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全国から選手が集まった2021ナショナルトレセンU-14後期が終了
2021年11月22日
11月18日(木)より福島県のJヴィレッジ、千葉県の高円宮記念JFA夢フィールドの2か所で行われていた2021ナショナルトレセンU-14後期が11月21日(日)、無事終了しました。
【Jヴィレッジ】
2日目の午前中はトレーニングを、午後は各カテゴリー4チームに分かれて、ゲームを行いました。今回のキャンプで初めて顔を合わせる選手たちも多く、はじめは連係面で苦しむ場面もありましたが、次第に選手間でコミュニケーションを取っていくことで、自分たちのストロングをだせるよう積極的にプレーする姿が見られました。
3日目の午前のトレーニングでは次第にグループ内での連係の質も高まり、選手たちの生き生きとしたプレーが見られるようになりました。午後のミーティングでは夢フィールドから駆け付けたU-16/17日本代表の森山佳郎監督が世界基準を示しながら育成年代で身につけてほしい要素についてレクチャーをし、選手たちはその熱量に触発され、ギラギラした目つきで食い入るように話を聞きました。
最終日は、グループごとにチームに分かれてゲームを実施。今回のキャンプのトレーニングやオフ・ザ・ピッチのレクチャーで学んだことを表現しようと積極的なプレーを見せました。自分たちで考えることの重要性、ゲーム前、ゲーム中、ゲーム後と常にグループ内で課題を話し合い、コミュニケーションを重ねることでよりよいプレーを出来るように修正を重ね、どんなゲームでも勝ちにこだわる姿勢、闘争心を見せました。
全国から集まった選手たちと切磋琢磨し、オン・ザ・ピッチ、オフ・ザ・ピッチ両方で様々な刺激を受けた選手たちは、将来の夢へと向かって日常のトレーニングにも積極的に取り組むことが期待されます。
コーチ・選手コメント
影山雅永 ユース育成ダイレクター(日本サッカー協会)
コロナ禍で出来なかったナショナルトレセンU14を約2年ぶりに開催することが出来ました。
JFA夢フィールド、Jヴィレッジの2箇所にそれぞれ100人強の選手たちを集めての4日間でしたが、全員にスマートアンプ法による感染対策検査を行い、宿泊もシングル対応とし、選手、保護者の方々にも安心して取り組んで貰える環境での開催でした.初日には多少の緊張が見られた選手達でしたが、徐々に仲間達の名前も覚えて楽しそうに、そして競争心を漲らせてプレーする姿を見て、開催した喜びを我々指導者が感じることが出来た四日間でした。彼らのうち、どの位の選手がこの後更に高いレベルへ力を伸ばして来てくれるのか楽しみです。「ワクワクするナショトレ」はあっという間に終了しましたが、沢山の関係各所、方々のお陰で開催に漕ぎつけたことを忘れてはなりません。心から感謝申し上げます。
昨年から全国でのユース育成は苦労を強いられ、若干スピードは緩まったかもしれませんがこれまでの分も取り返す勢いで選手のために力を出して行きましょう!
塩尻哲平 選手(セレッソ大阪西U-15)
まず、このような状況の中、ナショナルトレセンという素晴らしい環境でプレー出来たことにとても感謝しています。この合宿で普段一緒にプレーすることのないレベルの高い選手たちと共に時間を過ごすことができてとても良い刺激になりました。自分は攻撃の選手ですが、前からの守備において良い指導を受けてとても成長できたと思います。そしてプレースピードの部分も踏まえて自チームへ持ち帰り、指導していただいたことを忘れることなく意識し、自分自身がもっともっと成長しようと強く思いました。将来、日本代表に入れるよう自チームで練習に励んでいきます。本当にありがとうございました。
大野廉⾨ 選手(サガン⿃栖U-15)
まずは、コロナ禍でこのようなナショナルトレセンが開催されたこと、そして、このナショナルトレセンに携わってくれたすべての皆様に感謝します。このナショナルトレセンで僕はたくさんのことを学び、吸収することができました。そして、学んだことで1番印象に残っている言葉は、「自分の本気を変える」という言葉です。ナショナルトレセンでは、このようなことを1番学んだと思っています。すごい選手ほど、コツコツと継続して練習を積み上げているということです。このようなことが、自分の成長につながるということを学びました。この期間で、武器と課題がはっきりとわかりました。なので、ここで分かった武器は、更に磨きをかけていきたいです。そして、ここでわかった課題は、武器に変えていけるようにしたいです。そのためにも、今までの本気をもっと変えて、成長できるように頑張りたいです。そしてもう1つ、ここで学んだことをチームに戻ってから、どれだけ継続してやり続けることができるか、そして、仲間に伝えることができるか。そのようなことを大切にして練習に励んでいきたいです。
これからは、もっと基準を上げて、意識レベルを上げ、継続して努力を続けること。このようなことを大切にして、更に成長できるようにしたいです。
⼭⽥徠⽃ 選手(愛媛FC U-15)
今回ナショナルトレセンに参加できた事、そして素晴らしい環境でプレーできた事に感謝しています。全然知らない選手とプレーするのは緊張したけど、だんだん緊張もほぐれてきました。僕にとって、とてもいい経験になったと思います。この経験を自チームに持ち帰り、チームみんなで上を目指して行けるように頑張っていきたいです。JFAのコーチの皆さん、貴重な時間でした。この経験を大切にし、もっと上を目指します!ありがとうございました。
村上爽 選手(MIRUMAEFOOTBALL CLUB U-15)
トップレベルの仲間と活動できるナショナルトレセンを開催していただき、関係者の皆様に感謝しています。今回、参加するにあたり、全国のレベルの高い選手達の中でプレーすることを通して、自分の特徴を発揮する、仲間のよさを引き出す、そして、自分を見つめ直し成長させたいと思い参加しました。活動の中で、オフの準備、判断の早さ・的確さ、アクションやサポートの意識など、通用したところと努力が必要なところに気付くことができました。レクチャーでの森山さんの話も強く心に響き、もっと意識を高めて取り組みたいという気持ちがわいてきました。活動を通じて得た刺激や経験を日常でも意識して取り組み、チームに戻ってもさらなる成長を目指し、努力を続けていきたいと思います。
⼤⽵玲 選手(アカデミー福島EAST)
まずは、全国からレベルの高い選手が多く集まる、ナショナルトレセンに参加することが出来て非常に嬉しかったです。今回のナショナルトレセンに参加してピッチ外の所とピッチ内の所で感じた事や課題を見つけることが出来ました。ピッチ外の所では、もっと積極的にみんなの前に立ってみんなを引っ張っていかないといけないなと感じました。ピッチ内の所ではもっと攻守の切り替えを早くし、攻守においてもっとチームに貢献しないといけないなと思いました。ナショナルトレセンではこれらの課題を見つけたのでこれから学んだことを自チームに帰って生かしていき、上のステージに上がれるように頑張りたいです。
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