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女子フットサルタレントキャラバン エスポラーダ北海道イルネーヴェで開催
2019年09月12日
9月4日(水)、北海道・北海きたえーるにて女子フットサルタレントキャラバンを実施しました。
「女子フットサルタレントキャラバン」は、日本女子フットサルリーグに参加する8チームを対象に、フットサル日本女子代表コーチングスタッフが、代表チームのコンセプトの共有を行い、早い段階から代表選手として求められることを理解し、日本代表を意識することによる選手個々の強化を推進することを目的に実施しています。
当日はJFA公認指導者を対象としたリフレッシュ研修会を実施した後、エスポラーダ北海道イルネーヴェの選手とトレーニングを行いました。フットサル日本女子代表の木暮賢一郎監督と内山慶太郎ゴールキーパーコーチが指導者となり、フットサル日本女子代表の戦術を1つ1つ繰り返し、体に覚えさせていきます。最後は、トレーニングで得られた戦術を試合形式で実践しました。
コメント
木暮賢一郎 監督(フットサル日本女子代表)
今年のタレントキャラバンはエスポラーダ北海道イルネーヴェからスタートとなりました。日本代表コーチングスタッフとしては1年に1回、直接選手と関わることができる貴重な機会でもあり、非常に楽しみにしています。
全選手高いモチベーションでトレーニングに取り組んで頂き、有意義な時間となりました。また、チーム関係者やスタッフの皆様にも、1週間のトレーニングの中の貴重な1セッションを提供して頂いたことに改めて感謝の気持ちを伝えたいと思います。この活動が女子フットサルの成長に少しでも繋がっていくことを心から願っています。
内山慶太郎 GKコーチ(フットサル日本女子代表)
フットサルタレントキャラバンは、代表チームのコンセプトを共有する機会です。また、活動の少ない女子チームにとって代表チームを編成する上で直接選手に接することができ、選手のパフォーマンスを見られる貴重な機会となっています。また、チームの指導者との情報共有が図れる有意義な場でもあります。
女子フットサルの場合は、専門のGK指導者が不足している状況にあり、専門のトレーニング方法が普及していない状況にあります。今回のタレントキャラバンは、どうプレーすることが自分にとってより良いプレーに繋がるのか、そういったトレーニング方法を提供できる機会です。タレントキャラバンで共有された情報をぜひ自チームのトレーニングにもつなげてほしいと思います。
菅野大祐 監督(エスポラーダ北海道イルネーヴェ)
今回、このような学びを機会を与えてくださり感謝いたします。フットサル日本女子代表のコンセプトとプレーモデルを作り出した背景を講義で聞き、実技に入りました。コンセプトの落し込みから発展させる中で、フットサルの原理原則に基づき攻守の駆け引きによって目的である攻撃のコンセプトを成功させていく過程を学ぶことが出来ました。今後の活動に活かしていきこれからも指導者として学び続けたいと思います。
土屋浩 コーチ(エスポラーダ北海道)
攻守の原理原則に基づき、フットサル日本女子代表のフィロソフィーとして、その局面の時に「私たちはどのように振舞えば良いのか」ということを講義やトレーニングの中で落し込んでいく様子はとても内容の濃いものでした。また、今回は攻撃時のトレーニングでしたが、トレーニングの中で徐々に選手たちが日本代表のフィロソフィーに基づいたプレーをしていく様子は短時間でも自分のフィロソフィーを落し込んでいけるということを感じました。
すべてはチームの成功に結び付けるにはどうすれば良いのか、指導者としてのフィロソフィーが重要となることを改めて感じ、試合だけでなくトレーニングでも準備の重要性を痛感しました。
今回、忙しい日本代表活動の中でこのような機会を設けて頂き、非常に濃密な時間を過ごすことができました。木暮監督含め、スタッフの皆様、誠にありがとうございました。
山本楓果 選手(エスポラーダ北海道イルネーヴェ)
タレントキャラバンを通して、今の自分には何ができて何が足りないのかを自分の視点だけでなく、客観的に見て聞いて感じて学べたことはとても大きかったと思います。
普段の練習の中では突き詰められない細かいプレーや意識の部分を見直し、改善につなげるためにはどのような準備をするばきか学ぶことができました。1つのプレーに対して答えは1つではないけれど、何が一番効果的かを理解していることはとても重要だと感じました。常に予測をし続けることはゴレイロにとって大切ですが、その予測をどのようにすればものにできるかを考え、理解しながら練習に取り組めたことは、今後の自分のプレーを良い方向に変える鍵になると思いました。
今回学んだことは日本代表に限らず自チームでも必ず活かせます。中身の濃い1日を過ごせて楽しかったです。日本代表を視野に入れてこれからも取り組んでいきます。
北林莉子 選手(エスポラーダ北海道イルネーヴェ)
今回、数的有利を意図的に自分たちで作り出すということを教えて頂きました。周りの関係性も重要だったので、その2つを平行してプレーすることがとても難しかったのですが、その中で選手一人一人が目的を理解し、非常に質の高い練習をすることができました。教えていただいたこをと含め、戦術の引き出しをもっと増やして、その状況にあったプレーができるよう日々練習していきたいです。