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1年ぶりのストライカーキャンプが終了
2021年11月08日
約1年ぶりの開催となったストライカーキャンプが3日間の日程を終えて11月7日(日)に終了しました。
今活動はU-14の選手を対象に実施。ドリルトレーニングからスタートし、最終的にはゲームまで発展させました。ゲストコーチの元日本代表の大黒将志氏、前田遼一氏による指導ではデモンストレーションが披露され、クオリティの高いプレーに選手は大いに刺激を受けました。また、講義では日本代表の吉田麻也選手と冨安健洋選手がビデオで登場。世界で戦うディフェンダーが見た世界のストライカーの凄さやストライカーに大切な要素についてメッセージをもらい、若い選手たちが世界基準を知るきっかけとなりました。
次回のストライカーキャンプは12月3日(金)~5日(日)に高円宮記念JFA夢フィールドで実施予定です。
コーチ・選手コメント
城和憲 コーチ(JFAコーチ/九州地域統括YD)
今年1回目のストライカーキャンプに全国から16名の選手が参加しました。
「自分の武器を見つけ、磨くこと。チャレンジすること」をテーマに3日間、ゴール前に特化した内容で4回のトレーニングを行い、夜は個別ミーティングやゲストコーチの大黒将志氏、前田遼一氏からのレクチャーなどを実施しました。
初日はドリル形式のシュートトレーニングを行いましたが、それぞれ持ち味を出そうと積極的に取り組んでおり、14歳とは思えない素晴らしいシュートなどもたくさん見ることが出来ました。夜のレクチャーでは、日本代表の吉田麻也選手、冨安健洋選手からストライカーキャンプに参加した選手へ向けて「DFから見た世界のストライカーの凄さ」をビデオメッセージで伝えていただくなど、選手にとっても良い刺激になりました。2日目はクロスからのシュートやコンビネーションシュートを行いました。JFAコーチとゲストコーチが選手に向けてそれぞれアドバイスを送ると最初はうまくいかなかった横からのシュートや動き出しのタイミングなどが徐々に改善され、何度も得点を奪うシーンが見られました。夜は前田氏から「ゴールを奪うためには」というレクチャーで自分がプロの世界で感じたことなどを伝えていただき、大黒氏からは自身の得点シーンの映像を用いて、得点を取るためのコツなどを選手へ発信していただきました。プロの世界で得点を量産してきた両氏の言葉には重みがあり、選手は少しでも自分のものにしようと話に聞き入っていました。
最終日は2日間でやってきたことをゲーム形式の中でトライしてもらいました。守備側の選手がいることでなかなかチャンスを作ることが難しい状況でしたが、それぞれが自分の武器を発揮しようとチャレンジする姿勢を見せてくれたことでこのキャンプの意義を改めて再認識できました。2泊3日と非常に短い期間ではありましたが、日に日に選手が成長する姿を見ることができ、今後の彼らの成長に大きな期待感を抱くことができました。今回のキャンプで感じたことや、学んだことを今後日常の中から意識を変え取り組み、多くの選手が日本を代表するストライカーになってもらいたいと思います。
今回のキャンプにおいて、選手を派遣して下さったチーム関係者と保護者の皆様、サポートプレーヤーとしてご協力いただいた富士市立高等学校、飛龍高等学校、加藤学園高等学校、JFAアカデミー福島、宿泊会場やトレーニング会場として様々なご対応をいただきました時之栖スポーツセンターの皆様にもこの場をお借りして感謝申し上げます。
前田遼一 コーチ(ジュビロ磐田)
たくさんのスタッフの方の色々なトレーニングや考え方を聞くことができて自分自身すごく良い経験ができました。その中でも大黒さんのトレーニング、考え方は自分には無いものも多く、自身にとってもすごく勉強になりました。
全国から集まった、U-14の選手達は「上手くなるためにここに来たんだ」ということをトレーニングや話をする中で随所に感じることができました。大事なのは自チームに帰ってからなので、そこでの取り組みに期待したいと思います。
プレーに関して僕自身、クロスからのシュートをテーマにやらせてもらいましたが、オフザボールの動き出しのタイミングのところの改善が必要な選手が多くいるなという印象を受けました。ただ、大黒さんとも共通の理解としては、U-14の年代ではまずオンザボールの技術の向上が何よりも大事で、そこへの声かけを僕自身もっとできたら良かったかなと思ってます。
トレーニング内容に関してはオンザボール、オフザボール両方の要素のバランスは非常に良いなと感じました。
今回のキャンプで学んだことを僕自身もチームに帰ってから色々と伝えていきたいと思います。3日間非常に充実した時間を過ごすことができました。本当にありがとうございました。
阿部亮馬 選手(秋田県にかほ市立仁賀保中)
今回のキャンプではシュートひとつにしても、狙ったところにいかないことや、枠をとらえられないことなど、自らの課題が明らかになり、全国レベルにはまだまだ達していないことを痛感しました。それでも、大黒さんや前田さんをはじめ素晴らしいコーチ陣の教えで動き出しのタイミングや駆け引きの重要性、そして細かい技術など、期間中に自らで掴んでくるものを実感しました。このキャンプで吸収したことをわすれないように、しっかりと継続して夢に向かって努力したいと思います。
久永虎次郎 選手(FCアラーラ鹿児島U-15)
今回、ストライカーキャンプに参加して、今まで教わったことのないことを学べる良い機会になりました。3日間シュート練習をしてシュートする前の動きなど具体的に教えてもらうことができました。自分はこれまでもシュートを課題としてきましたが、この3日間でシュートや動き出しのコツを学ぶことができました。今後は学んだことを自チームでも意識して練習を続けていきたいです。
スケジュール
11月5日(金) | PM | トレーニング |
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11月6日(土) | AM/PM | トレーニング |
11月7日(日) | AM | トレーニング |
※全選手は集合・解散時に、全スタッフは集合時にPCR検査を実施します。
※今後の行政判断次第では急遽開催を取りやめる可能性もございます。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急遽変更する場合があります。