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JFAアカデミー福島 5S活動を通しての学び
2018年12月25日
JFAアカデミー福島では、寮内で5S活動を実施しています。5Sとは、『整理・整頓・清掃・清潔・しつけ』の頭文字をとったもので、その目的は安全で快適、効率的な生活環境を作ることにあります。しかし、5S活動のさらに先にある目的は、「守ることを決めて、決めたことを守る」風土を作ることにあります。
JFAアカデミー福島では、サッカーだけでなく、このような活動を通して選手の成長に働きかけています。
選手コメント
芦田悠真 選手(12期生:中2)
僕たちの寮の中には、多くの共用部分があります。共用部分はアカデミー生やスタッフ、多くの人が普段から使用する部分なので、常に綺麗にすることを意識しています。例えば、トイレのスリッパを並べたり、お風呂場の棚を整理整頓したりしています。自分の部屋の場合は、汚い状態だとサッカーに影響が出たり、持ち物がなくなったりしてしまいます。なので、普段から空いている時間を見つけて、少しでも身の回りを確認して、5S活動に努めています。
大畑神唯 選手(11期生:中3)
僕たちは普段から5S活動をおこなっています。僕は部屋が汚いのが大嫌いで、5S活動にはすごく力を入れています。最近は整理整頓の部分を意識してやっています。また、ゴミが出た時の対応ではなく、根本的にゴミを多く出さないことを意識しています。これから立派な社会人になるためにこの活動は大切だと思うので、常に部屋を綺麗に保てるように生活していきたいです。
オビ ジェイズィ オゲンナ 選手(10期生:高1)
ユースに上がって最初の頃は、ジュニアユースの時と生活習慣が変わったこともあり、5S活動の時間を他のことに使うことが多く、部屋が片付かない時期がありました。また、僕自身が続かない性格で、5S活動をおこなってもすぐに物を置いてしまったり、布団をたたむのを忘れたりすることが多くありました。しかし、今では、先輩やスタッフの助けもあり、少しずつ意識が変わってきて、部屋の5Sを保つことができるようになりました。今後は、ユース年代として下の学年が入ってくるので、自分の周りの5S活動をしっかりとおこない、良い手本となるように頑張りたいと思います。
川上康平 選手(9期生:高2)
僕は5S活動のなかでも、特に整理整頓の部分をしっかりすることで、時間を効率的に使えるようになりました。例えば、洗濯物を直す時に、しっかりと整理して直すことができていれば、服を着る時にむやみに服を探さなくてすみます。僕たちの部屋では、部屋の掃除機かけやゴミ捨てなど、学年関係なく気づいた人がおこなっています。たとえ、サッカーがうまくいかない時でも、部屋が綺麗だと気持ちの部分でも落ち着いて生活することができます。そういった意味でも5S活動は非常に有益だと感じています。
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