JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 選手育成 > 最新ニュース一覧 > 女子GKキャンプ、3日間の活動を終える
トヨタ
ニチバン
明治
モルテン
トレセン関連事業

ニュース

女子GKキャンプ、3日間の活動を終える

トヨタ
ニチバン
明治
モルテン
トレセン関連事業

2018年09月03日

女子GKキャンプ、3日間の活動を終える

女子GKキャンプ2日目の9月1日(土)は前日までの雨雲が徐々に抜け、午前、午後と本格的なトレーニングを行いました。また、夜のミーティングでは、実施したトレーニング内容等についてグループごとに話し合い、分析結果の発表を行いました。

最終日となった2日(日)は、朝から晴れ間が見え、恵まれたコンディションの中で選手たちはこの新潟での最後のトレーニングを元気に取り組みました。集まった25名での時間を名残惜しみながらも、それぞれの活躍と、また再会できることを誓い合い、それぞれの帰路につきました。

コーチ・選手コメント

轟奈都子 コーチ(ナショナルトレセンコーチ)
今回はU-15年代の選手25名を招集し、トレーニングキャンプを行いました。最初のミーティングでオンザピッチ・オフザピッチの両面で「積極的に行動すること」と「質の追求」を意識して取り組んでいこうと選手たちと共有し、三日間のキャンプをスタートしました。4回のトレーニングではU-13/14グループとU-15グループに分かれ、ブレイクアウェイやクロス・シュートストップ、攻撃参加をテーマに取り組みました。どちらのグループの選手たちも積極的にトライし、コーチからのアドバイスや他の選手のプレーを観て感じたことなどを自分のプレーに活かしながら、再びトライする姿が多くみられました。また、夜のミーティングではU-20日本女子代表のGKコーチでもある西入コーチからU-20女子W杯の様子の共有があり、大変有意義な時間になったのではないかと思います。また、選手それぞれの自己紹介、トレーニングの振り返りでのグループワーク・発表も行い、GKのプレーの理解を深めると共に人前で話すことやグループ内で意見を伝え合いまとめて、他の人に分かりやすく伝えることにもトライし、GKとして重要なコミュニケーション能力の発揮にも取り組みました。三日間を通して選手たちはオフザピッチの部分でも積極的に取り組み、オンザピッチ・オフザピッチの両面で選手たちの変化や成長を感じることができました。選手たちには今回のキャンプで学んだこと・感じたこと・気づいたことを今後の成長につなげていけるよう、高い意識と強い意志を持って取り組み続けてもらいたいと願っています。
素晴らしい環境のもと選手たちが積極的に取り組み、とても充実した三日間になりました。選手を送り出してくださいました所属チームの関係者の方々やトレーニング会場の関係者の方々、宿泊先の方々をはじめ、今回のキャンプに関わってくださいました皆さまに感謝申し上げます。

小金丸幸恵 コーチ(アルビレックス新潟レディースU-18)
二日目の夜のミーティングではグループワークとしてプレー分析を行いました。トレーニングでの状況や出来事を思い出しながら自分たちの言葉で整理することで、成果や改善点について振り返りやすくなり、最終日ではより意図を持った積極的なプレーが多くみられました。クロスのトレーニングでは安全確実にプレーすることを目指し、身体の向きやスタートのタイミング等、細かな修正を繰り返し行いました。ゲームではゴール前での激しい攻防も生まれ、実戦でトライすることで、よりプレーの幅が広がったように感じます。どの選手も、日頃のトレーニング環境は様々ですが、このキャンプで得たものをピッチ内外で実践し続けていってほしいと思います。

尾添有紗 選手(ディオッサ出雲F.C U-15)
私がこの三日間で学んだことは「チャレンジ」の大切さです。二日目の午前はフロントダイビング、三日目はクロスのトレーニングを行い、コーチから、迷ったらチャレンジするようアドバイスをもらいました。少しずつですがチャレンジできるようになり、それに伴い、どうすればうまくできるのかもわかってきました。失敗することが多かったのですが、成功するレベルが少し上がったので良かったです。自分のチームに帰っても三日間で学んだことを意識し、失敗を恐れずにチャレンジしていきたいです。

酒井優羽 選手(河西中)
今回このキャンプに参加するにあたり、積極的にプレーしてひとつでも多くのことを学んで帰ろうと決めて三日間を過ごしました。初日は消極的になってしまうことが多かったのですが、二日目のブレイクアウェイでは積極的に飛び出すことができ、ミスをしても、なぜそうなったかを考えることができました。また、キャンプを通して多くの課題を見つけることもできました。ブレイクアウェイで私は迷ってしまうと声が小さくなってしまうことがよくあり、それでは失点につながってしまうので、「出る」と決めたら大きな声で飛び出そうと思いました。そして、私には基礎的なトレーニングをもっとしていく必要があると感じました。これからは基礎から真剣に取り組んで、レベルを上げていきたいです。本当にこの三日間で多くのことを学び、多くの選手とコミュニケーションをとることができて良かったです

遠藤有紗 選手(ノジマステラ神奈川相模原アヴェニーレ)
今回のキャンプでは、ディストリビューションの質を向上させるという目標をもって三日間取り組みました。初日はキャッチングなどの基礎、二日目はショートストップやディストリビューションを行い、三日目はゲームの際にパスの質を意識しながら取り組むことができました。また、今回のキャンプでは自分のストロングポイントと、改善点をはっきり見つけることができました。一番の改善点は、ミスをした後のプレーです。ミスをした後、焦るのではなくしっかり状況判断をすることの大切さを学ぶことができました。これを意識して、自チームの活動で活かせるようにしたいと思いますし、チームの士気が一層高まるように普段のトレーニングから質を上げていきたいです。

スケジュール

8月31日(金) PM トレーニング
9月1日(土) AM/PM トレーニング
9月2日(日) AM トレーニング

※スケジュールは、チームのコンディション等により急きょ変更する場合があります。

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー