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第2回ナショナルGKキャンプ Jヴィレッジでスタート
2019年07月06日
第2回ナショナルGKキャンプが、7/5(金)より福島県Jヴィレッジでスタートしました。
このキャンプは、育成におけるポジション別指導・強化をテーマに、将来の日本代表GK、世界基準のGKの育成を目的に年に3度実施しています。3日間のキャンプで、トレーニング、ミーティング、グループディスカッション等様々なプログラムを予定しています。第2回となった今回のキャンプには、選手20名に対し、コーチ9名が指導にあたります。第1回キャンプに引き続き、AFCアジアカップUAE2019でサウジアラビア代表のGKコーチを務めたフランス・フック(Frans Hoek)氏もアドバイザーとして参加しています。
コーチコメント
川俣則幸 GKキャンプ統括/JFAナショナルトレセンコーチ
今回のトレーニングキャンプには、U-18(U-17、U-16を含む)10名、U-15(U-14を含む)10名、合計20名の選手を招集しました。初日のオープニングガイダンスでは、関塚隆技術委員長から、このキャンプでは思いきりチャレンジしてGKとして成長する機会にしてほしいと激励の挨拶がありました。また2月のキャンプに続きアドバイザーとして参加していただいているフック氏からも、「ミスを恐れずどんどんチャレンジしてほしい。ミスをすることが問題ではない、問題はチャレンジしないことだ」というメッセージをいただきました。こうした言葉に背中を押され、各グループを担当するGKコーチの熱意のこもった指導のもと、今日のテーマ「シュートストップ」では、基本となるテクニックから、FW、DF役の選手がいるなか、試合状況の切り取られたシーンの中でゴールを守ることに積極的にチャレンジする姿が多く見られました。GKの一番重要な仕事はゴールを守ること。それをベースに、明日以降の「ブレイクアウェイ」「クロスの守備」「攻撃参加」といった各テーマでもさらなる積極的なチャレンジを期待したいと思います。
選手コメント
佐藤藍大 選手(流通経済大学付属柏高)
今日のトレーニングは「シュートストップ」で、日頃から自分が苦手としているテーマでした。レベルの高い選手たちと一緒にプレーするなかで、自分には何が足りないのかを考え、普段のトレーニングで何気なく取り組んでいる部分でも、例えば正面キャッチや、トラップの位置、コーチングの質などにこだわりました。明日からのトレーニングでは、いい準備をして自分の持っている力を出したいです。そのうえで何ができなかったのかを分析し、少しでも改善していく努力をしていこうと思います。キャンプ全体を通しては、キーパーだけで集まるのは珍しいことで、自分の長所、短所を理解したうえで他の選手の長所などを盗みたいと思っています。また素晴らしいスタッフやコーチからキーパーのスキルや知識を学んで、自分のチームに持ち帰って継続させていきたいです。
齋藤朝陽 選手(FC東京U-15深川)
今日のトレーニングは「シュートストップ」を中心としたものでした。トレーニングを終えて、良いシュートストップをするためには、良い準備が必要であることを強く感じました。明日からはまた違ったテーマでやっていくのですが、ミスを恐れずに積極的にチャレンジしていきます。これだけ多くのコーチ、選手たちとやる機会は滅多にないので、この機会を大切にして一つでも多くのことを吸収できるよう、全力でプレーしたいと思います。またオフザピッチの面でも自分の体調管理をしっかりして、全力でプレーに打ち込める準備をしていきます。
スケジュール
7月5日(金) | PM | トレーニング |
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7月6日(土) | AM/PM | トレーニング |
7月7日(日) | AM | トレーニング |
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。