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JFAアカデミー福島女子 2024年4月から福島県での活動再開が決定
2021年06月30日
日本サッカー協会(JFA)は、2011年から静岡県で活動していたJFAアカデミー福島(女子)を2024年4月から福島県に戻し、同県での活動を再開することを決定しました。同年4月に入校する中学1年生に加え、中2から高3の5学年が一斉に帰還する予定です。
男子は、2006年の発足当初と比べて国内のユース年代を取り巻く基盤整備が大幅に進んだことから、これまで中高一貫の6年制としてきたものを中学3年制に変更。2021年から段階的に福島への帰還を進めており、今年4月には第16期生の中学1年生が福島での活動を再開しました。2023年に中1から中3までの全学年がそろう予定です。一方の女子は、これまで通り中高一貫教育(6学年)での活動となります。
復興のシンボルであるJヴィレッジが2019年に再開したこの地で、再び、世界に通用する人材の育成を進めていく方針で、サッカー面においては、これまで同様、「個の育成」を徹底。教育面においては、「双葉地区教育構想」の下、福島県とJFAで連携し、サッカーを通じた国際交流や英会話などの教育プログラムをより充実させることとしています。
JFAアカデミーは、広くスポーツ界、社会に貢献できる、トータルなリーダーシップを備えた人材の育成を目指していきます。
詳細は、JFA公式ウェブサイト[JFA.jp]上で随時更新する予定です。
(備考)
JFA公式ウェブサイト JFAアカデミーページ:
https://www.jfa.jp/youth_development/
jfa_academy/
JFAアカデミー福島とは
JFAアカデミーでは「世界トップ10を目指した個の育成」「世界基準を日常に」をキーワードとし、個の育成を目的とします。ロジング(寄宿舎)形式にて、能力の高い者に良い指導、良い環境を与え、集中的に育成しています。また、サッカーはもちろん、人間的な面の教育も重視し、社会をリードしていける真の世界基準の人材、JFAのフィロソフィーでもある、常に(どんなときでも、日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成を目的とします。才能を持つだけでは、必ずしも開花するとは限りません。才能を持つ者に良い環境を与え、本人の努力を伴わせることにより、世界に通用する選手を育成します。「世界基準」で日本をリードし、サッカーのみならず、広くスポーツ界、社会全体に発信できる、トータルなリーダーシップをそなえた人材の育成を目指しています。
JFAアカデミー福島の活動背景
2006年:
JFAアカデミー福島は福島県広野町(男子)、楢葉町(女子)にて開校。
男子・女子ともに中高の6年制プログラムとして活動を開始。
2011年:
東日本大震災の影響により、拠点を静岡県御殿場市(男子)、裾野市(女子)に移して活動を継続。
2018年:
2019年4月のJヴィレッジ再開など福島県での活動基盤が徐々に整ってきたことから、2024年4月からの福島県での活動再開に向けて帰還することが決定。
福島県内での再開方法
1.JFAアカデミー福島女子について
(1)再開時期
2024年4月
(2)再開方法
2024年4月に静岡で活動する5学年の福島帰還に加え、中学1年生の入校をもって6学年がそろう。
2024年の4月時点で、中学1年~3年生は楢葉中学校に入学/転校。高校1年はふたば未来学園へ入学。また、高校2・3年生は、三島長陵高校の一部を借用し、運営されていたふたば未来学園のサテライト校から本校舎へ移転を図る。
(3)静岡県での活動
2024年3月の時点で、静岡県で活動している5学年は福島県に帰還する。
※女子はこれまで通り、6年制にて活動を予定
2024年3月末を持って静岡での活動は終了。
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