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アカデミー福島男子 カンボジア遠征 〜JFAアカデミー福島男子 スタッフ通信Vol.6

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2018年11月13日

アカデミー福島男子 カンボジア遠征 〜JFAアカデミー福島男子 スタッフ通信Vol.6

JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。

JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。今回JFAアカデミー福島男子のレポートを担当するのは、船越優蔵コーチです。

JENESYSカンボジアサッカー派遣プログラムに参加

JFAアカデミー福島ユースコーチの船越です。今年も昨年に引き続きチャレンジチームを担当しています。今回のスタッフ通信ではJFAアカデミー福島10期生(高校1年生)が10月29日(月)から11月6日(火)まで参加したJENESYSカンボジアサッカー派遣プログラムについてお伝えしたいと思います。

今回のプログラムではサッカー交流(vsカンボジアU-18,vs地元プロチーム)だけではなく、日本大使館やカンボジアスポーツ省、カンボジアサッカー協会、JICAへの表敬訪問やカンボジアの高校生との学校交流、ホームビジット、歴史的建造物の視察、報告会などたくさんの貴重な体験をすることが出来ました。このプログラムではサッカーを通じて日本の素晴らしさ、魅力を伝え、カンボジアの人たちが日本に関心を持つきっかけ作りを行い、またカンボジアの政治・経済・歴史・文化などを知り、現状やサッカーをとりまく環境について紹介してもらうことで、相互交流を通じ日本とカンボジアの友情を育むことを目的としています。

選手たちはまず出発までにカンボジアについて事前学習をし、学校交流で行われる英語でのプレゼンの準備、パワーポイントの作成を約1ヶ月かけて行い、万全の準備をして出発しました。到着後すぐに練習を行いましたがカンボジアの気候はちょうど私たちが訪れた時期から乾季に移行した時期で、非常に過ごしやすく集中した練習を行うことができました。翌日からは表敬訪問や文化交流が分刻みのスケジュールで続きましたが、アカデミー入校から養ってきたコミュニケーションスキルや英会話を駆使し英語での自己紹介やプレゼンなどで日本の魅力、強みを発信していました。

サッカー交流では2試合を行いました。中学1年生からアカデミーで積み上げたテクニックで試合の主導権を握ることはできましたが、なかなかゴールをこじ開けられず、カウンターから失点し、2試合とも負けてしまいました。チャレンジチームでは主導権を握って相手の集中した守備を崩すトレーニングを行っていますが、さらにプレーのクオリティーを追及し、個人の能力を引き上げる必要性を改めて強く感じました。「上手い選手から良い選手」へをモットーに、さらなる成長を促していきたいと思います。

ホームビジットを体験

また今回のプログラムで選手たちにとって一番印象に残ったのはカンボジアの家庭を訪問するホームビジットでした。3人ずつ5グーループに分かれ、各家庭で朝から夕方まで生活をしました。プログラム前には少し緊張していましたが、「このまま宿泊したかった」「また行きたい」など名残惜しい様子で帰って来ました。

アカデミー生は「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」とのフィロソフィーでもあるように、このプラグラムでもポジティブに行動することができました。今回のこのプログラムはサッカーだけではなく文化交流も含めた非常に内容の濃いものとなりました。この貴重な経験をサッカーはもちろん今後の人生に活かして欲しいと思います。

JENESYS2018日メコン U-17サッカー交流大会

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