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JFAアカデミー堺 1学期を振り返って
2022年07月21日
7月20日(水)、堺市立月州中学校の1学期の終業式を終え、JFAアカデミー堺の1学期の活動が終了しました。週末帰省型のJFAアカデミー堺では、中学校の夏休み期間に合わせて帰省し、選手たちはそれぞれの所属チームの活動に取り組みます。
1学期は1年生と、2、3年生の2グループに分かれてトレーニングを実施しました。7月に入ると気温が30度を超える日が続きましたが、熱中症対策を講じ、コンディション調整により注意しながらトレーニングに取り組みました。2、3年生は定期的に近隣の大学生や高校生とトレーニングマッチを実施し、日頃のトレーニングの成果を試しました。暑い日に行われるトレーニングマッチでは、選手自身が氷や水分を十分に用意し試合に臨むなど、暑熱対策にも意識高く取り組んでいます。
夏場のトレーニングをけが無く健康に取り組めるよう、十分な量の食事を摂ることにも力を入れています。食欲が減退しがちな今の時期にも体重を落とさず過ごせるよう、寮では夏野菜や季節の行事に合わせた献立を多くし、栄養士のアドバイスをもらいながら選手たちは様々な栄養素をバランスよくたくさん食べることを意識しています。
1年生は4月に入校し、まずは寮生活に慣れることからスタートしました。早くも1学期が終わろうとしていますが、トライ&エラーを繰り返してこれからも目標に向かって活動を続けます。
アカデミー生コメント
湯ノ口愛佑菜 選手(9期生/中学3年/FCヴィトーリア)
3年生になって後輩が増え、今まで以上にしっかり頑張らないといけない、と思いながら1学期を過ごしました。
1学期で最も印象に残っているのは、高円宮記念JFA夢フィールドで行われた女子GKキャンプに参加したことです。日本代表のGKである川島永嗣選手の話を聞くことができ、GKのトレーニングでは南野拓実選手がシュートを打ってくれました。このようなトップレベルの選手と接し、練習している姿を見るという貴重な経験を通して、もっと上手になりたいと実感しました。
私はこれから受験が控えています。夏休み中には、サッカーのトレーニングはもちろん、高校入試に向けてしっかり勉強し、学んだことや経験したことをしっかり身に着けて継続して成長できるように頑張ります。
室崎怜 選手(10期生/中学2年/バニーズ京都SC flaps U-15)
私は、サイドバックでプレーするときに積極的に攻撃に参加することを目標にして取り組んできました。仲間がボールを持って前に進んだ時に、追い越していく動きができるようになってきました。でも、もっと声を出して、ボールを要求する声掛けができるともっと良くなると思うので、夏休み中は日本代表などの試合を見て、トップレベルの選手がどんなふうに仲間に指示や声掛けをしているのかを勉強したいと思っています。
寮生活では後輩ができました。1年生に、寮生活についてひとつひとつわかりやすく教えるのが難しかったです。でも自分が教えたことを実践して頑張っている1年生を見たら嬉しいです。3年生とは長い時間一緒に過ごしているので、いろいろなことを協力できるようになりました。
夏休み中は所属チームでしっかり声を出して頑張ります。
近藤咲季 選手(11期生/中学1年/朝日インテック・ラブリッジ名古屋アスター)
1学期は、トレーニングに必要なボールやマーカーなどの道具を準備したり片づけることの分担がうまくいかず、忘れ物をしたり紛失してしまうといったミスをたくさんしました。1年生で話し合って、誰が何を用意するのかをホワイトボードに書いて、練習が始まる前に道具がすべてそろっているか数えるように対策しました。
サッカーでは、パスをもらう前の動きや、自分がパスを出した後の次の動きを考えられるように意識して練習しました。
夏休みは自宅に帰省して所属チームで活動します。1学期に学んだことを所属チームでの試合で生かして頑張ります。また、寮でいつも食べている食事の量を家でもしっかり食べていきます。