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「教員免許状更新講習:小学校体育サポート研修会」を開催
2018年08月30日
JFAでは、8月27日(月)に「小学校体育サポート研修会」を実施いたしました。
この研修会は体育やサッカーの授業の経験の少ない先生たちをサポートするために2014年から実施しているもので、今回初めて、教員免許更新講習会として開催しました。
当日は29名の参加があり、実技や講義だけでなく、グループワークとして指導案の作成、発表も行ないました。
今年度小学校体育サポート研修会はあと3回開催予定です。詳細が決まり次第、JFAホームページにてお知らせいたします。
受講者コメント
荻野真希 さん
実技を通して、学習の進め方やゲームの仕方だけでなく、サッカーの楽しみ方に触れることができました。実技や講義、映像からサッカーを楽しみ、身体を動かすことが楽しいということにつなげていきたいと思いました。私自身はサッカーを競技として取り組んだことはありませんが、初めてのことでも場を工夫することで楽しく身体を動かせたということを感じました。今回のような実技を通してサッカーの楽しさを味わえる研修会を今後も受講してみたいです。
藤本一郎 さん
実際に動いてみたり、映像をみたり、指導計画を作成する等とても具体的でわかりやすい研修会でした。グループワークでは他の先生方と深く体育のサッカーについて話ができました。また講義も同じ小学校の教諭としての立場から話をしていただけたので、共感できるところが多かったです。サッカーは1人ではできないので、仲間との関わりで楽しむことを意識させたいと思いました。ゲーム前後の礼や握手、仲間を応援することも仲間との関わりを感じられるものだと思いました。
海老原隆太 さん
サッカーを通じて学校教育や人間教育につなげていき、一人でも多くの子どもたちの成長に携わっていきたいという思いを受けました。内容も実践的な内容が多く、説明もわかりやすく、現場の視点での考えが多かったです。実技も明日からすぐに実践できるような内容で、たくさんのアイディアを紹介いただきました。
遠藤慶則 さん
実技の内容はすぐにでも活用できる内容の濃いものでした。サッカーに抵抗がある先生でもこの研修会を受けて、「やってみたい」というきっかけづくりになるのではないかと感じました。講義だけでなく、実技もあり、自分たちが児童役として体験でき、充実した研修でした。他の先生方ともグループワークでできたことも貴重な経験となりました。同じ小学校の教諭から話を聞けたことがとても勉強になりました。日頃から熱心に指導されていることがわかり、とても刺激になりました。
「小学校体育サポート研修会」とは
公益財団法人日本サッカー協会が推奨する小学校の新学習指導要領に沿った体育授業サポート研修会です。特に、体育や運動の苦手な先生に受けていただきたい研修会です。「外部のコーチが来てサッカーをしてくれた」ではなく、体育の授業を担当している先生方ご自身がサッカーの授業や児童とのふれあいを楽しんで行ってもらうために実施しています。これまで受講いただいた先生方からは、サッカーのみならず教育活動のさまざまな場面で、この研修会で受けた内容を活かせるという声が多くあがっています。
①実技:先生方ご自身に、サッカーの楽しさ、運動の楽しさを「これなら出来る!」という手応えを感じていただく内容となります。先生方が楽しいと感じていただくことが「楽しい授業」を行う一番のポイントであると考えます。
②講義:実際の授業を研究・計画するうえでのポイントや、単元の狙い、領域目標、児童の発育発達に則したプログラム全体の考え方をお伝えします。