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スポーツ救命ライセンス講習会を大阪市で開催

2023年03月01日

スポーツ救命ライセンス講習会を大阪市で開催

日本アスリートライフサポート協会は、2月18日(土)に大阪リゾート&スポーツ専門学校でスポーツ救命ライセンス講習会を開催しました。新規に11名、更新に2名が参加しました。

熱中症や脳振盪(のうしんとう)などスポーツ現場で起こり得ることが多い事象についての対処法について講義を受け、胸骨圧迫とAED(自動体外式除細動器)の使い方、バックボードによる全身固定・搬送については、実践を交えて学習しました。一次救命処置の大切さを知り、AEDへの関心も高まりました。

※AEDのご購入・リースは、「メディカル」の「AEDのご紹介」をご覧ください。
※講習会開催希望の団体は、「講習会を開催するには」の[問い合わせフォームはこちら]からお問い合わせください。

講師コメント

古家信介 医師(JFAスポーツ救命部会員/日本アスリートライフサポート協会)
今回11名の方が新規受講され、2名の方が更新受講されました。既にスポーツの現場で活動されている方やこれから活動を目指す学生などでしたが、講義も実技も大変積極的に参加され、特に実技の間はインストラクターとの意見交換も活発でした。会場が新大阪駅から近いおかげで、広島県からの受講もありました。この講習会がもっと全国各地に広がるよう活動を継続していきたいと思います。

受講者コメント

三浦海さん(サッカー審判員&インストラクター(関西レフェリーフィジカルコーチ))
日頃、試合や審判員のフィジカルチェック、フィットネステストに関わる中で、現場で何か起きてしまった際に「自分には、何ができるのか?」と考えた時、すぐに対応できる知識と技術を学びたいと考え、今回受講しました。
講義では、特に死戦期呼吸の見分け方について、映像を見ることでより理解を深めることができました。また、実技では、実際に自分が傷病者役としてバックボードに乗ることで、乗っている人はどのような気持ちなのか、どういった配慮をすれば安心・安全に繋がるのかを考えさせられる良い経験となりました。今回の講習会を受講して、一次救命処置が選手や審判員の命を守る上で何より大切であることを学びました。現場ではAED設置場所の確認を第一に行い、何か起きてしまった際には今回学んだ知識・技術を生かし、対処したいと考えます。ありがとうございました。

青木翔蓮さん(大阪リゾートリゾート専門学校アスレティックトレーナー科)
今回スポーツ救命ライセンス講習を受けて、改めて一次救命の大切さを知ることができました。僕は今アスレティックトレーナーを目指していて、Jリーグチームのトレーナーとして働くことを目標に日々頑張っています。そこで怪我のリハビリや予防に力を入れることも大切ですが、緊急事態への対応は命に関わることで、選手の命を守るためにも絶対に知っていなければいけないことだと思います。そこで、胸骨圧迫の正しいやり方・回数、AEDの使い方、搬送の仕方など細かい所まで教えていただきました。もしもの事が起きてしまったときに学んだことをどれだけ正確に行い、選手の命を守るかが大切だと思うので、今回学んだだけで終わらすのではなく、復習するなどして、今後のトレーナーとしての活動に生かしていきたいと思います。

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