ニュース
女子GKキャンプ 静岡・J-STEPでスタート
2016年03月05日
2016年度1回目の開催となる女子GKキャンプが3月4日(金)、清水ナショナルトレーニングセンターJ―STEPで始まりました。今回は高校1年~3年生が7名、中学3年生が5名、小学5~6年生が12名と、広い年代の選手が集まりました。初日となる4日は、小学生、中高生が混じってのウォーミングアップから始まり、フィジカル測定、そして4対4+GKのゲームを行いました。
また、夜のミーティングでは、「分析」について学び、女子サッカーアジア最終予選、なでしこジャパンvs中国女子代表の試合を観戦。それぞれの目線で試合を分析しました。
明日5日からは中高生と小学生に分かれ、午前、午後とトレーニングを行っていきます。
GKコーチコメント
池田敏晃 コーチ(藤枝順心サッカークラブ)
初めて参加する選手も多く、集合時は緊張した面持ちでしたが、着替えてピッチに出ると、一気に元気な表情に変わりました。ウォーミングアップでは、自己紹介も織り交ぜ、小学生とは思えないしっかりとした自己紹介をしてくれた選手がいたりと、和やかな雰囲気でトレーニングが始まりました。夜のミーティングでは、なでしこジャパンの試合を分析しながら観戦しました。明日のミーティングでは、その分析結果を発表してもらいます。高3から小5まで、各地域から選ばれたGKが集まっているこのキャンプ。今後、それぞれの年代の活動につながる刺激となり、目標となってほしいと思います。
選手コメント
星野あかり 選手(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU‐18)
今日は全員でアップをしてから4つのグループに分かれてフィジカル測定を行いました。フィジカル測定で感じたことは筋力的にも体力的にもまだまだトレーニングが足りない、ということです。私は身長が低いので、その身長差をカバーするにはジャンプ力やキック力、スピードがないといけません。でも自分よりも大きい選手たちの方がキック力やジャンプ力があり、身長差をカバーできていないと感じました。フィジカル測定の後は、中高生でゲームをしました。GKとFPをやりましたが、GKでは裏に抜けてきたボールをキャッチした後、前線へスローでつないで、得点につながるプレーができました。攻守の切り替えを早くできたことは良かったです。でも、まだキックの精度が足りず、浮き球のパスがズレてしまうことがあったので、明日は受け手が受けやすい配球をしたいです。また、全体のバランスを取ることを意識してやりましたが、プレーした後のポジションの修正が遅くなってしまった時があったので、次は連続したプレーを心がけたいです。明日はたくさんチャレンジして、吸収したいです。
西村清花 選手(大商学園高)
初日の今日は測定とゲームをしました。キック、スロー、反復横跳びなどを測定し、今の自分の状態を知ることができました。それと同時に、自分の足りない部分も改めてわかりました。そこは、これからの課題として改善していくことで、成長につながると思うので、もっと練習していきます。ゲームでは周りを見ることとコーチングを課題と意識してプレーしました。サッカー以外の部分でも、いろいろなチームから集まっているメンバー同士で、学ばせてもらえることも多くあると思うので、たくさんコミュニケーションをとっていきたいです。一日目もあっという間に終わってしまいましたが、三日間もすぐに時間がたってしまうと思います。この三日間でたくさんのことにチャレンジしてチームに持ち帰れるようにします。そして、ここで経験させてもらったことを成長につなげられるようにしていきます。
西川佳那 選手(アストーレ鍛神FC)
私は初めてJFAのGKキャンプに参加しました。来る前までは色々なことが心配だったけれど、同学年のみんなや先輩方が優しく接してくれ、安心しました。今日のトレーニングはキック力や握力などを測りました。あと二日残っているので、少しでも学習し、プラスにして帰りたいと思います。日本代表になるための良い経験だと思うので、関係者に感謝したいと改めて思いました。
髙橋千空 選手(箕輪少年サッカークラブ)
女子GKキャンプに初めて参加しました。最初は緊張していましたが、他の選手たちと話してみると、同じように初めて参加する選手が多く、少し緊張がほぐれました。フィジカル測定では、集中し全力を出しきれたので良かったです。試合では、しっかりとコーチングもできたと思います。フィジカルの面では、まだまだ足りない部分がたくさんあったので、残りの二日間、全力で練習に取り組んでいきたいと思います。
スケジュール
3月4日(金) | PM | トレーニング |
---|---|---|
3月5日(土) | AM/PM | トレーニング |
3月6日(日) | AM | トレーニング |