JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 選手育成 > 最新ニュース一覧 > キヤノン ガールズ・キャンプ JFAエリートプログラム女子U-13 トレーニングキャンプ 3日目が終了
トヨタ
ニチバン
明治
トレセン関連事業

ニュース

キヤノン ガールズ・キャンプ JFAエリートプログラム女子U-13 トレーニングキャンプ 3日目が終了

トヨタ
ニチバン
明治
トレセン関連事業

2019年05月12日

キヤノン ガールズ・キャンプ JFAエリートプログラム女子U-13 トレーニングキャンプ 3日目が終了

大阪府のJ-GREEN堺で行われているキヤノン ガールズ・キャンプ JFAエリートプログラム女子U-13トレーニングキャンプは、5月11日(土)、3日目を迎えました。
前日のキャンプ2日目には、午前から本格的なトレーニングが開始されました。また、同日行われたFIFA女子ワールドカップフランス2019のメンバー発表のライブ中継を選手たち全員で見たあとに行われた午後のトレーニングは、「未来のなでしこ」という目標を見据えた非常にクオリティの高いものとなりました。
キャンプ3日目には、午前、午後の本格的なトレーニング以外に、「キヤノンプログラム」が実施されました。午前中には、前日ワールドカップのメンバー発表を行った高倉麻子監督をゲストに招きレクチャーを行いました。午後には、高倉監督からのレクチャーを踏まえて、自分を見つめなおす「キヤノン ガールズ・キャンプに参加できて良かったこと」「将来の夢」「10年後の自分へのメッセージ」の3つを書く、夢シートの時間が設けられ、選手たちは将来の夢に向けて、自分自身と一層向き合う時間となりました。
最終日はゲームを中心としたメニューを予定しており、選手たちは緊張感を持ちながら、最後まで全力でトレーニングに取組みます。

コーチ・選手コメント

那須麻衣子 コーチ(日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ/伊賀FCくノ一・三重県民共済生活共同組合)
キヤノン ガールズ・キャンプの2日目・3日目が終了しました。どちらも晴天に恵まれ、午前、午後しっかりトレーニングすることができました。テーマは、「動きながらのテクニック」や「ボールを奪う」「ゴールを奪う」などサッカーに必要な要素を行いました。果敢にゴールに迫るシーンやボールを奪いに行く迫力、球際の激しさが印象に残っています。初日から選手のサッカーに対する前向きな姿勢に心を打たれています。
2日目には、U-16日本女子代表の狩野監督がキャンプを視察。午後の練習前に、FIFA女子ワールドカップフランス2019に出場するなでしこジャパンのメンバー発表が行われ、その模様を全員で観るという貴重な体験をしました。選手にはすごくいい刺激になったと思います。狩野監督からは「練習に全力で取り組む大切さ、常に勝負にこだわることの大切さ」の話をしていただきました。その後の選手のプレーは見違えるほどの迫力があり、選手の吸収力の速さを実感しました。夜には、土肥美智子先生(国立スポーツ科学センター)による婦人科のレクチャーを受け、女性の身体とスポーツとの関係性について学びました。3日目には、なでしこジャパンの高倉麻子監督が特別ゲストとして訪問してくれました。「良い選手とはどのような選手か?」などの話を聞き、選手は目を輝かせながら聞いていました。明日の最終日は、試合形式のトレーニングになります。3日間積み上げてきたものを出すことにトライしてもらいたいと同時に、自分のストロングを少しでも多く表現することにもチャレンジしてもらいたいです。

FP 板村真央 選手(シーガル広島レディース)
今回、私がこの活動に参加して思ったことは、上には上がいるということです。そんなみんなと共にプレーし、共に生活していくと、自分のプレーが出せ、言いたいことが言え、自身の最高のプレーが出来ます。それを今日一番感じたのは、4対4のときです。自分から声を出し、積極的にドリブルをすることが出来ました。コミュニケーションがとても大事だと改めて感じました。そして、自分の思いを固く決心した瞬間がありました。なでしこジャパンの映像を見るレクチャーで、なでしこジャパンのあきらめない姿を見て、私もあの舞台に立って、なでしこジャパンという名を背負って、ひたむきに諦めない選手になりたいと思いました。そのためにも土台の部分を今回の活動で養い、自身を高めていきたいと思います。

FP 高井更紗 選手(徳島ラティーシャ/JFAアカデミー堺)
エリートプログラム2日目は、主に守備のトレーニングをしました。ボールを奪いきる、そして奪った後のパスを味方につなげるということを意識して練習に取り組みました。相手がボールを持っているときは、速く寄せ、最後はスライディングをしてでも、奪いとることが大切だということを学びました。最初は、寄せるのも遅かったし、すぐに諦めてしまうところがありましたが、トレーニングをして速く寄せる、最後まで諦めないという二つのことを習得し相手からボールを奪えることが多くなりました。このトレーニングで学んだことを忘れずに自チームに帰っても継続して夢に1歩でも近づけるようにがんばりたいです。この日の夜は、土肥先生から婦人科のことについて教わりました。アスリートになるために必要なことを学んだので、これからの生活にいかしていきます。

FP 杉江弥來 選手(日テレ・メニーナ・セリアス)
今日のトレーニングは、攻撃を中心に行いました。午前で一番印象に残った練習は4対4プラスフリーマンです。理由は、試合よりも人数も少ないしコートも小さいけれど一番試合に近いと思ったからです。自分の中で一番上手くいったことはトラップして相手を1人かわして冷静にシュートを決められたことです。上手くいかなかったことは、スルーパスを通したけれどパスが強すぎてコートからでてしまったことです。1回失敗したことは2度と失敗したくないので、午後はミスしないように注意しました。次はレクチャーです。印象に残ったのは昼と夜です。昼は自分たちが出来なかったことをきっちり言ってもらったのでみんな集中してトレーニングに取り組むことが出来ました。夜のレクチャーは夢シートを書きました。「キヤノン ガールズ・キャンプに参加できて良かったこと」「将来の夢」「10年後の自分へのメッセージ」の3つを書きました。みんな集中して書いていたので、室内はとても静かでした。最後に那須コーチからの話を聞きました。「メンタルが弱くて悔いが残っている」と話してくれたので、逆に自分はメンタルが強い人になりたいと思いました。

スケジュール

5月9日(木) PM フィジカル測定/トレーニング/レクチャー
5月10日(金) AM トレーニング
PM トレーニング/レクチャー/ミーティング
5月11日(土) AM トレーニング
PM トレーニング/レクチャー/ミーティング
5月12日(日) AM トレーニングマッチ 

特別協賛

キヤノン株式会社

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー