ニュース
2016ナショナルトレセン 女子U-14 東日本/西日本 四日間の活動を打ち上げる
2016年12月13日
「ナショナルトレセン 女子U-14 東日本/西日本」、活動最終日となった12日(月)はグループ対抗でのゲームを行いました。この三日間、トレーニングや夜のミーティング、オフザピッチまでともに時間を過ごしてきた選手たち。活動の集大成となったゲームでは、大きな声を出し合い、個々としても、グループとしても三日間の積み重ねをピッチで思い切り発揮しました。全プログラムを終え解散する際は名残惜しい様子を見せ、それぞれの活躍と再会を誓い、笑顔で手を触り合っていました。
コーチ・指導スタッフ・選手コメント
田代久美子 JFAナショナルトレセンコーチ(関東担当)
ナショナルトレセン女子U-14は東西に分かれて四日間のプログラムを実施しました。全日程、天候にも恵まれ、素晴らしい環境のなかで全国から選ばれた120名の選手が切磋琢磨し、互いに刺激を与え合いました。各グループに分かれてトレーニングを行うなかで、初日のぎこちなさや硬い表情は溶け、最終日のゲームでは、各グループがひとつのチームとなって勝負にこだわり、選手同士でプレーを追求したりと、集大成にふさわしい白熱した質の高い攻防を見せてくれました。ミーティングにおいては、記憶に新しいFIFA U-20女子ワールドカップ、FIFA U-17女子ワールドカップの映像を観ながら、世界を意識した日頃の積み重ねが重要であることを学びました。ここで学んだことを日常の中で発揮することで、さらに選手として人間として成長してくれることを願います。今回のナショナルトレセン女子U-14を開催するにあたり、ご協力いただいた全ての方々に感謝申し上げます。
野口翔太 地域トレセン 指導スタッフ(東日本/北海道)
最終日に行ったゲームでは、選手たちが積み上げてきたことを発揮しようと積極的にチャレンジしてくれました。選手たちの学ぶ意欲、姿勢は非常に高く、コーチの指示はもちろん、選手たち自身がトレーニング中に気づいたことを互いに伝え合うことで、積み上げたものがさらに大きく強固になっていったように感じました。選手たちの成長していく姿を間近で見ること、体験することができ非常に嬉しく思います。この四日間で学んだことを、地域に戻って伝えていきます。
小倉咲子 地域トレセン 指導スタッフ(東日本/福島県)
最終日のゲームでは、三日間積み重ねてきたものやチームの絆を、ピッチの上で表現し、全力を出し切ってくれました。どのチームからも気持ちが伝わってきて、観ているこちらが「この選手たちをもっと観たい」と思うほどでした。私の所属する東北地域では、毎年、参加した選手が悔しい表情で地域に戻っていきます。今年は「前向きにトライして、帰ってからも大きく成長できるように取り組もう」と約束しました。指導者である私も、帰ってからが勝負だと思っています。今回ここに集まった選手、スタッフ全員で、有意義で幸せな時間を作り出すことができました。貴重な経験に感謝しています。
髙尾真莉奈 選手(東日本/名古屋FCルミナス)
ナショナルトレセン三日目のトレーニングは攻撃中心でした。攻撃の中でも、シュート、ゴール前の攻防をやり、サッカーで一番大切なゴールを決めるフィニッシュを学びました。その中で、センタリングやパスなどのボールスピードや角度の質、ファーストコントロールでのボールを置く位置、ゴール前への入り方、そしてゴールを決める決定力が大事だと感じました。私はもっと上を目指したいので、そういった基本的なことやシンプルなプレーを常に意識して、普段の練習に取り組んでいきたいと思います。ナショナルトレセンでの貴重な経験を無駄にしないようにしたいです。サッカーが大好きでやっているので、誰よりも楽しんで自分らしさを出していきたいです。
大場朱羽 選手(東日本/JFAアカデミー福島)
四日間を通して、成長したと感じることが二つあります。一つ目は普段一緒にやらないメンバーとプレーをして、最初はうまくプレーが合わなかったのですが、コミュニケーションをとりながら、だんだんとプレーが合うようになったことです。二つ目は、状況に応じて判断を変えるということです。例えばシュート練習の場面では、確実にキャッチするか外に弾いて出すかの判断をすることができました。逆に、課題も多く見つかりました。コーチングでうまく状況を伝えることができなかったり、パスの質だったり、サポートを素早くできなかったりしました。自分のチームに帰っても、できるようになったプレーは継続し、課題を得意なものに変えられるよう意識して取り組んでいこうと思います。
中村三緒 選手(東日本/東海大学付属静岡翔洋高等学校中等部)
この四日間でたくさんのことを学ぶことができました。特に、苦手な守備について、コーチからのアドバイスで少しずつ良くなっていきました。攻撃では、動き出しのタイミング、動き方などたくさんのアドバイスをもらい、良い攻撃ができるようになりました。最終日のゲームに勝利することはできませんでしたが、ひとつひとつの場面で良いプレーがたくさんあったと思います。私の長所である「前線からの守備」ができたことも良かったです。ただ、バイタルでの仕掛けのチャンスで思うようにかわせなかったことはこれからの課題です。学んだことをチームに持ち帰り、今回の課題をクリアして、また新たな課題をどんどんクリアし、さらにレベルアップしていきたいです。四日間、とても楽しかったです。
関連情報
関連ニュース
-
選手育成
2016/12/12
2016ナショナルトレセン 女子U-14 東日本/西日本 3日目の活動を終えるニチバン明治トレセン関連事業
-
選手育成
2016/12/11
2016ナショナルトレセン女子U-14 東日本/西日本 トレーニング2日目ニチバン明治トレセン関連事業
-
選手育成
2016/12/10
2016ナショナルトレセン 女子U-14 東日本/西日本がスタートニチバン明治トレセン関連事業
-
選手育成
2016/12/07
2016ナショナルトレセン女子U-14 東日本/西日本を開催ニチバン明治トレセン関連事業
- 選手育成 2016/11/29 ナショナルトレセンU‐14後期 地域対抗戦 開催報告vol.3
最新ニュース
- 大会・試合 2024/11/22 配信決定 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 プレーオフ2回戦
- 日本代表 2024/11/22 【JFA STORE】最大50%OFF!南野拓実、伊東純也、中村敬斗選手を含む人気アイテムが特別セール!
- 指導者 2024/11/22 2025年度 JFA ゴールキーパーレベル1コーチ養成講習会 女性コース 開催要項
- 選手育成 2024/11/22 JFAとアディダスによるU-12年代の選手を対象とした特別イベント「JFA アディダス U-12 DREAM ROAD キャンプ 2024」を初開催~2024年12月14日(土)JFA夢フィールド~
- 大会・試合 2024/11/22 会場、キックオフ時間変更のお知らせ 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024