえで、あらためて命、食の大切さなどを考えることができました。このような経験ができたのも、田んぼや自宅を貸してくださった佐藤さんをはじめ、いつも支えてくれている人のおかげです。
鹿島彩莉 選手(中1:13期生)
カレー作りと田植えを体験させてもらいました。カレー作りは、以前一度やりましたが、今回は材料の買い出しから始まり、鶏肉チームと豚肉チームの二つに分かれて、コストが低い方から鍋と調理場所を決めることができました。私は鶏肉チームでコストが高くなってしまったので、鍋と調理の場所は決めることができなかったですが、チームのみんなとおいしいカレーが作れて良かったです。田植えは初めてでとても難しく、ぐにゃぐにゃの線になってしまって、足も思うように動かずとても疲れてしまい、あらためて農業の人たちは大変だと感じました。同時にとてもありがたくて、一束一束がとても大切で、感謝の気持ちを忘れずにしていきたいと思いました。とても良い体験になりました。