ニュース
JFAエリートプログラム女子U-14 トレーニングキャンプを大阪でスタート ~JOC日韓競技力向上スポーツ交流事業~
2017年11月16日
15日(水)、JFAエリートプログラム女子U-14のエリートの活動が大阪でスタートしました。この年代の活動は2016年のU-13年代からスタート、全国9地域から選ばれた選手たちが集まり、オン・ザ・ピッチ、オフ・ザ・ピッチでU-14韓国女子代表と交流を行い、今回のキャンプで2年間の活動を締めくくります。
初日の15日(水)、U-13年代からの約束である「観て、感じて、行動する」「失敗を恐れずに積極的に行動(プレーする)」ことについての西村陽介監督からの話から始まり、トレーニングで選手たちは積極的にコミュニケーションを図り、翌日の試合に向けてトレーニングに取り組みました。
夜のミーティングでは、西村監督による今日のトレーニングの振り返りと、大野真トレセンコーチチーフによるレクチャーが行われました。その後は各自で学校の課題等の勉強を行い、この日を終えました。16日(木)はU-14韓国女子代表との第1戦を迎えます。
監督・選手コメント
西村陽介 監督
2年間のエリート活動の集大成である今回の日韓交流には20名の選手を招集して6日間の活動がスタートしました。選手達にはU-13からの約束である『観て、感じて、行動する』『失敗を恐れずに積極的に行動(プレー)する』を再度確認し、U-14でテーマに掲げている『攻守において主導権を握る』『連続・連携・連動』『攻守の切り替え』の質に今まで以上にこだわり、強く・速く・正確にプレーできるように選手達に伝えました。キャンプ初日ということもあり表情やプレーに硬さがありましたが、選手同士でコミュニケーションを図り、積極的にプレーする姿が見れました。ピッチ上では『守備』をテーマに、積極的にボールを奪う、意図的に奪う、相手とボールの状況に応じて個人から複数、チームで連続・連携・連動してプレーすることを入念に確認をしました。
夜のレクチャーでは、プレーの原理原則、エリアでの役割、守備のイメージなどを共有し、なでしこらしさ、立ち居振る舞い、ホスト国としての責任・覚悟を持って生活するようにと、サッカーだけではなく、生活の部分でも気配り、目配り、心配りが当たり前にできるようにと要求をしました。明日からのU-14韓国代表との2試合、大阪学芸高校との練習試合で様々な経験・刺激を受け、オン、オフともにどのように進化していくかを非常に楽しみにしています。
FP #5 西尾葉音 選手(浦和レッズレディースジュニアユース)
今回初めてエリートプログラムに参加しました。自分の長所をたくさん出すためにはまず、普段の練習から全力で取り組むのはもちろん、初めて会う仲間ともコミュニケーションを大事にしようと改めて感じました。今日は守備というテーマで練習をしました。明日、韓国との試合で勝つためにボールを奪い、攻撃に繋げられるように意識しました。明日は、今日よりもアグレッシブにプレーしていきたいです。どんな形でも得点に絡めるようにしたいです。
FP #7 宗形みなみ 選手(マイナビベガルタ仙台レディースジュニアユース)
今日、初めての練習がありましたが、緊張をほぐしてプレーすることができました。今日のテーマは守備で、私はあまり得意ではありませんでしたが、インターセプトとトラップ際を狙って上手くボールを奪い切ることができ、さらに攻撃までいい形でつなぐことができました。しかし、紅白戦になると得点を意識しすぎて動きが止まってしまいました。前線からのプレスもできませんでした。天然芝でのプレーは慣れいなくて、パススピード等納得のいくプレーができなかったので、明日からの練習で意識して変えていきたいです。そして、自分の長所を最大限に生かしたいです。明日の日韓戦や練習試合で相手に勝ちたいです。
FP #12 北岡梨愛里 選手(INAC神戸U-15/JFAアカデミー堺)
今日は守備をテーマにしてトレーニングをしました。守備ではインターセプト、ボールを奪い切るなど、積極的にチャレンジし、取り組みました。その中でも良かったところは、相手との距離感を意識し、パススピードが遅いときはインターセプトできるポジションにいたことです。悪かったこところは、粘り強さと声掛けが足りていなかったことです。悪かったところを改善するために1つ1つの基準を高くしていきたいです。明日の午前のトレーニングでは攻撃が主となる予定ですが、今日学んだことから積み上げ、午後には守備にも攻撃にも両方トレーニングを活かした試合をしたいです。そして笑顔で勝ちきります。生活面では、常に笑顔で明るく、日本人らしさを心がけたいです。そして、ご飯を誰よりもいっぱい食べて、疲れた身体をケアしていきます。
FP #16 佐藤千優 選手(FCバイエルンツネイシレディース/JFAアカデミー今治)
今回初めて会う選手や、何度か会ったことある選手もいましたが、あまり緊張せずにトレーニングを行うことができました。午後のトレーニングのテーマは「守備」でした。今日のトレーニングで学んだことを明日以降取り組んで行きたいです。今日は初日ということもあり、遠慮しがちなところがあったので、明日からは自分をしっかりと出し、全力で戦い韓国に勝ちたいです。
スケジュール
11月15日(水) | PM | トレーニング |
---|---|---|
11月16日(木) | AM PM |
トレーニング vs U-14韓国女子代表 |
11月17日(金) | AM/PM | トレーニング |
11月18日(土) | AM/PM | トレーニング |
11月19日(日) | AM PM |
トレーニング vs U-14韓国女子代表 |
11月20日(月) | AM | トレーニング |
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
最新ニュース
- JFA 2024/11/21 【不服申立委員会】 2024年11月21日付 公表
- JFA 2024/11/21 【裁定委員会】 2024年11月21日付 公表
- 選手育成 2024/11/21 バイエルン・ミュンヘンへ短期留学 JFAとアディダスによる育成年代の選手を対象としたプロジェクト「育成年代応援プロジェクト JFA アディダス DREAM ROAD」~2024年度 第三弾が始動~
- 大会・試合 2024/11/21 決勝(11/23)チケット当日券の販売について 天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会 大会アンバサダー三笘 薫 選手・CFCと協働 子どもたち30名ご招待
- 選手育成 2024/11/21 2024年JFA・Fリーグ特別指定選手に3選手を認定