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JFAアカデミー今治3期生がスペイン遠征を実施
2019年05月08日
JFAアカデミー今治3期生(中3)10名は、四国からの公募選手5名とともに、4月15日から4月24日までの10日間、スペイン・バルセロナへの海外遠征を実施しました。遠征では「MIC football 2019(地中海国際サッカー大会)」に出場し、試合を通じて日頃のトレーニングの成果を試しました。
また、リーガ・エスパニョーラ男子、女子のそれぞれの試合観戦、バルセロナ市内観光では、サグラダファミリアやカンプ・ノウスタジアムを見学しました。
海外選手との対戦や、日本とは異なる環境での食事やセルフケアなど海外で戦う経験や、世界の女子サッカーのレベルを体感することができました。また、試合観戦や観光など、現地の文化に触れることで、たくさんの刺激を受けるとともに、日本の良さを改めて感じることができました。
多くの方々のご支援、ご協力をいただいて今回の遠征が実施できたことに感謝し、この経験を今後のさらなる成長に生かしていきます。
アカデミー生コメント
波多野蘭 選手(中3:3期生/FC今治レディース)
私は今回のスペイン遠征でたくさんのことを学びました。まずは移動の大変さです。日本とスペインは時差が7時間あり、また飛行機での移動時間はとても長かったです。ずっと同じ態勢でいるので、移動後のストレッチがとても重要だということが分かりました。そして、海外選手のフィジカルの強さです。海外チームには私たちよりも背が高く、スピードのある選手がたくさんいました。そんな大きくて速い相手に対してもパスを正確に回したり、たくさんコミュニケーションをとったりして、ベスト8という結果を収めることができました。悔しい思いもしましたが、みんなで戦えてよかったです。また、英語の大切さについても学ぶことができました。英語はスペインで出会うほとんどの人に通じたので、英語を通じてたくさんの人とコミュニケーションをとることができました。そして、私が1番強く感じたことは感謝です。スペインに行けたのもMICに参加できたのも、たくさんの人の協力があったからだと思います。これからもこの遠征で学んだことと感謝の気持ちを忘れず、夢に向かって頑張っていきたいです。
榎本いつき 選手(中3:3期生/徳島ラティーシャ)
「私たちはMICに参加します!」と大きな期待と不安を抱え、今治から世界へと出発しました。海外の選手は自分たちよりもひと回り身長が高くて、足も長く、日本とは違う予想外のプレーをたくさんしていました。しかし、ワンタッチプレーやパス回しなど1つ1つの質にこだわり、丁寧にプレーをしてベスト8という結果になりました。PK負けは悔しかったけれど、自分たちに足りないところを見つけることができ、私にとってとても良い経験となりました。また海外の人たちはとてもフレンドリーで試合後に写真をとったり一緒に円陣をしたりして、言葉は通じないけれどジェスチャーや表現で気持ちを伝え合うことができました。海外遠征はすごく楽しく、とても最高な思い出となりました。
大倉弓佳 選手(中3:3期生/FCバイエルンツネイシレディース)
私は今回行われた海外遠征でたくさんのことを学びました。「やっぱり海外の人は大きい」と一番強く感じました。私たちより体格も大きく、フィジカルの強い相手の攻撃はすごく手ごわかったです。でも、私たちが海外の相手に全く通用しなかったわけではありません。特に予選の2戦目、インテル戦は0対0の引き分けでしたが、すごくいい試合でした。「インテル」という名前で強いというイメージがあったので絶対に負けられないと思いました。守備は強く前からいけて大きな相手にも体をぶつけて取りきることができました。しかし、攻撃で決めきれず、0対0で終わって悔しかったです。また、リスペクトは大事だと思いました。インテルや他のチームの人は、勝敗に関係なくハグをして下さり嬉しかったです。もっと自分も強くなりたいと思ったスペイン遠征でした。