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JFAアカデミー福島 ヨーロッパ留学を実施
2015年04月01日
3月9日から22日にかけて、JFAアカデミー福島女子の5期生と6期生がヨーロッパでの短期留学を体験しました。
5期生、6期生の13名は、ドイツ3クラブ(アイントラハト・フランクフルト、MSVデュイスブルク、VfLヴォルフスブルク)、スペイン1クラブ(RCD エスパニョール)の4クラブに数名ずつに分かれ、練習に参加しました。
オン・ザ・ピッチではサッカーの環境やトレーニング内容、選手の能力を、オフ・ザ・ピッチでは歴史や日本との文化の違いを、身を持って体感することができました。
選手コメント
立花葉 選手(5期生)
今回のスペイン留学はとても充実したものになりました。サッカー面では頭を使って賢くプレーすることが求められました。日本では技術練習が多いので新鮮でした。スペインでは小学生にも同じことを求めていました。小さい頃から頭を使う練習をしていることで、スペインのサッカー選手はボールを動かすことが上手なんだと感じました。この留学をサポートしてくれた多くの方に感謝したいです。
浅野菜摘 選手(5期生)
私は2週間のドイツ留学で、サッカー面でも文化的な面でも感じることが多くありました。特にサッカー面では、自分よりもパワーと安定感のあるゴールキーパーとトレーニングをしたことにより、もっとこうすれば良いのかという発見や、自分の中で意識を高めていく必要があると感じました。今回、肌で感じることができた世界との差を埋めていき、いつかは越えることができるように意識を持って、これからのトレーニングや試合に取り組んでいきたいと思います。
平田舞 選手(6期生)
私がドイツ留学で取り組んだことは、自分よりもスピードやパワーがある大柄な選手に対してどのように戦うかでした。私が一番大切だと感じたことは予測です。相手より一歩でも速く動くことで、相手とコンタクトせずにすみ、スムーズに次のプレーに入ることができました。また、足元の技術やアジリティーなど、私たちが普段のトレーニングでやっていることが通用することもあり、自信がつきました。今回の留学で感じたことをこれからに繋げ、レベルアップしていきたいです。
池田茉央 選手(6期生)
今回のドイツ留学で、トレーニングの中ではフィジカル面で差があり、一対一の対応など、難しいことがたくさんありました。その中で一番意識したことは、国やクラブによって自分のポジションでのプレーを変え、そのチームで、そのポジションで必要とされる役割を果たせるようにしたことです。ドイツや世界各国のトップ選手を見て、一緒にプレーすることで、私自身との違いや差を肌で感じ、本当に良い経験ができました。これからその差を埋められるように努力していきたいです。
※JFAアカデミーの詳細は、JFAアカデミー福島ホームページ(http://fukushima.jfa-academy.jp/)をご覧ください。
※JFAアカデミー福島はスポーツ振興くじ(toto)の助成を受けて活動しています。