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女子GKキャンプが最終日を迎える
2017年02月06日
2月3日(金)から帝人アカデミー富士で始まった女子GKキャンプの2日目は、晴天に恵まれ暖かい日差しの中で午前と午後の2回、トレーニングを行いました。小学生、中学生にそれぞれ分かれ、各テーマに沿い、選手たちは一つ一つのトレーニングに積極的に取り組みました。
最終日となる5日(日)午前は、なでしこジャパンの大橋昭好GKコーチがトレーニングを視察に訪れ、選手たちへ激励の言葉をかけました。
3日間のキャンプは限られた時間ではありましたが、同じGKのライバルであり仲間である25人は、ともに取り組んだトレーニング、プログラム、ピッチ外での充実した時間を通して成長した姿を見せました。
次の女子GKキャンプは6月末、セレクションキャンプとして行われる予定です。
コーチ・選手コメント
轟奈都子 JFAナショナルトレセンコーチ
今回のキャンプでは最初のミーティングで「自ら考え、積極的にトライすること」と「オンザピッチ、オフザピッチ両面での質の追及」に取り組んでいくことを選手たちと共有し、活動をスタートしました。トレーニングではU-11・12のグループは「ディストリビューション」と「シュートストップ」、U-13・14のグループは「攻撃参加」「シュートストップ」「クロス」のテーマで行いました。どちらのグループでも、どのトレーニングにも積極的にトライする選手たちの姿が数多くみられました。
また夜のミーティングで行った自己紹介やトレーニングの振り返り、GKのプレー分析の発表などでも積極的に発言したり、コミュニケーションをとる姿が数多くみられ、3日間という期間の中でも選手たちの成長や変化を感じることができました。選手たちには、このキャンプで学んだことや感じたこと、気づいたことを今後の成長につなげていけるように、日々高い意識と強い意志を持って取り組み続けてもらいたいと願っています。今回のキャンプにご協力いただいた関係者の皆さまに感謝申し上げます。
石川愛紘 選手(スフィーダ世田谷FCユース)
最終日のトレーニングはクロスをやりました。クロスの練習では、ポジションをとる位置など自分がいつもしているよりもチャレンジをしました。普段のポジションよりも、あと少し前に出ることで、今まで取れなかったボールもキャッチすることができました。チャレンジすることで自分の守備範囲が広がるということを、今回のキャンプで学びました。チームに戻ってからも、積極的にチャレンジして、質の高いプレーを毎回のトレーニングでしてきたいです。
服部茜汐香 選手(JFAアカデミー福島)
GKキャンプ、二日目には午前、午後とトレーニングを重ねてディストリビューション、ショートストップをやり、キーパーの役割の一部を学ぶことができました。特にディストリビューションでは、GKは守ったり、味方に指示を出したりするだけではなく、味方がコントロールしやすいパスを出したりすることも大切で、チームの勝利につながるということを学びました。最終日には、クロスを行いました。チームのピンチを救うことができる仕事で、斜めからくるボールとコーナーキックを主に行いました。私が特に注目したのは、キッカーが蹴る足です。足によって自分のポジションを変えて、より良い準備をすることができました。今回のGKキャンプでは、技術の面でも人としてもとても成長できました。今回学んだことをチームに帰っても忘れずに継続して、成長していきたいです。
宜野座令愛 選手(羽地フットボールクラブ)
私はこのGKキャンプに参加して、特に課題だと思うプレーが二つあります。一つ目は、ローリングダウンです。ボールと脇腹をつけるタイミングを同じにするところで、引っかかってしまい手が先についてしまう癖があるので、これからも意識して改善できるようにしたいです。二つ目は声です。自分が取りに行く時の声かけを大きくできるよう、発表などの時などをはじめ日頃から積極的に努力していきたいです。良かった点は二つあります。一つ目は構えです。いつでもすぐ準備ができるようになりました。二つ目はブロックです。相手のトラップミスにすぐ詰めて、ブロックで外にボールを出してゴールを守ることができました。このキャンプで本当にたくさんのことを学びました。チームに帰って、すぐに実践していきたいと思いました。
スケジュール
2月3日(金) | PM | トレーニング |
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2月4日(土) | AM/PM | トレーニング |
2月5日(日) | AM | トレーニング |