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【女性審判員特集】なでしこジャパン高倉麻子監督×山岸佐知子審判委員会女子部会長 対談(後編)

2020年12月24日

【女性審判員特集】なでしこジャパン高倉麻子監督×山岸佐知子審判委員会女子部会長 対談(後編)


2021年は東京オリンピックの開催やWEリーグの開幕など女子サッカーは変革の時を迎えます。ここではチームや選手と同様にサッカーを支える審判員にスポットライトを当て、なでしこジャパン(日本女子代表)の高倉麻子監督と元サッカー1級審判員で現在はJFA審判委員会の山岸佐知子女子部会長が自身のキャリアや女性審判員について語り合いました。

オンライン取材日:2020年12月1日(火)

前編はこちら

――審判員と指導者、お互いの印象を教えてください。

高倉 審判員に対してはリスペクト以外の言葉が見つかりません。人間なのでミスもあるでしょうし、選手と一緒で調子のいい日、悪い日もあるでしょうが、その中で試合を裁いてくれるので本当にすごいと思います。ジャッジに関するディスカッションも時間をかけてやられていますし、体力面での厳しい基準がある中、ものすごく節制して取り組まれているんですよ。そうやって厳しいところに身を置きながらやられていることに誇りを持っていただきたいですし、失敗を恐れず、めげることなく、たくさんの素晴らしい女性審判員に活躍してほしいです。

山岸 ありがとうございます。今のコメントを聞いて、恐らく全国の女性審判員はモチベーションがぐっと上がったと思います。私たちから指導者の方に対しても、本当にリスペクトですよね。調子がいい時は持ち上げられて、不振になれば心ないコメントを浴びる立場にいながら自分の仕事を全うされる姿を見ると、すごいなと思います。心の中に動かない石みたいなものがあるんだろうな、といつも感じていますし、同じ女性として勇気をいただいています。

――男性の審判員や指導者の方との違いを感じる場面はありますか?

山岸 私が育ってきたところは、男女関係なくできる人がやればいいという環境でした。能力がある人が、女性だからというだけで排除されるのはよくないですし、できる人、やりたい人にちゃんと選択肢が与えられることが大事だと思っています。女性審判員は、トップリーグでもグラスルーツでも家事や子育てと両立させている方が増えています。「これがあるから頑張れる」という姿を見ていると、本当にサッカーが好きなんだな、と思いますよね。

高倉 私の周りにいる指導者や関係者の方は本当に男女関係なくサッカーを認めてくれて、なでしこジャパンに対して理解を示してくださいますが、ふとした瞬間に「やっぱり差があるな」と感じることはあります。最近はよく「女性活躍」などと言われていますが、何かしらアクションを起こせないのであれば簡単に口にしてほしくはありません。サッカーは男性のスポーツとしてスタートしているのでやむを得ない部分はありますが、欧州のビッグクラブも女子チームを持つようになりつつありますし、今はまだ発展の途中なんだと思います。

――女性審判員、指導者として注目してほしい点を教えてください。

山岸 男女というところで差は付けたくないんですけど、恐らく女性って他人の面倒を見たり、細かいことに気づいたりということが得意だと思うので、選手へのちょっとした気遣いや細やかな対応など、みんなが気持ちよくサッカーを楽しめるような配慮ができる審判員が増えてほしいです。

高倉 女性でもサッカーの質や深みが分かる選手はいますし、何ができて何が不足しているのかを見極め、引き出してあげるという指導者の能力にも男女差はないと思います。ただ、女性が女性を指導する場合、同性だから分かることもたくさんあると思っています。

――来秋にはWEリーグが開幕します。プロリーグができることで、女子サッカーに期待することを教えてください。

高倉 私は“世界一のリーグ”になることを期待しています。プロリーグが開幕していろいろな面を活性化させて、今まで以上にグラウンドレベルを高めるのは選手自身の努力だと思いますし、クラブ側も、例えば海外の代表クラスの選手をたくさん呼んで、国際色豊かなリーグを目指してほしいと思っています。そうすれば、おのずとなでしこジャパンも世界一に近いところにいられるはずですから。選手や運営側だけではなく、指導者や審判員、みんなの努力で変わっていけると思います。

山岸 選手を支える存在が審判員ですが、我々の仕事はその審判員を支えることだと思っているので、選手の皆さんが本当に精一杯プレーできる環境を整えてあげられるよう、縁の下の力持ちになることに注力していきたいです。皆さんが期待しているのは、いい意味で審判員が目立たない試合、選手が本当の意味で主役になってくれる試合だと思うんですよね。女性審判員はいろいろなものを抱えながらみんなすごく頑張っています。その意味では注目してほしいんですけど、試合では審判員に観客の目がいかないような形になればいいかなと思います。

――最後に、社会で働く女性へのメッセージをお願いします。

山岸 皆さんそれぞれ従事していることって、環境はどうあれ好きだからやっていると思うんですね。好きなことができるってすごく幸せだと思うし、希望したからそこに身を置けるわけでもないと思うので、自分が好きなことをとことんやれる幸せを感じてほしいと思います。

高倉 社会の中で、女性だからということで嫌な思いをすることは、第一線で働く人ほどあると思います。選手にもよく言うのですが、他人から受ける評価はものすごく大きなものではありますけど、信頼できる仲間といい仕事ができる、いい時間を過ごせるということに喜びややりがいの比重を置いて、自分を表現し続けていってほしいです。

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